知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

申し訳ないことをした・・・

2019年12月16日 | Weblog
事業所の拡大に伴い、他の圏域へも利用者の募集を拡大したわけだが、実際にはその新たな事業所(店)が、経営難でそこの店長さんも、それほど利用者の受け入れを承諾していない状況。

私は、何度も管理者に「このまま”利用者の募集”を、本気で継続してもいいのか?」ということを確認しましたが、その時点では、「任せる」だったのですが・・・。


私自身も、実際にその新しい(と言っても、利用者受け入れ対象の事業所として新しいだけで、店自体は古い)店に、訪問し、店長とも個人的に話したりして、状況を把握していました。
店長も辞めたいが、今は「辞めるに辞められない、中途半端な状況」を説明されていた。

おまけに、こちら側の職員が毎朝援助に行って、ようやく維持出来ているような状況が、いいわけない・・・。(大きな矛盾が生じている・・・と以前にも投稿しました)


結局、管理者の言葉通り、様々な支援センターや事業所、支援学校等に挨拶に行き、前向きに利用者を募集すべく、活動していたわけですが・・・


先日、実際に、支援学校の生徒さんが実習したいと、正式文書で申し込まれました。(支援学校の進路の先生経由です)


今月、見学し、来月実際に実習するという計画書が来て、いよいよ前向きに動くかな?と思っていたところ、上記の話で、つぶれました。


他の圏域の店は、今 実習を受け入れられる状況じゃあない・・・とのこと。


しかたなく、支援学校に連絡し、お断りの返事を・・・。当然、すでに契約書も正式に出されている状況です。実習される本人さんも、その気になっていると思います。
ところが・・・。


まあ、会社組織なので、経営面や実際に受け入れる店側の体制が出来ていないのは、分かります。

私は、それ以前から心配になり、何度も確認しましたが・・・


ほんとに、支援学校の生徒さんや先生に申し訳なく思います。


こういう部分が、この業界で活動していない管理者(あくまでも経営者的発想です)なので、現場がどういうふうに動いているかを知らない。


この状況で困るのは、現場で活動する生徒さんであり、支援学校の先生です。


私が、遠くまで行って、支援学校の先生や支援センターにお願いしたのが、全く無駄になっています。



よくよく聞くと、また新たな事業を始めようと考えているようで、それはそれでいいのですが、この中途半端な状況を、うまく説明してほしいですね。


私も、長年、この業界で活動してきて、一度動きだすと、止まれない・・・訳です。


こういう部分が、未だに納得出来ない。


おそらく、こういう情報は回りまわって、悪い意味での受け入れ側が、あまり「あそこは、よくない」という感触が出てくると思います。


私が、苦労して回ったことが、無駄になる訳です。



A型って、結局経営者の問題で、様々な事象が起きているのが分かります。B型との違いは、この辺だと感じます。


国も、表向きは、就職出来ない障害者のためといいながら、その現実の施策は、見合ったものになっていないのが分かります。

恰好(表向きの形)だけなんですね、結局。

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