知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

短大の実習生が来ました。

2010年02月13日 | Weblog
利用者の方にとっては非常に嬉しい実習生が来ました。一応、今週で実習を終えて、帰られましたが・・・



今回は3名の実習生で、10日間の間(前半は例のインフルエンザ騒動で、自宅から通いで、後半は宿泊で)滞在されました。

年に数回(宿泊する実習生と、教職免許を取られる1週間の実習もあります)来られます。


私も今まで、何回となく実習生を担当し、実習簿のコメントを書いたりしましたが、毎回、それぞれにいろいろな方が来られます。非常に積極的で、どんどん利用者に話しかける方、逆におとなしくて、なかなか馴染めない方、まだ19歳(ほとんどがこの世代の方ですね)なのに、もう大人の対応をされる方・・・さまざまです。


まあ、せっかくこうした知的障害者施設で実習出来る機会が出来たと思って、出来るだけいろいろな知識や経験を得て欲しいと思うのですが、それはこちら側の気持ちだけで、ただその期間をだらだら過ごされる方もいれば、遅くまで利用者と関わって過ごされる方も(一応、実習時間は夕方5時までなんですが、晩の8時頃まで一緒におられる方も・・・)、当然こちら側も実習簿の評価が違ってきますね。


さあ、今回は・・・?


どちからといえば、大人しい方の感じだったかな?


利用者の方は、ちょっとテンションが上がり、嬉しそうに話かける方や自分のほうに目を向けて欲しくていたずらをする方、中にはコミュニケーションの取り方が悪くて、実習生の髪を引っ張ったりする方もいて、実習生も対応に困っていました。


まあ、それも実習の一部といえば、そうでしょうが、知的障害者のイメージも悪くなる可能性ありありです。それでも、ほとんどの利用者の方は、歓迎モードで、普段なかなか見せてくれない笑顔やいい表情もあったりで、また違った面が見えることもあります。



最近は、福祉関係への就職者も(この不況でも)少ないと聞きます。

こうした、実習を活かして施設を理解し、幅広く福祉関係へのかかわりを増やして欲しいものです。


ある意味、実習生への期待感もそこにあると思います。



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