good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「3時10分、決断のとき」その2

2009-08-08 23:32:44 | クリスチャン・ベール
「3時10分、決断のとき」について、再び。
1957年公開の西部劇「決断の3時10分」のリメイク。もとの作品は未見だけど、ラストが違うらしい?

良いらしいと聞き、期待して、新宿まで行って初日初回を見てきたわけです。
期待以上に素晴らしかった!
新宿まで行った甲斐があった。行って良かった。とても満ち足りた気持ちだよ。
映画らしい映画を見たというか、正統派の映画を見た感じがする。

今までラッセル・クロウの出演作は「ワールド・オブ・ライズ」くらいしか見たことなくて、
いまいち良さが分からない俳優だったけど、今回で認識を改めました。他の作品を見たくなった。
なんだろう、男臭さや包容力?そういうのがあるのかな。
ユマ(この映画の原題は3:10 to Yumaというので、短くしてユマ)のラッセル・クロウは、
悪のカリスマの魅力たっぷり。
クロウ演じるベン・ウェイドは悪行の限りを尽くし、へまをした仲間を容赦なく殺すような
非情な人間なのに、繊細さや愛嬌を感じさせる。
ウェイドは愛想が良く、人心掌握も巧みで、ダンの息子や妻も惹きつけられてたねぇ。
私は、クロウはかっこいいと思ったけど、役柄のウェイドにはあまり魅力を感じなかった。

で、クリスチャン・ベール。
とても良かったよー。
相変わらず受けの演技らしい。「キネマ旬報」のレビュー?でそう書かれていて、納得した。

ベールが演じるダン・エヴァンスは、南北戦争で片足を失った牧場主で、借金の返済に追われ、
妻に失望され、上の息子には軽蔑の目を向けられている。
そんな状況を変えようと、200ドルの報酬のために、ウェイドの護送を申し出る。
切羽詰まった男の焦燥感。
子どもはこういう父親を軽蔑するもの?こういう夫に妻は失望するもの?そうなのかなぁ。
そのあたり、見てて腹立たしかった。
でも、自分が妻や子の立場だったら、駄目な夫、父ってことで、やっぱりああいう態度になるのだろうか。

性格も、これまでの人生も立場も異なるウェイドとダンが、徐々に信頼関係を築き、
共感していくのが、この映画の見所。
不思議な関係だよね。あの二人。

ウェイドを奪還するために頑張ってたチャーリーがウェイドに殺されたのはちょっと
かわいそうだった。チャーリーには事情が分かってなかったんだからさ~。
あと、関係ないけど、馬に乗りたくなった。
これって、クロウやベールも実際結構乗って演じてるのかな?

ダンがそれまでずっと語らなかった足を失った状況をウェイドに告白し、何も誇れるものがない、
というようなこと(うろ覚え)を言ったところとか、涙目になった。最後に息子が父さんを尊敬する、
と言ったところでも。
見終わって、胸が熱くなりました。
良い映画だった。

長くダラダラと書いてしまいました。反省。。。
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NHK土9ドラマ「リミット」最終回

2009-08-08 21:54:00 | ドラマ
NHK土9ドラマ「リミット~刑事の現場2」最終回、「最後の審判」を見た。

あらすじ(公式サイトより)
黒川(ARATA)は、茉莉亜(加藤あい)を誘拐したまま行方をくらました。
冷静さを失って暴れる啓吾(森山未來)は、強制的に捜査から外される。
そんな中、黒川が「ある男の行方を探して欲しい」と要求してくる。
東野(杉本哲太)は黒川との取引に応ずるべきどうか悩むが、 梅木(武田鉄矢)が
ひそかに男の行方を探しあてる…。

ああ。面白くなくなっちゃった。残念。

森山未來が酔っぱらいの演技に見えてしまった。ごめんなさい。
加藤が「愛を武器に戦っていきますよ」なんてこっぱずかしいことを以前のように
言えるようになっちゃったのはなんで~?
まりあの言葉で救われたってことなのかー。

また今回も黒川が、まりあの恋人をひき逃げした犯人の居場所を突き止め、捕まえて、
まりあに会わせるというスーパーな活躍を見せたねぇ。
黒川はひき逃げ犯の弁護を担当した弁護士に連絡して、犯人の居場所を突き止めたらしいけど、
弁護人が誰かもなかなか分からないだろうし、仮に弁護人が分かって、被害者の遺族を名乗ったら、
弁護人は、元被告人の連絡先を教えるものなんだろうか。無理っぽい。

加藤は結局大してダークサイドに落ちなかったねぇ。
梅木も丸くなっちゃったしさー。
第1話の密度が懐かしい。

最後は、梅木が金八になってた…。
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本日の予告編2

2009-08-08 17:26:59 | 映画
「HACHI」の前の予告編。

カムイ外伝
ココ・シャネル
スノープリンス(?うろ覚え)

あ~あと何の予告があったっけ…。忘れてしまった。
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「HACHI 約束の犬」

2009-08-08 17:12:55 | 映画
評価:★★★

リチャード・ギア主演「HACHI 約束の犬」字幕版を見た。

秋田犬のモフモフ加減がたまらない\(≧▽≦)丿
リチャード・ギアはただの犬好きにしか見えない!(褒めてる)

見ていてだんだん涙がぽろり、ぽろり、と…(T^T)
ハチが、ただただ飼い主好き好き大好き!!!なのが切なくて切なくて…。
最後の方で、ああ、平気そう、と思ってたら、ハチが若いころの姿で飼い主と遊んでいる
回想シーンで涙がぶわっと。。。
ううっ。
電車内でまた泣きそう…。

でもお涙頂戴の演出ではないです。
ワンコかわゆいです。
飼い主の妻や娘の無責任さにちょっと引いたけど。
行きなさい、さよならって、あれはハチを捨ててるのでは…?

リチャード・ギアの「ハァチィ~」という呼びかけがいい。
吹き替えでは見てないから分からないけど、字幕版がおすすめ。
字幕版上映館は極めて少ないけどねー。
配給会社は子ども向けと考えて吹き替えばかりにしてるのかもしれないけど、
特別子ども向けというわけじゃないと思う。

新宿ピカデリーは初日に字幕版に最大スクリーンをあててたけど、私が見た回は前の方の
ブロックは全然埋まってなかった。
最大スクリーンをあてるのは、ちょっと間違っている気がする。。。
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本日の予告編

2009-08-08 14:02:28 | 映画
「3時10分、決断のとき」の前の予告編。

カムイ外伝
ココ・シャネル
ウルヴァリン
サブウェイ123
里山
キャデラック・レコード

ほんとにサブウェイ123の予告は毎回見るなぁ。
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紀伊国屋書店

2009-08-08 13:45:36 | 漫画・書籍
映画の時間待ちで紀伊国屋に行ったら、高村薫さんの「太陽を曳く馬」上下巻発売されてた。
あと守り人シリーズの文庫の新刊もやっと出たのね。
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「3時10分、決断のとき」

2009-08-08 13:42:18 | クリスチャン・ベール
評価:★★★★☆

ストーリー
地主からの嫌がらせで、馬小屋に火を放たれたダン・エヴァンス(クリスチャン・ベール)一家。
営んでいる牧場の生活は苦しくなる一方で、ダンと家族の溝は深まっていた。そんな折、
卑劣な悪事を繰り返すベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)が逮捕され、3日後の3時10分発の汽車で
ユマの刑務所へ連行されることに。危険な道をたどるウェイドの護送を、ダンは男の誇りに懸けて
引き受ける。(シネマトゥデイより)

ジェームズ・マンゴールド監督
ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベール他出演

見ました!「3時10分、決断のとき」!
評判通り、すごく良かった!!
詳しくは後で書きます~。

なんかこう、正統派のちゃんとした映画を見た興奮があるよ~。
初めのうちは、夫・父親(ベール)を軽んじたり、失望したり、ウェイド(クロウ)に魅力を
感じてるらしき妻と息子にいらついたけど、それがあってこそ、最後の息子の言葉に感動するのかなぁ。

新宿ピカデリーの9時50分の回は満席だった。劇場に着いた9時半ころには完売してたよ。
ネットで買っておいて良かった。
都会はすごいなぁ。
西部劇で、リメイクのせいか、年配の人がかなり多かった。
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早起き

2009-08-08 06:21:37 | 雑記
上京のため平日より早起き(ρ.-)

ニュースによると、お盆の帰省ラッシュが始まっているとか…。
えっ!もう!?
びっくりだー。早いのね。
私は今年は、なし崩しにお盆休みがないような気がする(T^T)
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