good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ダークナイト ライジング」その2(ネタバレ注意)

2012-07-29 11:10:29 | クリスチャン・ベール
昨日「ダークナイト ライジング」について昨日書いたけど、クリスチャン・ベールについて何も書かなかった(^_^;)
ネタバレ注意です。

わりとベール好きなんです。ブルース役もわりと好きです。
自作スーツを着て悪者退治をしようと思いつく大富豪とかキチ○イとしか思えない生真面目さ?、レイチェルが
自分を選んだとガチで信じてる純粋さ(ある意味これもキチ○イ)、完全無欠の無私っぷり等々。
いいよね。
心配するアルフレッドの気持ちに同調しまくり(笑)。
ブルースの無私っぷりが心配だったので、最後にはとても満足しました。

今回はビギンズに続いてブルースの物語で、出番もたくさんあるけど、どうもベールは主役としての印象が薄い
感じがする…。
「ダークナイト」のジョーカー(ヒース・レジャー)に比べて、今回のベイン(トム・ハーディ)はそんなに
強烈ではないけど。

ビギンズもダークナイトも、ブルースのそばにアルフレッドがいて本当に良かったと思っていたので、今回
アルフレッドが途中で離れたのには心底ガッカリしたよ…。ガッカリというか、悲しいというか…。
アルフレッドが、あれくらいのことで(結構シビアな状況だったけど)、本当にブルースのもとを去る選択を
するものかなぁ。
一晩経って、私のTDKRについての不満は、アルフレッドの扱いのせいかもしれないと思えてきた…。

ぽっと出の資産家?(マリオン・コティヤール)にころっと転ぶのは、純粋なお坊ちゃまだから仕方ないの?(^_^;)
そんなぽっと出の女では動機付けには弱いし、その正体が分かっても、ブルースには特に葛藤もなさげ…。
実際は話の都合だけどさ~。

トム・ハーディは、目が優しげでどうも怖く見えない(-.-;)
変なマスク付けてて、あのぽってり唇が見えなくてもったいない。演技上もハンデだよね。
ベインは闇の同盟の狂信者なのかと思ったら、最後にすごく分かりやすい理由が出て来て、一気に陳腐化して
ガッカリだった。

バットマンが最後にゴードンに、幼いころにゴードンがしてくれた言動を伝えて、正体を明かすとともに、自分に
とってのヒーローがゴードンだったことを伝えるシーンはグッと来るよね。
ゴードンがブルースのヒーローであり、そのブルースがブレイクのヒーローであり、次世代への継承というのも
一つのテーマなんでしょうね。

色々不満があるんだけど、でも映画の最後にぐわっと来た色々ないまぜになった感動(感動なんだろうか…)は
貴重な経験でした。
コメント (2)
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