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『私が死んでもEXAMは残る。』(EXAM弱体化提案)

2011-09-20 02:37:00 | アーケードゲーム ガンダムカードビルダー
『EXAM』系能力はゲーム中強力な効果で大人気ですが、「これは強過ぎ」と感じる点が一つあります。

それは「回避」に対する補正。

以前も書きましたが、「機動」「回頭」「命中」、場合によっては「攻撃力」を強化するのは仕方無いにしても、「回避」の大幅強化は酷過ぎ。
機動に劣るメカニックでようやく追い詰めたミリ残りのEXAM機がマシンガン全弾回避とかはやるせなくなります。

そこで「回避」強化するにしても上限を付けるのはどうでしょうか。

しかし「EXAMが強いのは当たり前、修正する必要なんて無い。」という考えもあるでしょうから、EXAMそのものについて検証し論理的な修正方法を考えて見ます。

それでは、まずはEXAMについて。


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【EXAMシステム】※wikiより転載

EXAMシステムは、「ガンダムシリーズ」に登場する架空のシステム。

セガサターン用ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』で初登場。ブルーディスティニーシリーズ及びイフリート改に搭載された特殊な戦闘用のオペレーティングシステムとそれを実行するためのハードウェアを指す。ゲームでの声優は雪乃五月(現:雪野五月)。



[開発経緯]

ジオン公国軍のフラナガン機関でニュータイプを研究をしていたクルスト・モーゼス博士は、ニュータイプの驚異的な戦闘力を知り、やがて一つの考えに取り付かれるようになる。
ニュータイプが人類に代わる進化した存在であるのなら、進化に取り残されたオールドタイプは、かつて現人類に滅ぼされた旧人類のようにニュータイプに駆逐されるのではないかという強迫観念である。

危機感を持ったクルスト博士は、オールドタイプでもニュータイプを倒せるシステムの開発に着手する。
そしてそのシステムは、テスト中に発生した偶発的な事故でニュータイプの少女「マリオン・ウェルチ」の戦闘データをコピーしたことによって完成する(この事故でマリオンは意識不明となった)。
クルスト博士はシステムにニュータイプを裁くための (examination) システムとして「EXAMシステム」と名付けた。

このシステムはイフリート改に搭載され、テストパイロットであるニムバス・シュターゼンの手によって驚異的な機動力・戦闘力を発揮した。
しかし、イフリート改はシステムの性能を発揮するには能力不足だった。
そのためクルスト博士は、EXAMシステムのデータを手土産に連邦に亡命する。彼にとっての敵は「ニュータイプ」であり、それを倒すためならジオンも連邦も関係がなかったのである。
連邦軍において陸戦型ガンダムをベースに3機生産された試作機体は、ブルーディスティニーとして完成を見るが、当のクルスト博士がEXAMシステム回収の任を受けたニムバスによって殺害され、またシステムが搭載された4機のMSが全て破壊されたため再現が不可能となり、歴史の闇に消えることとなった。
ちなみにマリオンは全てのEXAMシステムが破壊されたのと同時に意識を取り戻したという。

なお、ゲーム『ガンダムネットワークオペレーション』では、クルスト博士の亡命を阻止し引き続きジオン公国で開発が続けられたという架空展開のもと、EXAMシステムを搭載したギャンもしくはゲルググが登場する。


[システム概要]

EXAMシステムはモビルスーツの頭部に搭載されるが、初期型EXAMを搭載したイフリート改はベース機のイフリートと比較してかなり巨大な頭部となっている。

また、後期型EXAMを搭載したジム・ブルーディスティニー1号機は通常のサイズの頭部だが、開発ベースとなった機体が陸戦型ジムから陸戦型ガンダムに切り替わった際にわざわざ陸戦型ジムの頭部を陸戦型ガンダムに移植している。このことから、EXAMシステムとは単なるOSではなく特殊なハードウェアも含めたシステムであると考えられる。
尚、これを暴走(あるいはニュータイプ殲滅の為の正常動作)させたブルーディスティニーはカメラ部分が緑から赤に変化する。
暴走状態になったシステムはコンピュータからの指示に機体の動きを近づけるため機体性能の限界(小説版では120%という言い回しをしている)を引き出してしまい、稼動部や動力部への過負荷によっていつオーバーヒートを起こしてもおかしくない危険な状態に陥ってしまう。

EXAMシステムは人間の脳波を電磁波として捉え、その中のいわゆる「殺気」を判別し敵パイロットの位置の特定や攻撃の瞬間を察知して回避するという、ソフトウェア的にニュータイプに近い戦闘動作を行わせるものである。
この基本概念を理解しない者にとっては「搭載された機体に驚異的な性能を発揮させるOS」でしかないが、ニュータイプの脳波を検知した場合、パイロットの制御を無視してニュータイプの殲滅を開始する。
これは暴走ではなく開発者(=クルスト博士)の意図した正常な動作である。
しかし多数の人間の死と殺気を感知した場合(戦場では頻繁に起こりうる)でも同様の反応により無差別な殺戮を開始し、こちらはクルスト博士の意図しなかった本来の意味での「暴走」といえる。
また、戦場にEXAMシステムを搭載した機体が複数存在した場合にはお互いをニュータイプと認識して同士討ちを開始する。
このためEXAM搭載機は単機で敵集団に対し狂戦士的に戦う乱戦において最も威力を発揮し、実際に1号機・3号機による敵基地突入が行われている。

前線でのテスト中に頻発したEXAMシステムの暴走を制御するため、ブルーディスティニーを担当した技術士官アルフ・カムラはブルーディスティニーの1号機と3号機にリミッターを取り付け、本格的な暴走に突入する前にシステムが停止するように発動時間に制限をつけた。
だが、この時点でアルフはEXAMの真の目的に気づいていなかったため対ニュータイプシステムについては手付かずのまま放置されていた。

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ご覧のように『EXAM』は『テスト中に発生した偶発的な事故でニュータイプの少女「マリオン・ウェルチ」の戦闘データをコピーしたことによって完成』したもの。
なので「マリオン・ヴェルチ」の能力を上限に考えるのが妥当だと思います。
あと、ビルダーではアムロよりマリオンの方が能力が低く設定されている為、EXAM発動した機体がアムロを超える事も無いと思います。

かといって、せっかくの強力なシステムを気に入っているプレイヤーも多いでしょうから、最初に書いたとおり「回避」に限定して、上記設定に沿って修正していきます。


まず


①EXAM効果での回避補正は「搭乗パイロットの「回避」値への上乗せ」とする。

その上で、

②EXAM効果でのパイロット「回避」は、「搭乗パイロットの「回避」値」と「マリオン・ヴェルチの素「回避」値(22)」のうちいずれか高い方を上限とする。


というのでどうでしょう。

これだとアムロ以上に回避する事は無いですし、かといって「回避」強化しない訳でも無い。
また、搭乗パイロットが「回避」育成されて「マリオン」以上の「回避」値になっていても問題ありません。

個人的には「命中」補正も、この方法で限界を設定して欲しいですが、やり過ぎる弱体化はバランスを崩しかねないので、「回避」に限定させるのがちょうど良いのかもしれません。