今年の【HGUC決選投票2023】で皆さんはどのガンプラHGUCに投票されたのでしょうか。
「HGUC決戦投票」で1位に選ばれたのは、コチラ!
「HGUC決戦投票」で1位に選ばれた「HGUC デンドロビウム」はプレバンで受注生産型式のように、在庫切れなく一定期間受注してました。
現在は受注終了してますが、当時注文していた方のお手元にはそろそろ到着する頃かと思います。
プレバン受注は終了してしまいましたが、12月16日より一般再販も開始。同時にガンダムベースでも店頭販売を始めました。
プレバンで注文を忘れてていたり、悩んでいるうちに買いそびれた方も手にとるチャンスがあります。
しかし、一般再販は飛ぶように売れています。
まだ「ガンダムベース」各店には在庫あるようですが、量販店・専門店では仕入日開店数分で売り切れも多いようです。
欲しいけどまだ購入できていない方は、早めにガンダムベースへ行かれることをオススメします。
さて、この「HGUC デンドロビウム」は元祖巨大HGUCとして有名な巨大模型。
ネオジオングと並んでⅠ/144スケール最大級のプラモデルです。
かつては、その大きさ故に憧れるものの購入を躊躇する方も多く、発売後数年は量販店・専門店で棚の守護神として陳列され、年末セールで半額になる姿も見かけた商品です。
かくいう私も「憧れるけど、置き場所どうすんだこれ。」と発売時はスルーしてました。
しかし、そんな「HGUC デンドロビウム」も、最近では「ヤ○オク!」等では定価を超える高額取引もされていました。(再販決定後は大分落ち着いているようです。)
これら高騰を生み出しているのは「この商品を買い逃したら、次はいつ買えるかわからない」という「枯渇感」だと思います。
かつては量販店で売れ残り棚に並んでいたガンプラが昨今のブームで消え去り、「欲しいガンプラは量販店でいつでも買える」という安心感が崩れました。
極論「資金さえあれば、自分の倉庫のように量販店から定価以下の割引価格で買ってこれる」という麻痺した感覚まで持ってしまうほどの買い手市場は、コロナの巣籠もり需要による空前のガンプラブームと転売屋の助長によって極端な売り手市場に裏返ってしまいました。
市場から商品が消え「手に入らない」という飢餓感が消費者に生まれ、そこから我先に買おうとするムーブメントが発生しました。店頭には行列ができ、1個のガンプラに多くの人が群がり、騒動になるまでの現象に発展。
俗に言う「パニおじ現象」が生まれました。
かつて、このブログでも「パニおじ現象」と名が付くより前に、ガンプラの枯渇感からくる極度の人気に懸念を感じた記事を書いたこともありましたが、ガンプラ市場は正に「転売屋」とならんで「パニおじ現象」が社会現象になってしまいました。
私もガンプラ購入するために店頭に並んだ事もあり、その時の「ガンプラを購入するための苦労」を考えると「パニおじ現象」となる心理も理解できるのですが、モラルを逸脱した行き過ぎた行為には気をつけたいものです。
バン○ム様の工場増設やプレバンやガンダムベース等を駆使した販売網の工夫から、大分「枯渇感」も和らぎ店頭にガンプラが目に付くようになりましたが、まだまだガンプラブームは続いています。
師走の忙しい時期、これからも「転売屋」や「パニおじ現象」環境の中、賢くガンプラと付き合っていきたいですね。
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