Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
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ただし、今回はもう手遅れのところが出てきていますけどね。

最近、フランスと(あの)ブラジルで検査が無料になったそうです。
一方、ニッポソはGoToトラベルを続けるそうです。医クラのアホ達はうれしいでしょ?
ああ、あべ君は長崎でまたコピペを読んだそうです。居なくていいよ。

それでですね、「感度」についてちょっと。

反検査カルトと言えば、特異度と感度でテキトーな話をするのが感染を防ぐことより大大大好きなわけですが
「検査の感度が70%」と言っている人がいますよね。たくさん。
これっておそらく、「ランダムに70%」(3割が偽陰性になる)と思っている人と、そうじゃない人がいると思うのです。
前者はおそらく反検査脳に多くて、後者は拡充派に多いと。
いやわたくしもですね、あの界隈はあほなのでめんどくさいからテキトーに「擬陽性30%だって2回やれば9%になるだろ」とか言ったりしているんですが、実際にはそうはならないだろうと。
本当の陽性者を100人検査して、「感度70%だから30人偽陽性が出るもん」という話なんですよね。なかにはもっとバカな人がいると思いますが、メンドーなので。
「2回やれば9人で済むじゃねーか」というのは、ランダムに3割はずれ(偽陽性)が出る場合です。
2回やると、49人は2回とも陽性、9人が2回とも陰性(偽陰性)、21人が1回目陽性で2回目が(偽)陰性、あとの21人が1回目は(偽)陰性で2回目が陽性、という期待値にあるわけですわね。
ランダムなら。

しかし、実際に偽陰性になるのは、というかなるとすれば、感染してすぐか、あるいはかなり時間が経った後ですよね。
PCRで偽陰性が出るとすれば、それは検体に入っているウイルスの量の問題なんですよね。まあ、ほとんど有るか無いかですけども。

ウイルスの量については、依然、世界的なコンセンサスはいわゆる発症前の2日前ぐらいがウイルス量のピーク、つまり最も感染させやすい時期と。
あとは、少し前にリンクしましたが、発症の5日前ぐらいからウイルスが増えて感染させたり検査で陽性になったりして、発症時がピーク、そして発症後5日ぐらいまでがだいたい感染させることができる時期という説。(発症後6日以上たってから感染させたケースが見当たらないと)
いずれにしても発症前の何日間かはウイルスの量が多くて感染させやすく検査も陽性になる時期があるわけです。
だから偽陰性についても、時期によるわけで、それならばあることはあるから一概に否定はできないという話なんですが、医クラの多くはバカなおでそこからまずわかっていないですよね。
感度についてもパーセントではなくて量(数)で、表わすべきなんですが、多分検体に「有る」だけでほぼ陽性になるでしょ。

だから上のランダムで70%の話と違って、100人の陽性者を2回検査してもおそらくはほとんど違いが出ないであろうと。
時期をずらすなどしてでやるしかないんですね。
それと、いったん「発症」した人の検査で陰性が出たらまずもう陰性にしかならないし発症から6日以上経っていれば(仮に感染していたとしてもうつす可能性もまずないので)再検査も必要ないでしょう。
ただし、発症の原因は知りたいところでしょうけど。
ちなみに韓国では精度が98%とかいっていたし、イギリスでも精度は95%とか言ってましたよ。
「70%」というのはDP号の人たちを診た自衛隊中央病院の人の「感覚」(本人談)でしかないんですよね。
それも検体は咽頭からだけ。罹患(陽性確定)から2度の陰性を経て再度陽性になった例を偽陰性とするなど、ちょっと数字の取り方があやしい例。結果としてこのことが論文などにはなっていませんよね。(あったら失礼)
あと発症前日33%とか言ってるあほがまだいるんですね。あの外れ値的な1例だけを用いてベイズ推定を使った変な論文(というか寄稿)を見て言ってるようですが、あれに注目しているのはニッポソ人だけです。
外れ値は統計では使いません。

こういうのもあるんですね。
「同量のウイルスを保持」
無症状でも発症者と「同量のウイルスを保持」=韓国研究
無症状の人でもかなりウイルスの量は多い人もいるし子供は無症状でも大人よりウイルスが多いというのも先日出ていましたが、ううむ。
無症状でもウイルスを2週間以上保持
1886件の検査結果を調べたところ、検査を受けた時点で無症状だった感染者(その後も無症状だった人も含む)からは、発症者と同量のウイルスが検出された。
また、無症状の感染者が検査で陰性となるまでの期間の中央値は17日と、無症状でも非常に長い期間ウイルスを保持することが分かった。なお、発症者の期間の中央値は19.5日で、無症状の方がわずかに短い。
今回の調査は治療センターのデータを元にしているため、重症患者は含まれていない。また、対象となった感染者は全体の平均よりも若く、健康状態も良好だったという。

まあ、若い人なんですが。
だから、早めに(症状の出ないうちに)陽性者を見つけるべきですよね。
ということが医クラにはわからない。

この医クラの人、面白いですね。
医クラさん
①診察もなく100万人に検査したら偽陽性者があふれ返る、というのは研究論文にするまでもない医学の常識です
「研究論文にするまでもない日本の常識です」という愛国者様が大勢いますよね。
くどいですが、PCR検査では事前確率が低いことで偽陽性がたくさん出るという理屈は全くなりたちません。
誰も感染していなかったら、コンタミは起きないですし。
他の原因は事前確率とは関係ないですし。
マジで武漢とかニュージーランドのこととか知らないんでしょうね。実際、医クラでは知らない人が多いらしいです。
ネトウヨと同じ道を歩んでいます。

そこで、ニュージーランドのCOVIDデータ
ニュージーランドのCOVIDデータ
ほとんど陽性者がいなくなってからの検査数に注目。
たくさん検査しているんです。
実は国内では100日間感染者が出ていません。検疫で出るので国としてはゼロではないんです、日本のばあい、検疫では毎日10数人ですかね。
1%。ニュージーランドでは検疫が100%。韓国も半分以上が検疫ですね。

ニッポソの検査数。
ニッポソ
国内における新型コロナウイルスに係るPCR検査の実施状況(2月18日以降、結果判明日ベース)
7月26日以降が日々の検査数で、その前は週毎になっていますが、
週間で4月に5万台だったのが、その後減ってますよね。
そして感染者が増えてきてからまた増えています。
頭悪いでしょ。
「事前確率が~」とか言ってるあほがいるから。
事前確率が低くて済む時にきっちりやっておけば、増えることもないんですよ。
結局、感染者が増えてきて、それに合わせて検査数もどんどん増えて間に合わなくなってきているわけですよ。余計な手間が増えるし、重傷者も死者も増えます。
なんでこんな単純なことが分からないバカ者が多いんですかね。

日本と韓国とニュージーランドの新規感染者数の推移。
3国比較
「日本モデル」を韓国とNZと比べてみる。WHOより。
明らかですよね。
日ごろからマメに検査していれば、検査数も感染者数も重症者数も死亡者数も増えないんです。もちろん暗数も。
よほどのあほでない限りわかる話だと思うんですけどね。

今日は、島根県の高校で91人のクラスタが出たそうですね。
見つかってよかったです。

島根の高校91人
9日夜までに149件のPCR検査を実施し、うち91人が陽性だった。
まさかコンタミでは?


ああ、忘れてた。昨日の鈴木貞夫という人、やっぱりそうでしたね。
子宮頸がんワクチン接種被害事件をめぐって
6.名古屋市の調査データ解析速報の問題点
のところにありました。
2015年9月に名古屋市では予防接種対象者約7万人(被接種者5万人、非接種者2万人)を対象とするアンケートを実施し、同年12月に調査結果の速報を発表した(調査担当者は、鈴木貞夫・名古屋市立大学教授)
ワタクシも以前この調査の結果をリンクしたんですが、その後、その結果は不採用になって、今見たら消えてましたね。
接種群(5万人)と非接種群(2万人)の非接種群の年齢のほうが高くて、その年齢分の補正をするのに数字のいじり方が極端すぎて異常な結果が出たんですが、あれを出してしまう感覚がおかしいと思います。
トンデモですよ。


前奏曲とフーガ
Bach - Prelude and Fugue BWV 894
バッハの前奏曲とフーガといってもたくさんあるんですが・・
平均律クラビアは全部前奏曲とフーガの組み合わせだし・・

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