Do you really dream of jumping sheep?
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めっちゃ調子悪いんですが、原因がはっきりしているので明後日ぐらいには治ると思われ。

バカな医クラの主張は正当な議論を阻害するんですよね。
ただ嘘をついたというだけではなくて、それを修正するためにぼくらは本来使わなくてもいいエネルギーと時間を吸い取られているわけですが、彼らのバカデマはさらにその先に進むべき議論等も阻害しているのですよね。
そこはのちほど。

この前、空気感染の基準である5μm未満というサイズはいかなる基準でできたのか、という話をツイッターで見かけたのですが、ある人物が、そいつは峰一派(笑)なんですが、それは落下速度の違いだと言っていたいたのでぶっ飛びました。
雲や霧の水の粒でも、もっと大きいの普通にあってまず落下しないのにそのサイズで落下速度が基準になるかよと突っ込まれたら、「化学的にウイルスは水と違うので落下速度も異なる」という驚きの珍説を展開。

まず落下速度の件は完全に物理の問題で、化学の入る余地はないと思います。
だいたい、水の粒がほぼ落下しない程度のサイズで、化学(笑)なたんぱく質の類がそれより早く落ちるわけないでしょうが。
水は浮いている状態だと球形になりますからね。比重もタンパク質よりは当然大きいし(まあ、重さはこのぐらいのサイズだとあまり関係ないんですが)

なんでこんな珍説が出ているのかと思いましたが、
以前にもリンクした大阪大学(笑)の。
飛沫核と飛沫の違い
飛沫核
直径4μm以下の小さい粒子
小さく軽いため空気中で気流に乗り、長時間浮遊する
空気中での落下速度は0.06~1.5㎝/秒程度
人体内での付着部位 気管支・肺胞

飛沫
直径 5μm 以上の大きい粒子
大きく重いので空気中には長く浮遊しない(飛距離:約1m 程度)
空気中での落下速度は 30~80 cm/秒
人体内での付着部位 鼻、咽頭粘膜、結膜

この大阪大に限らず、この落下速度の記述はあちこちで見つかるんですね。飛沫感染の説明として。
雑すぎてひどいですよね。しかも「空気中での落下速度は 30~80 cm/秒」というのは完全におかしい。
これだと5μmのサイズの粒子が秒速30cmで落下しそうですよね。
飛沫の落下速度の下限になっている秒速30cmって、静止空気中における100μmの粒子の落下速度です。
それはだいたいエアロゾルと呼ばれるものの最大のサイズ。
5μmとは全然関係のない数字。
これ、どこから出てきたんですかね。
日本の感染症ムラのレベルはどれだけ低いんですかね。粒子の落下速度は完全に物理の話ですが、全くその素養がない人間しか感染症ムラにはいないのでしょうか。

あ、一応、粒子のサイズと静止空気中における落下速度はこちら。
静止空気中での終末速度
10μm 0.28cm/s
1秒間に 2.8ミリ落下
これはあくまでも静止空気中であって、人間(多くの場合、複数)が話したり咳をしたりする場所では常に空気は動いているので、本文中にも「事実上、落ちないで、空気中で浮遊することになる。つまり、空気と一緒に運動するとみなすことができる。」とはそういうものです。
100μmぐらいになれば、そりゃまあある程度落下するでしょうが、5μmや10μmでは まず有り得ないですね。
5μmだとだいたい秒速0.7mmです。
静止空気中でこれです。動いている空気の中ではまず落下しません。

したがって、5μmという基準が「落下速度による」ということはあり得ないんですが、こういう酷い間違いも、「5μm以上の大きい粒子」の「空気中での落下速度は 30~80 cm/秒」というバカ記述があるからですよね。
何なんですかね、これは。
上に書きましたが大阪大学だけでなく
宮城大?
都川耳鼻咽喉科
日本医事新報社
鳥取県のインフルエンザ対策
感染症情報
これらだけではなくネット上にはもっともっとあるんですが、これ、そもそもの出所がわかりません。
上記のサイトの一つに参考文献として出ていた
感染症関連情報
これにも、
直径5μ以上の大きさでちょっと重いものですから1m前後で地上に落ちてしまいます。
としか出ていません。まあ、これ自体がおかしいですが。
別の参考文献として出てきたWHOの資料を翻訳したこちらにも
国立保健医療科学院
飛沫感染
飛沫の飛散によって感染性病原体が拡散すること。飛沫は、主に感染者(感染源)から咳嗽、くしゃみおよび会話の際に発生する。伝播は、微生物を含む飛沫が空気中を移動し(通常は 1 メートル未満)、他者の結膜、口、鼻、咽喉または咽頭の粘膜に付着することにより生じる。飛沫の大部分(>99%)は大きな飛沫であり、移動距離は短く(1 メートル未満)、空気中に長くとどまらない。したがって、飛沫感染の予防には、特別な空気対策や換気は不要である(5)。
空気感染
感染性を示し続ける飛沫核が飛散し、長距離および長時間にわたって空気中を漂うことにより、感染性病原体が拡散すること。空気感染は、さらに絶対的空気感染と優先的空気感染に分類できる(9)。
・ 絶対的空気感染は、自然環境において、飛沫核の付着によってのみ伝播する病原体を指す(肺結核など)。
・ 優先的空気感染は、複数の経路により感染が生じるが、主な感染経路は飛沫核である病原体を指す(麻疹や水痘など)。

と、落下速度は書いていない模様(全部は見ていないですが)

そもそもの5μm以上だとすぐ1m以内に落ちるというのが完全にバカですが、これにさらにインチキ落下速度を付け加えた残念な人は誰でしょう。
やはり大阪大?
どの道、感染症ムラが全員物理の素養がないことは分かりますけどね。

ようやく本題ですが、最初に書いたように「さらに進めるべき議論」とは、例えば検査なら、
PCR検査が万能なわけではないので、その使い方というかPCR検査を補完する手段としてそれ以外の検査の使い道なども考慮する議論が行なわれるべきなんですけどね、莫迦がずっと初期段階で妨害をしてくるので先に進まない。
まあ、厚労省と感染症ムラは中味総入れ替えをやった方が良いし、医クラはこの世から消えた方が良いですね。

PCRの「精度」に関しては、検体にウイルスがない場合には、感染していても当然陰性になります。(それを精度とは呼ばないけど)
ここが問題で、感染している人でも検体にウイルスがなければ陰性です。
じゃあどうするかという事で当然他の方法を考えるわけですが、肺の画像とか精度の高い(つまり富士レビオではない)抗原検査を使うべきですよね。
あるいは、島津製作所の呼気から検査できる機械とかもありますね。
無症状者の接触疑いにこれら全部は厳しいでしょうが、抗原と呼気のどちらかはせめてやりませんと。

前にも書いたんですけど、医クラの大好きなあのKucirka論文に唯一出てきた無症状者、最後に気管を検査したら陽性になったんですよね。
これは、直接ウイルスが気管に入った、つまり空気感染の可能性がかなりあると考えられるわけですが、他にもそういう人はいるでしょう。
空気感染だからって咽頭や鼻咽頭からウイルスが出ないとはかぎらないけれども、そういうことも有り得るわけですよね。

ところが、バカ集団はPCR自体の妨害を続けて、さらには空気感染も否定するから、いろいろな可能性を考えたり工夫したりするところまでなかなかいかないんですよ。
だから、バカは黙っていてほしいです。
責めて黙っていてほしいです。
別にテレビで正しい事まで言えとは言わないから(能力的に無理なので)、黙っていてほしいです。

いやしかし、5μm以上だと落下速度が30~80cmというバカ話は、誰が言い出したんだろうか。
繰り返しますが、
5μmだと、静止空気中で0.7mm、
10μmでは、2.8mm。
全然違います。
そもそも人間が活動している空間では空気の動きに流されるので落ちません。

スティーヴ・ウィンウッド
Spencer Davis Group - Keep on Running
この時は16歳か17歳ですね。14か15歳ぐらいから参加していたそうです。

Blind Faith - Can't Find My Way Home
いわゆるスーパーグループ。
クラプトンがあまりやりたくなかったようで、短命に終わったんですね。

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