先日、またくどくどと空気感染とか飛沫感染とかやりましたけど、
根本的に感染症ムラの脳味噌がおかしいんですよね。
飛沫感染の説明で、5μm以上の粒子は、落下速度が秒速30~80cmで1m以内に落ちるというバカ認識がニッポソの感染症ムラでは定型化していて
飛沫感染と空気感染の説明をしているところでは、落下速度は書いていないところはあっても、1m以内に落ちるということは必ず書かれています。必ず。
そして、ニッポソで感染者が出た場合、保健所が検査対象を決める際に採用する濃厚接触者の基準が、マスク無しで1m以内で15分以上ですよね。
マスク無しと1m以内はこの飛沫感染の定義というか基準に合わせていますよね。
飛沫なら1m以内に落ちるからですよね。飛沫ならマスクをしておけばまず大丈夫だからですよね。
15分の基準は何を根拠にしたものかわかりませんが。
これだと、普通の場合、濃厚接触者にはなりませんね。
学校や職場で隣の席の人でもマスクをしていればならないわけですから、「濃厚接触者への道」はかなり無理ゲーと言えます。
空気感染の定義が、気管に入りやすいかどうかで決まっているとすると、こちらのサイトにある
咳の物理的解析
空気力学径・浮遊粒子感染のところの
空気力学径
この図には、まあ納得します。
あ、これはちょっとここだけ見てもわからないんですが、国立病院機構仙台医療センターというところの実験です
もともとは仙台陸軍病院臨時宮城野原分院で、戦後は国立仙台病院だったところですね。小泉純一郎と竹中平蔵のせいで独立行政法人国立病院機構に変わっています。
一応、このように空気感染が5μm未満である事には理由があるとして、飛沫感染はすぐに落ちるやつだとすると、その間の5μm以上でふわふわ浮くやつはどうするのかと、いうことが問題になるんですよね、結局。
対策上は空気感染と同じです。
そこでエアロゾル感染という言葉が出てきたと思いますが、バカ界隈はそれも否定していますからね。
エアロゾル感染は、最初から可能性を指摘されていたわけですが、医学用語ではないなどと否定して来た莫迦がいるんですね。
あ、尾身会長はすごいですよ。5μm以下の飛沫核感染もあるが空気感染と誤解されると困るといった話をしています。
耄碌してますよね。
それでくどいようですが、5μm未満の感染がない、あるいはほとんどないというのは根拠が全然ないんですよ。
咳によって生じる飛沫(核)は、大半が5μm未満です。
だいたいは1μm前後かそれ以下で、大きいのもありますよと。
そして呼気はすべてが1μm前後かそれ以下です。
呼気からの感染がどの程度あるのかはわかりませんが、話をすることで生じる飛沫核からはかなり感染していそうですよね。
上の「咳の物理的解析」の実験ですが、インフルエンザウイルスに関しての実験ですが、粒子の大きさ等は物理の問題なので何ウイルスでも変わりません。(というかその場合はウイルスを使っていませんが)
他にも面白い資料があるので見てみたいと思います。
咳や呼気からの飛沫(核)が、あらかた5μm未満なのに空気感染はありませんと言える根拠はどこにあるのかという事を、おそらくは言ってる本人は分かっていないと思いますが(笑)、これも前に書いたんですが完全に乾燥した場合に感染力があるかという問題があるんですよね。
前に書いた時(去年の12月)は分からなかったんですが、
粒子径
感染乾燥までの時間(秒)
相対湿度にもよりますが、10μmの粒子だとほとんどの場合は1秒以内に完全乾燥すると。
大きくなると時間がかかっていますから、これより小さいサイズはもっと速いわけで、ほぼ時間を考えなくてもいいレベルですね。
エアロゾル感染がある以上は、感染者から出て空気中を漂った粒子が他の人の体に入ってまた感染するとすると、普通は1秒以内ということはないので、完全乾燥しても感染力はすぐには失わないということになります。
これを見ますと、
失活の経時的解析
空中浮遊インフルエンザウイルスの
3つの相対湿度環境下における失活の経時的解析
これはインフルエンザウイルスでの話ですが、湿度50%で、1時間ぐらいでほとんどが失活すると。
30%だとそれよりかなり長持ちするようです。
70%では50%よりやや短め。
これまでの報告(論文)の例の多さから、コロナウイルスはインフルエンザウイルスより空気感染しやすいと推測されるので、より長持ちするのではないでしょうか。
乾燥したものの表面にくっついていても相当な時間は感染性を失わないようですね。
というわけですが、いまだにこれですよ。
濃厚接触者
会社で陽性者が出たけれど勤務中はマスクをしていたとして濃厚接触者とされない例を最近立て続けに聞きました。
わたしの聞いた会社はどこも会社持ちで全員検査していたけれど、保健所がいうならとそのままになっているところも多いと思います。
いまだに、これなんですよ。
マスクをしていたら濃厚接触者にならないとか。
それで、医クラ界隈は、濃厚接触者のあほ基準には一切言及しませんよね。
MS太郎大先生は「行政と医師が必要とした人」に検査をすればよいと、全く独自の意見なし。専門家としての存在意義がまったくない。
あ、MS太郎大先生は去年の5月に空気感染を全否定していた事について、
MS太郎
去年の5月の時点ではそんな感じと思っていましたけども なにかそれが悪いのかしら。よくわからない。
これですからね。
自分の意見と違う人には「証拠を出せ」と言いながら、自分は「そんな感じと思っていましたけども」というお気持ちでオッケーと。
厚労省が「接触感染と飛沫感染が主体」と言っていたのを右から左に流しただけだから何も問題ないという事なのでしょうね。
教科書を朗読するだけの専門家?
要らないでしょ。
去年の2月から空気感染の可能性については指摘されていましたし、中国は突貫工事で建てた病院の空調にダッソーのシステムを採用していますね。
最初から、空気感染対策をしています。
日本では、対策担当者が空気感染否定派だった浜松の病院で大量のクラスターが発生。
空気感染の対策をしていなかったんですね。
え?インド変異株ですけど、
インド変異株の監視強化
インド変異株の監視強化、都道府県に通知 月内にも体制 厚労省
今頃?
ここは、MS太郎大先生が「監視してどうするんだ。対策は変わらないのに」と嘲笑うとところですよね。
国立遺伝研のゲノム解析をずっとそうやってバカにしてきたMS太郎大先生。
これは気持ち悪い。
ローラたそに群がる医クラ
ツイッター医師団が、ローラのワクチンの話題に関するツイートに群がっている…あんまり言いたくないけど…傍から見たら気持ち悪いぞ…
ええとね、手を洗う○aka、オルト、峰宗太郎がローラに群がっているんですね。
キモ医3密。
ローラさん、無事だといいですね。
何かワクチンの予約がいきなり超グダグダなようですね。
「まあ、うまくはいかないだろうな」とは思っていても、その斜め下を行くグダグダぶりに毎度驚きます。
根本的にシステムがおかしいようですね。どういう作りになってるの?
利権・中抜きしか考えていないからでしょ。
サティ。
Satie - Trois morceaux en forme de poire
「梨の形をした3つの小品」カティア&マリエル・ラベック。


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