これぞニッポソ

今日はいささか言葉使いが不適切な部分が存在します（にこにこ

ひどい話なんですが、例のうんこオブ糞の技能実習生制度でやってきたベトナムの人。
暴力の映像があります。
暴行2年受け続けた
ベトナム人技能実習生「暴行2年受け続けた」　岡山で就労、 監督機関が調査
弱そうな相手、抵抗してこない相手は殴り続けるんですよ。
学校の「いじめ」のひどいのと体質は同じです。それが「大人」の世界で起きているだけの話ですね。
ここは他の従業員がやっていたけれども、当然、雇用主がやる場合の多いし、ここの場合だって雇用主がクソでない限りこういうことは起きませんからね。
しかし、そんなことが日本中で起きているわけです。
長いものに巻かれるやつは弱い者には強いんですよね。それこそが彼らのアイデンティティ。
まあ、普通に考えて日本人がクソなのでしょう。

この件に触れるたびに言っていますが、まず制度自体がクソすぎるんですよね。そして運用がまたクソ。
そして、いかに技能実習生がひどい扱いを受けているかという記事が出るだけましといえばましですが、どうしてそうなるのかには触れないんですよね。

記事には暴行の内容が書いてありますし、もちろんそこはひどいんですが、ここ。
男性はベトナムで工場に勤めていたが、給料が安く、妻と5歳の娘を残して日本に来た。現地の送り出し機関に手数料100万円を支払うため多額の借金をしており、会社を辞めればそれを返せず、家族への仕送りもできない。外部に訴えたら仕返しが怖い。「我慢するしかなかった」と言う。
　21年6月、意を決して監理団体の通訳をしているベトナム人に連絡。フェイスブックに残っているやりとりの記録によると、監理団体の担当者が会社に話をし、会社が日本人従業員に注意すると言った、という。
　ただ、その後も暴行は止まらなかった。
「現地の送り出し機関に手数料100万円を支払うため多額の借金をしており」←これがまずおかしいでしょう。
アジアから来る技能実習生が総じてこうやってきていますよね。
ずっと続いている状況です。
どうして１００万円もかかるのか？それをどうして実習生（つまり学生）が払うのか？
送り出し機関を選ばないのか？犯罪組織ではないのか？
受け入れ期間は何をしている？
人身売買よりひどいんですよ。本人が借金してまでお金を払ってその上で奴隷になるんだから。

日本側の受け入れ機関ですよ。
送り出し機関とはどう連絡を取っているのか。送り出し機関が何をしていたか把握しているのか。
いったいどうしたらベトナムから日本に来るのに１００万もかかるのか。
東京発ホーチミン シティ行き
東京⇔ホーチミンの往復で１０万かかることはないのですよ。
もろもろの手続きだってどれだかかかるというの？
こういうチェックがないんですよ。

去年ですね、ヴェトナムの特定の送り出し機関からの受け入れを止めているんですが
東京発ホーチミン シティ行き
ベトナム大手5社の実習生、受け入れ停止へ　失踪多数で
これは実習生から搾取していることが直接の原因ではなく、そこから来た技能実習生に失踪者が多いことが理由です。
まあ、おそらくはあこぎな商売をやっていることが遠因なのでしょうが、しかし、理由はそれではなくニッポソ側の都合なわけですね。
非常に恥ずかしいですね。

まず、政府が制度としてやっているのに政府がろくにチェックしない。
受け入れ機関がまじめに実習生のことを考えていない。
そして、メディア。
こうやって技能実習生がどんなに苦しんでいるかを記事にはしても、なぜそれが起きるのかについて突っ込んだ内容のものはないということです。
受け入れ機関や送り出し機関には取材しませんよね。
そこに突っ込まないで報道の仕事をしているつもりなのでしょうか。
麻生太郎が最高顧問をしている日本ミャンマー協会への取材とかしないんですかね？

マリス・ヤンソンスさんですよ。
New Year's Concert 2012 Mariss Jansons
１０年前のニューイヤーコンサート。
アンコールがとても盛り上がっています。

交響曲第５番シリーズ。
Beethoven - Symphony No 5

Mahler - Symphony No 5
タタタターン
マーラーの５番は運命の後に効かないと駄目なのです。

Tchaikovsky - Symphony No 5
ロシア。

Shostakovich - Symphony No 5
ソ連。