日本のメディアと自民党や維新との癒着は深刻で、「ナチュラル」にプーチンのロシアになりそうな雰囲気ですが、朝日新聞の記者が安倍とずぶずぶで、安倍の代わりに他社の記事を事前検閲しようとしていたことが判明。
朝日は、停職1か月という温い処分。そもそも今月20日で退職する予定だったので、実質的には痛くないんですけど、本人は不満なようです。
まあ、「朝日が~」というだけで馬鹿が集まるので美辞ウヨ商売は止められないでしょうね。
朝日の記事。
ゲラ(誌面)を見せてください
「安倍(元)総理がインタビューの中身を心配されている。私が全ての顧問を引き受けている」と発言。「とりあえず、ゲラ(誌面)を見せてください」「ゴーサインは私が決める」
これは事実なら完全にアウト。
事前に「ゲラを見せろ」というのがアウト。それは取材先の当事者であってもあうとなのに、なんで峯村がでてくんねんという話。
インタビューした際に、本人に見せるのは引用部分ぐらいですね。言ったことを歪めるのは確実にまずいですし、本意ではないことを言ってしまった場合の調節にもなりますが、それ以外のことは見せてはいけないですね。
報道倫理の問題です。
「誤報を避けるため」などという理由が通るなら事前検閲やり放題ですからね。あってはいけないことです。
ちなみに、峯村と安倍の関係は
峯村記者は「安倍氏とは6年ほど前に知人を介して知り合った。取材ではなく、友人の一人として、外交や安全保障について話をしていた。安倍氏への取材をもとに記事を書いたことはない」と説明している。
と、本人が言っています。癒着ですね。
「私が全ての顧問を引き受けている」「ゴーサインは私が決める」は笑いますね。ダイヤモンド社が「威圧的な言動」といったのは、まったくその通りで、「自分は権力者側にいる」という意識の表れでしょう。
非常に浅ましい人物だと言えます。
さて、事実確認ですが、
本人が事実を証明
私は、最大の政治トピックの一つになっているニュークリアシェアリング(核共有)について、重大な誤報記事が掲載されそうな事態を偶然知り、それを未然に防ぐべく尽力し、幸いにして、そのような誤報は回避されました
その際、安倍氏から「先ほど週刊ダイヤモンドから取材を受けた。ニュークリアシェアリング(核兵器の共有)についてのインタビューを受けたのだが、酷い事実誤認に基づく質問があり、誤報になることを心配している」と相談を受けました。
そして、安倍氏からは「明日朝から海外出張するので、ニュークリアシェアリングの部分のファクトチェックをしてもらえるとありがたい」と言われました。
私は3月10日、A記者に電話をして、事実確認を徹底するように助言をしました。A記者からは「安倍氏に取材したのをどうして知っているのか」「ゲラをチェックするというのは編集権の侵害だ」などと強く反発されましたが、私も重大な誤報を回避する使命感をもって、粘り強く説得しました。「全ての顧問を引き受けている」と言ったのも、安倍氏から事実確認を依頼されていることを理解してもらうためでした。
本人が"note"で、すべて証明してしまっています。
自分でおかしいことをしているという意識がないのがすごいですね。
事前に「ゲラを見せろ」といっているんですよ。それを誤報を防いだとか言ってる間抜けぶり。
事前にゲラを見せること。編集権について。
報道記事の事前確認はタブー
ゲラを見せるのはタブー<中略>
実は一般紙の記者にとって、ゲラなどを取材先に見せることはタブーである。それがバレれば、記者職を外されても文句は言えない。<中略>
これがいわゆる「編集権」で、マスコミにとっては報道の自由を守る生命線と言ってよい。業界では、記事の事前チェックを野放図に許せば、この前提が揺らぎかねないとの認識が共有されている。
峯村は朝日新聞の記者ですから、十分に知っているはずです。
一応、名目上はジャーナリストなんですが、報道倫理が完全に欠如していると。
特定の人物のために、報道倫理を無視するという行為は、親分のために平気で法を犯すヤクザと違いがないです。
完全に終わっていますが、日本にはこういう「ジャーナリスト」がゴロゴロいますからね。
その仲間になるだけのことなのでしょう。47歳だそうですが、朝日を退職してネトウヨ論壇に入っていくのでしょう。
WILLやHanadaはもちろん、アパグループの懸賞論文とかにも出てくるのかな。
今回の件は「懲戒免職でもしかたないよね」ぐらいのひどさなんですが、朝日はなぜこんなにぬるい処分をしたのかが気になります。
そして、こうなるとこの人のこれまでの記事も怪しいことになりますね。
つまり報道ではなく党派性(敵・味方)で記事を書いていたのではないかと。
あるいは、朝日新聞社内で、類似した圧力をかけたりして来なかったかと。
他社にやるぐらいですから、若手の記者に圧力掛けるぐらい簡単にやりそうですよね。
記事内で本人が安倍との仲を認めていますが
スペシャルゲスト
最終講義ではスペシャルゲストとして安倍元首相に御登壇いただきました。
こんな感じでべたべたの癒着状態にあります。
まあ、北大で安倍に講演させるとかあほすぎると思いますが、権力者との仲をアピールしたいのでしょう。
安倍も「朝日の記者とだって仲がいいんだよ」というアピールに意味があると考えたのでしょう(あるいは何も考えていないか)
ところが安倍君
安倍氏側コメントせず
安倍氏側コメントせず 朝日新聞の編集委員処分
ノーコメント。冷たいですね(笑)
しまいには「みね・・むら・・さん ですか?」
とか言い出しそうです(にこにこ
まあ、利用できるうちはするでしょうけどね、安倍君は。
話は変わりますがBuuさんの文字起こしで国会の質疑。
穀田議員。反戦デモの件。
衆外務委 共産・穀田
富山氏の発言は、反戦デモがエスカレーションする事によって、我が国の主権を脅かす可能性があると、そこまで言ってるわけですよね。
何がおかしいって、戦争を放棄している国での反戦デモは確実に国の方針に沿っているはずなのに、
「反戦デモがエスカレーションする事によって、我が国の主権を脅かす可能性がある」とか考えるバカが自衛隊の幹部に存在するということですね。完全にいかれています。そんなに戦いたいならウクライナに行けばいいのに。
階議員。統計二重計上問題。
衆総務委 立憲・階
二重計上は故意に行われれば不正行為にあたる、そして処罰対象になる。これは間違いないですね?
から始まって
令和1年12月に合算二重計上を認識と。そしてその後、令和1年12月分から、都道府県に合算をやめるよう指示したけれども、合算処理は前月分合算に変更、依然として二重計上は続いてきたわけです。二重計上を認識しながら二重計上を続けて来た、これは大臣がおっしゃる不正行為ですよね、これは故意ですからね、間違いないですね、お答え下さい
要するにある時点で2重計上がわかっていながら、その後も結局は続けていたと。それは犯罪だろ、ということですね。
まあ犯罪です。検察は何もしないでしょうけどね。癒着してるから。
特にこういうことを考えて記録を残しておくことが大切なんですよね。
先進国では公文書(記録)を残しておくことが重要ですが、日本の場合は、非常に少ないんですね。残してもあの界隈に都合が悪くなると捨てたり、
今日初演が行われた2曲。
Bach - Johannes-Passion
ヨハネです。マタイじゃないです。
Beethoven - Symphony No 3
低音が響いていますね。
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