とにかく質が低くて人の命にかかわるような話でなければ大笑い(もしくは失笑)ところなんですけどね。
ロシアがシリアのころからよくやるのは、西側の報道はデマ(フェイク)だといってその「検証」をしているような画像や映像を出すことなんですが、それがまたチープすぎてすぐばれるつまりフェイクなんですよ。
少し前に宋文州がフェイク画像をツイートしていましたが、あんなすぐばれるフェイク画像を恥ずかしげもなく出してくるのがロシア。まるでニッポソのウヨさんみたいですが、実際同じですかね。
宋文州の次の日には、ベオグラードの映像を2枚使っていましたね。
これがおかしくて、1枚目は普通にベオグラードが空爆されているところで、もう1枚はそれを反転させたやつ。
それをJ-Anon系の人が、「ウクライナ側はこんなフェイクを」みたいに言っていたわけですが、どこのメディアもそんな写真は使っていないんですね。
J-Anon系からするとアメリカ寄りのメディアはフェイクニュースを流していると言いたいだけで、実際にどこかがそのようなフェイクニュースを流しているわけではないんですね。
これとかね。
ロシアのフェイクの作り方 マネキン
ロシアの国営メディア(ロシア24)は「ウクライナ軍はマネキンを死体と見せかけたフェイクを作ってる」と一枚の写真をテレビで紹介。
しかし、その写真は後にロシアサンクトペテルブルク東部で3月20日にドラマ撮影のための使われたものだったことがドラマ関係者によって明かされる。
毎度なんですよ。
シリアでは(シリア政府とロシアによって)アレッポなどでひどい攻撃が起きているときに、ホワイトヘルメットが走り回って人道支援しながら、その地域の惨状を報告していたわけですが、ロシアはそれをフェイクと言ってましたからね。
それもチープな動画を使って。あれで騙せると思ったのでしょうか。だまされる奴だけ騙しておけばいいと思ったのでしょうか。
フェイクじゃないものをフェイクと言いつのる手法は「アポロは月に行っていない」ネタと共通なんですよね。
「アメリカの国旗が風で揺れている」と騒いだり。
それはあらかじめ触ると揺れるように作ってあるからですね。大気が(ほぼ)ないのは誰でも知っているので。
「羽の落ちる速度が速い」とか。
実は別に速くないと。空気があればふわふわと舞いながら落ちていきますが、羽が一切揺れずにまっすぐ落ちていることががむしろ空気のない証明に。
速さに関しても数字を出していないんですね。ふつう検証するなら実際に何コマ目から何コマ目までで落下して、その間の秒数とか落下した高度差も推測するものですが、そんなこともせずに速いという印象だけ。
「バギーの後輪から砂が舞い上がっている」というのも。
月の上のほぼ粉上の砂が舞い上がっていますが、地球上と違って砂埃にならずに、また放物線を描いて落下しています。
これも空気がないことの証明にしかなっていない。
現実的な話、長年地球と月の距離を正確に測るために使われてきた反射板は当時の技術では人力でどうにかするしかなかったので、アポロが言っていないとすれば代わりにだれかg入っていたわけで、まあ、言っていないとするにはこれを覆さないといけないわけですが。
昨日でしたか、駅に落ちたミサイルが報道されていましたが、さっそくロシア側は「フェイクだ~」とやっていますね。
画像に何やら印をつけて。そこがフェイクの証拠になっていると言いたいのでしょうか。
しかし、少なくともフェイクの証拠には一切ならないんですよね。
印が何を訴えているのかよくわからないのですが、ミサイルの型が違うといいたいのなら、それはロシア側自体が否定してしまっていますからね。「その型のミサイルは長年使っていない」と言って。
つまり型が違うという主張ならそれはおかしいです。
そして、その型のミサイルは、つい先日ベラルーシで確認されています。
ウクライナの主張が完全に正しいかどうかは検証が必要ですが、少なくともロシアの主張はおかしい。
西側メディアは厳しいですからね。特にNYTとWPは。
衛星写真と照合してチェックするNYTのレベルって、ロシアや日本のメディアには無理ですよね。
豪雨が降ったとかすぐばれる話をしてしまうロシアでは無理ですよね。気象に関してはたいていのところはすぐチェックできますからね。
しかし、ロシアを見ていると、ニッポソの安倍の答弁だとかネトウヨのテキトーツイートを思い起こします。あと維新とか。
たまには本当のことを言えと思いますが、いくらでたらめをいっても許される環境にいるとそうなってしまうのでしょうね。
日本では「フォークの日」らしいので(単に語呂合わせ)
吉田拓郎 - 元気です
イルカ - なごり雪
ちょっとで済みません。

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