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カンヌ映画祭短編部門に佐々木想監督作品「隕石とインポテンツ」がノミネート

2013-04-18 00:07:40 | 自主映画関連
今年のカンヌの短編部門にノミネートされた「隕石とインポテンツ」の佐々木想(ささきおもい)監督とは、2006年にうえだ城下町映画祭でお会いして以来、自主映画仲間として親交が続いています。

「隕石とインポテンツ」

www.cinematopics.comより


うえだ城下町映画祭で私の「猫とり名人」が永井正夫賞、佐々木監督の「陸上生活」がグランプリでした。
グランプリの名が呼ばれたのに会場にいながらステージに上がらなかったシャイな佐々木さん。
打ち上げに現れたものの泊まるあてがないと言う佐々木さん。
上田は私の妻の故郷で、そんな佐々木さんを妻のナイスな計らいで、妻の実家に泊めてあげたのでした。

以来、脚本を書いては見せあったり、作品撮っては見せあったり、私が東京に行くときには会って食事しながら構想中の企画の話をしたり…
現場で一緒になったことは無いのですが、自主映画監督としての数少ない相談相手の一人です。
こないだも松本を舞台にした長編映画の脚本を書かれて意見を求めてきましたし、私が今制作している映画の脚本も最初に佐々木さんに意見をいただき、色々と修正したりしました。
そして作品を作っては見せて批評しあったりしていました。

バイトしながら映画を撮り続けていたまさに「ザ・自主映画監督」な佐々木さん。
「出品料が払えずぴあに応募出来ませんでした」なんてさらっと言うけど、出品料って3000円くらいなんだから言えば貸してあげたのに…なんて思ったこともありました。
友達とか仲間感覚でこうして書いてはいますが、過去には「ぴゅーりたん」という作品でぴあに入選したり、その作品がバンクーバーの映画祭で上映されたり、さらに「はじまり」という作品をカナダロケで撮ったりと…私よりはるか上の世界で映画を撮っている方です。

上田で野宿していたかもしれない佐々木さんがカンヌです。
世界中の映画人が集うあのカンヌを歩きフランス語でインタビューされる姿を想像しただけで涙が出そうになります。
今年のカンヌは審査委員長はスピルバーグ!! 短編部門の審査委員長は「ピアノ・レッスン」のジェーン・カンピオンですよ。
佐々木さんスピルバーグと喋ったり出来るんでしょうか!!?
ジェーン・カンピオンとは確実に話ができるでしょうね
短編部門のパルムドール発表は5月26日です。
パルムドールとってください。
世界一ってことですよ!!

そして私もいつか…

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1 コメント

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Unknown (尾崎由香)
2013-04-19 15:31:24
斉藤さま、ご無沙汰しております。うえだ城下町映画祭の尾崎です。
昨年は作品のご応募をいただき、ありがとうございました。
佐々木監督のノミネート、うれしいです。
長編のイメージがあるので、10分の作品とのことで、内容は貼り付けられた画像から想像するしかないのですが、良い結果を期待したいですね。楽しみです。
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