葬式のシーンは抱腹絶倒もので、エリザベスタウンの住人たちとのコミュニケ不全、前半部の主人公の挫折感は素晴らしいのだが、キルスティン(斬る捨てん)が映画を掻き乱す。
大ヒットしたがアカデミーは逃した「ザ・エージェント」。アカデミー受賞(脚本賞)したがヒットはそこそこだった「あの頃ペニー・レインと」。その中間を狙ったような本作。キャメロン・クロウという監督さんの音楽センスとテンポいいストーリーテリング、下手な俳優もうまく見せるつかずはなれずなカメラと、オーバーに行き過ぎるとフッと我に返ったように客観的になるアホ一歩手前のクレバーさが心地よい映画ながらも、どう考えても基本ストーリーがアホ丸出し。
終盤、アメリ状態となる展開であるが、父の死とか主人公の挫折からの復活とかと全くかみ合わない。あまりに男に都合のいいキャラであるキルスティン。キルスティンはあれだけ綿密な旅行プランとガイドブックを一晩で作り上げたのか?
100歩譲って、あれはオーランド・ブルームの妄想の産物であったとしよう。映画だからファンタジーだからで流すことにしよう。
大企業を破産寸前に追いやる大失敗と、父の死というダブルショックから立ち直らせたのは観光旅行だったのか!!!!??
ほう、ここがキング牧師の亡くなったモーテルか・・
ほう、これがアメリカ最大の川、ミシシッピ川か・・
しかも、キルスティンの観光ガイドに沿って父の遺灰撒くし!!!おい!!
そんなんで、死ぬのはよくない、命は大事さ!!とか抜かすオーランド。さぞかし生きるのは楽しいだろうよ。あれなら親父の一人くらい死ぬのも悪くないなんて思っちまう
本物のアホだぜ、あいつ。
そんなアホに1億ドル規模のビッグプロジェクトをまかせるアレック・ボールドウィンもどんなもんかと・・・
まあ、あの街出身の親父の血を受け継いでいるということか・・・
誇大妄想的ストーカー女と、単細胞アホ男のラブストーリー。
単純に面白くて笑える良質コメディと嘲笑系バカ映画が同居する奇妙な青春(?)映画であった。
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自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房 スタジオゆんふぁのHP
大ヒットしたがアカデミーは逃した「ザ・エージェント」。アカデミー受賞(脚本賞)したがヒットはそこそこだった「あの頃ペニー・レインと」。その中間を狙ったような本作。キャメロン・クロウという監督さんの音楽センスとテンポいいストーリーテリング、下手な俳優もうまく見せるつかずはなれずなカメラと、オーバーに行き過ぎるとフッと我に返ったように客観的になるアホ一歩手前のクレバーさが心地よい映画ながらも、どう考えても基本ストーリーがアホ丸出し。
終盤、アメリ状態となる展開であるが、父の死とか主人公の挫折からの復活とかと全くかみ合わない。あまりに男に都合のいいキャラであるキルスティン。キルスティンはあれだけ綿密な旅行プランとガイドブックを一晩で作り上げたのか?
100歩譲って、あれはオーランド・ブルームの妄想の産物であったとしよう。映画だからファンタジーだからで流すことにしよう。
大企業を破産寸前に追いやる大失敗と、父の死というダブルショックから立ち直らせたのは観光旅行だったのか!!!!??
ほう、ここがキング牧師の亡くなったモーテルか・・
ほう、これがアメリカ最大の川、ミシシッピ川か・・
しかも、キルスティンの観光ガイドに沿って父の遺灰撒くし!!!おい!!
そんなんで、死ぬのはよくない、命は大事さ!!とか抜かすオーランド。さぞかし生きるのは楽しいだろうよ。あれなら親父の一人くらい死ぬのも悪くないなんて思っちまう
本物のアホだぜ、あいつ。
そんなアホに1億ドル規模のビッグプロジェクトをまかせるアレック・ボールドウィンもどんなもんかと・・・
まあ、あの街出身の親父の血を受け継いでいるということか・・・
誇大妄想的ストーカー女と、単細胞アホ男のラブストーリー。
単純に面白くて笑える良質コメディと嘲笑系バカ映画が同居する奇妙な青春(?)映画であった。
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>キルスティン(斬る捨てん)
に、座布団一枚、
>100歩譲って、あれはオーランド・ブルームの妄想の産物・・・
に、座布団3枚進呈いたします。
意中の人に出会った時に使おうと思って、普段から仕事の合間につくっておいたものなのではないでしょうか?
もちろん彼の性格に合わせて部分的に修正はしているのでしょうが、何年もかけておおまかなものはつくってあったんでしょう。
ワンクリックでいいです。そう書くと詐欺みたいですね。
斬る捨てんダンス・・って書くと前衛芸術みたいですね
>kusukusuさま
うーむ、こんなこともあろうかと作っておいたのだよ・・というヤマトの真田さんを思い出す設定ですな