ゴールデンラズベリー賞を真似した第三回文春きいちご賞(2006年のワースト映画)が発表された(2007/1/18)
1位 ゲド戦記
2位 日本沈没
3位 ダ・ヴィンチ・コード
4位 涙そうそう
5位 PROMISE
6位 LIMIT OF LOVE 海猿
7位 連理の枝
8位 ラフ ROUGH
8位 アンジェラ
10位 7月24日通りのクリスマス
******
今年三回目を迎えた文春きいちご賞。
文春に掲載されたきいちご賞の記事を読むと「日本で唯一のワースト映画賞です」などと誇らしげに書いてあるが、その文章を書いた人は「文春きいちご」どころか本家ラジー賞より歴史のある「映画芸術」誌のワーストテンを知らないらしい。「映画秘宝」誌のトホホ大賞(ライター選出と読者選出)のことも知らないらしい。明らかに間違いな表現を堂々と書いている文春。
32人の選考員の投票によって決められるらしいが、文春の誌面を読む限り具体的に誰が投票したのか全くわからない。だいたい解説記事もたったの2ページしかなく、コメントも抜粋でいくつか紹介しているだけ。
選考者全員の名前とコメント詳細を掲載する映芸や秘宝と比べたらチキンもいいとこ。本家ラジー賞みたくワースト監督やワースト主演助演まで選んでアカデミーの前日に授賞式やるようなこともしない。
日本で唯一どころか、日本で一番臆病なワースト映画賞である。
まあ、まだ三回目だし、色々紆余曲折を経てスタイリッシュになっていくことを臨む
記事では、テレビ出身監督たちに厳しい・・・みたいなことを書いてある。
やや、気になったのは「TV監督たちは15分に一度見せ場を作ればいいと思っていて、ストーリーを味わえない」みたいなコメント。15分に一度の見せ場なんてアメリカ映画じゃ当たり前だし、そんなこと言ったらヒッチコックもスピルバーグもワースト直行じゃないか、などとつっこみたくなる。
きっとコメントの抜粋の仕方が下手か、もしくはコメント自体が下手で、ようするに海猿とか沈没とかをけなしたくてそう言ったのだろうけど・・・
*******
昨年の文春きいちご
その他の2006年度映画賞→2006年度国内映画賞一覧
*******
↓面白かったらクリックしてね
人気blogランキング
自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房 スタジオゆんふぁのHP
1位 ゲド戦記
2位 日本沈没
3位 ダ・ヴィンチ・コード
4位 涙そうそう
5位 PROMISE
6位 LIMIT OF LOVE 海猿
7位 連理の枝
8位 ラフ ROUGH
8位 アンジェラ
10位 7月24日通りのクリスマス
******
今年三回目を迎えた文春きいちご賞。
文春に掲載されたきいちご賞の記事を読むと「日本で唯一のワースト映画賞です」などと誇らしげに書いてあるが、その文章を書いた人は「文春きいちご」どころか本家ラジー賞より歴史のある「映画芸術」誌のワーストテンを知らないらしい。「映画秘宝」誌のトホホ大賞(ライター選出と読者選出)のことも知らないらしい。明らかに間違いな表現を堂々と書いている文春。
32人の選考員の投票によって決められるらしいが、文春の誌面を読む限り具体的に誰が投票したのか全くわからない。だいたい解説記事もたったの2ページしかなく、コメントも抜粋でいくつか紹介しているだけ。
選考者全員の名前とコメント詳細を掲載する映芸や秘宝と比べたらチキンもいいとこ。本家ラジー賞みたくワースト監督やワースト主演助演まで選んでアカデミーの前日に授賞式やるようなこともしない。
日本で唯一どころか、日本で一番臆病なワースト映画賞である。
まあ、まだ三回目だし、色々紆余曲折を経てスタイリッシュになっていくことを臨む
記事では、テレビ出身監督たちに厳しい・・・みたいなことを書いてある。
やや、気になったのは「TV監督たちは15分に一度見せ場を作ればいいと思っていて、ストーリーを味わえない」みたいなコメント。15分に一度の見せ場なんてアメリカ映画じゃ当たり前だし、そんなこと言ったらヒッチコックもスピルバーグもワースト直行じゃないか、などとつっこみたくなる。
きっとコメントの抜粋の仕方が下手か、もしくはコメント自体が下手で、ようするに海猿とか沈没とかをけなしたくてそう言ったのだろうけど・・・
*******
昨年の文春きいちご
その他の2006年度映画賞→2006年度国内映画賞一覧
*******
↓面白かったらクリックしてね
人気blogランキング
自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房 スタジオゆんふぁのHP
32名の匿名審査員によるワースト映画賞はまるで2ちゃんねるのような信憑性の無さですが、天下の文春ですから、年間何百本も映画を観ている人たちを揃えてきているんでしょう
うたがっちゃいけません
文春ごときが知った様な口で映画を語るなとか思っちゃいけません。
名前を出すと試写会によばれなくなったり、取材を拒否されたりするのかな・・・などと邪推してもいけません
「ゲド戦記」を1位にしとけば読者は納得してくれるはずだというミエミエの魂胆。興行成績を考えると、これが1位になるということは選者たちはあまり映画を見てないとも言えるでしょう。単にヒットした順に並べているようにも感じますよね。
まぁ、下位のほうは納得できるので、ちゃんといっぱい観てる人もいるんだとわかります(笑)