ほぼ2007年度対象のほぼ全ての映画賞が出揃いました。
ここで、2007年度映画賞の総括を行いたいと思います
もっとも日本映画批評家大賞と日本映画プロフェッショナル大賞がまだ発表されていませんが、どうせ5月か6月に発表されると思うので(そんな遅く発表しなければならない理由がさっぱり判らない)日本映画については暫定となります。
追記(2008/3/9)・・・批評家大賞は2008/3に発表されてました。いつもよりものすごく早い・・って3月だけど。その結果を反映して表を修正しました。
まあ、大勢に影響は無いでしょう。
まず、全映画賞のベストワンだけを列挙してみます。
で、ひそかに毎年やっているのですが、さらに全映画賞の結果を以下のルールで点数化しました。
(1)上記の一覧の白いセルの映画賞を集計対象とする。
(2)一般投票型映画賞は、それなりに多くの作品を鑑賞した人を対象にした映画賞のみを集計対象とする。
具体的には、キネ旬読者選出、映画秘宝読者選出、日本インターネット映画大賞、ブロガーたちのベストテン、を対象とする。
その他の一般投票型賞(一覧の黄色いセルの賞)は対象外とするが、ただし順位付けに際しては参考データとして用いる。順位付けルールは後述。)
(3)基本的に1位:10点とし、以下順位が下がるごとに1点ずつ減点。11位以下は0点。
(4)日本映画、外国映画別々に集計。
(5)日本映画と外国映画混成の映画賞の場合も10位まで順位に応じた点数を作品に加算
(邦洋混成映画賞で、日本映画に限定して上から10作品まで点数化するようなことはしない)
(6)ノミネート型の賞の場合、10作品ならトータル55点、5作品ならトータル40点として、ノミネート作品に点数を配分する。
(7)ワースト映画賞も上記の容量で点数化する
(8)対象の全賞のベスト得点から、ワースト映画賞のワースト点を減算したものを総合得点とする。
(9)総合得点の高いものから順位付けをおこなう。
(10)同点の場合、以下の優先順位で順位を決定
ベストワン獲得回数の多いもの
それでも同点の場合、ベスト得点の高いもの
それでも同点の場合、(2)で対象外とした映画賞の総合得点の高いもの
・・・でその結果が以下になります。
まず日本映画。
そして外国映画
・・・日本映画は、やるまでもなく、「それボク」の圧勝。
「天コケ」と「キサラギ」が食い下がる。20点以上が、けっこう評価された作品とみていいでしょう。
外国映画は混戦模様。
ベストワン獲得回数こそ「長江哀歌」が頭一つ飛び出ていますが、総合得点で伸び悩み、パンズ、ボーン、ソナタ、ドリガーでデッドヒートのすえかろうじてパンズ・ラビリンスが抜け出した感じです。
去年の12月からを対象期間としている映画賞がけっこうあるので、昨年の12月に公開され昨年も多くの映画賞を受賞した「硫黄島からの手紙」がまだベストテンに入ってくるところがしぶとく怖いです。
日本映画も外国映画もだいたい平均化されたまずまずの結果となっている気がします。
面白いのは日本映画のワースト争いです。
大混戦です。
様々な雑誌で叩かれまくった映画がズラリならびデッドヒートを繰り広げ、勝利の女神は「恋空」にほほえみました。
逆に観たくなってきますね。
次回は2007映画賞総括 個人賞編を一人勝手に行いたいと思います。
[2007映画賞総括 個人賞編]
*****
各映画賞の詳細は→こちらからから
********
↓面白かったらクリックしてね
人気blogランキング
自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房 スタジオゆんふぁのHP
ここで、2007年度映画賞の総括を行いたいと思います
もっとも日本映画批評家大賞と日本映画プロフェッショナル大賞がまだ発表されていませんが、どうせ5月か6月に発表されると思うので(そんな遅く発表しなければならない理由がさっぱり判らない)日本映画については暫定となります。
追記(2008/3/9)・・・批評家大賞は2008/3に発表されてました。いつもよりものすごく早い・・って3月だけど。その結果を反映して表を修正しました。
まあ、大勢に影響は無いでしょう。
まず、全映画賞のベストワンだけを列挙してみます。
で、ひそかに毎年やっているのですが、さらに全映画賞の結果を以下のルールで点数化しました。
(1)上記の一覧の白いセルの映画賞を集計対象とする。
(2)一般投票型映画賞は、それなりに多くの作品を鑑賞した人を対象にした映画賞のみを集計対象とする。
具体的には、キネ旬読者選出、映画秘宝読者選出、日本インターネット映画大賞、ブロガーたちのベストテン、を対象とする。
その他の一般投票型賞(一覧の黄色いセルの賞)は対象外とするが、ただし順位付けに際しては参考データとして用いる。順位付けルールは後述。)
(3)基本的に1位:10点とし、以下順位が下がるごとに1点ずつ減点。11位以下は0点。
(4)日本映画、外国映画別々に集計。
(5)日本映画と外国映画混成の映画賞の場合も10位まで順位に応じた点数を作品に加算
(邦洋混成映画賞で、日本映画に限定して上から10作品まで点数化するようなことはしない)
(6)ノミネート型の賞の場合、10作品ならトータル55点、5作品ならトータル40点として、ノミネート作品に点数を配分する。
(7)ワースト映画賞も上記の容量で点数化する
(8)対象の全賞のベスト得点から、ワースト映画賞のワースト点を減算したものを総合得点とする。
(9)総合得点の高いものから順位付けをおこなう。
(10)同点の場合、以下の優先順位で順位を決定
ベストワン獲得回数の多いもの
それでも同点の場合、ベスト得点の高いもの
それでも同点の場合、(2)で対象外とした映画賞の総合得点の高いもの
・・・でその結果が以下になります。
まず日本映画。
そして外国映画
・・・日本映画は、やるまでもなく、「それボク」の圧勝。
「天コケ」と「キサラギ」が食い下がる。20点以上が、けっこう評価された作品とみていいでしょう。
外国映画は混戦模様。
ベストワン獲得回数こそ「長江哀歌」が頭一つ飛び出ていますが、総合得点で伸び悩み、パンズ、ボーン、ソナタ、ドリガーでデッドヒートのすえかろうじてパンズ・ラビリンスが抜け出した感じです。
去年の12月からを対象期間としている映画賞がけっこうあるので、昨年の12月に公開され昨年も多くの映画賞を受賞した「硫黄島からの手紙」がまだベストテンに入ってくるところがしぶとく怖いです。
日本映画も外国映画もだいたい平均化されたまずまずの結果となっている気がします。
面白いのは日本映画のワースト争いです。
大混戦です。
様々な雑誌で叩かれまくった映画がズラリならびデッドヒートを繰り広げ、勝利の女神は「恋空」にほほえみました。
逆に観たくなってきますね。
次回は2007映画賞総括 個人賞編を一人勝手に行いたいと思います。
[2007映画賞総括 個人賞編]
*****
各映画賞の詳細は→こちらからから
********
↓面白かったらクリックしてね
人気blogランキング
自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房 スタジオゆんふぁのHP
私は、ワーストは、大日本と蒼き狼とスキヤキしか観ていません。
地雷踏まないように気をつけて選択しているつもりでも、たまにすごいの踏んじゃったりするのも、映画鑑賞の醍醐味ですよね(ほんとか)
三悪人どうなっちゃうんでしょ
ローレライ、沈没の樋口監督だからある意味ハズレなし、ある意味期待通りのステキなシロモノにしてくれることを期待しています。
これで、映画賞の悼尾を飾るイベントが終了しましたね。
ワースト邦画は盛り上がってましたね~。
ワースト10では「どろろ」「監督」「スキヤキ」しか見てないのですが、ワースト映画を避けて選択したんは幸運なようで、不幸な気もしてます。
今年のワースト候補「隠し砦の三悪人」じゃなかった「THE LAST PRINCESS」は、ぜひとも見逃さずにしようと思ってます。