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映画作りの糧とすべく劇場鑑賞作品中心にネタバレ徹底分析
映画ブロガーら有志23名による「10年代映画ベストテン」発表!

日本映画プロフェッショナル大賞 2005

2006-07-09 15:41:58 | 映画賞
こちらもやっと発表
遅すぎ。公式HPがあるなら事前にいつ頃発表するのか告知してよ

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順位 タイトル 監 督 出演者
第1位 いつか読書する日 (緒方  明)
第2位 リンダリンダリンダ (山下敦弘)
第3位 パッチギ! (井筒和幸)
第4位 空中庭園 (豊田利晃)
第5位 運命じゃない人 (内田けんじ)
第6位 カーテンコール (佐々部清)
第7位 ゲルマニウムの夜 (大森立嗣)
第8位 レイクサイド マーダーケース (青山真治)
第9位 メゾン・ド・ヒミコ (犬童一心)
第10位 カナリア (塩田明彦)

作 品 賞 「いつか読書する日」 製作=パラダイス・カフェ/パグポイント・ジャパン
監 督 賞 山下 敦弘 「リンダリンダリンダ」
主演女優賞 田中 裕子 「いつか読書する日」「火火」
主演女優賞 小泉今日子 「空中庭園」
主演男優賞 オダギリジョー 「メゾン・ド・ヒミコ」「スクラップ・ヘブン」
主演男優賞 西島 秀俊 「帰郷」「さよならみどりちゃん」「雨よりせつなく」
新人監督賞 大森 立嗣 「ゲルマニウムの夜」
新人監督賞 内田けんじ 「運命じゃない人」

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映芸に近いだろうとの予想の範疇の結果。

この賞が多少とも独特なのは、メジャー映画をはじめから相手にしないことか
メジャーも対象にして観客と批評家のほめ方がずれてると文句言われるキネ旬。メジャーを対象にしてワーストでけなしまくる映芸。メジャーしか相手にしない日アカ。ほんでメジャー無視の日プロ・・・
もともと日本アカデミーへの反発というか裏アカデミーのつもりで始めた賞だったのだろう。

「健闘しながらも諸々の理由から過小評価された作品・スタッフ・出演者らにスポットを当てようと意図された、映画ファンのための特別イベントです」
(公式HPより)

けども前回ベスト1の下妻物語、第三位の「スウィングガールズ」とか全国公開だし日アカでも候補になるしヒットしてるしメジャー制作だし、とても過小評価されてる映画とは思えなかったんですけど・・・
そんなこんなで方向性見失ってきてる感のあった同賞だが、2005年の結果は初心にかえって(?)できはいいけど興行的にはかんばしくもなさげな(ALWAYSとかと比較すると)ミニシアター中心。

そうはいっても、オダギリジョーとか小泉今日子を過小評価している人ってそんなにいるんでしょうか?スターじゃん

よっぽど瀬々敬久とかいまおかしんじとかベストにする映芸の方が「健闘しながらも諸々の理由から過小評価された作品・スタッフ・出演者らにスポットを当てようと」しているように感じる。

ちょいと中途半端な賞。ぐだぐたゴタクならべないで「ミニシアター大賞」とでも改名すりゃいいのに・・ぶつぶつ

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