目黒区北部地区 すこやか歩こう会

東横線中目黒駅周辺を拠点に活動するウォーキングクラブです。みんなで歩くと楽しいですよ!時々遠出もしています!!

4月14日(金)目黒ウォーキング協会バスハイク

2017-04-17 15:34:05 | ウォーキング
天気に恵まれ絶好のバスハイク日和です。7時半に目黒総合庁舎に集合し、バスに乗り込み目黒通り三か所のピックアップポイントに寄って全員集合しました。本日の参加者総勢46名で大型バスがいっぱいになります。
三軒茶屋から首都高渋谷線に乗り、大橋ジャンクション、中央環状線、川口線を通り東北道へ。途中蓮田SAで休憩後、館林ICで降りて15分程度で渡良瀬遊水地「親水ゾーンB駐車場」に到着しました。ストレッチ後各自体力に合わせて遊水地にある人造湖「谷中湖」のまわりを歩くコースです。


写真:中の島への道

写真:谷中湖

写真:スミレ

写真:中の島の柳
体験活動センターわたらせから南へ向かう中の島への道の西側にはスミレがたくさん咲いているのですが、東側には一切咲いていません。西側は縁石で影になったり、風よけになったりして、東側の縁石は直射日光がもろに当たり風も強いのでスミレが育つことが出来ないのでしょう。過酷な環境の中でもしぶとく生き抜く植物の生命力を感じます。


写真:エキサイゼリ

写真:セイヨウタンポポ


写真:ノウルシ

写真:スギナ

写真:カラスノエンドウ
中の島から東へ向かい谷中湖の谷中ブロックを一周します。日差しの向きが変わり、植生がまた少し変わってきました。



写真:葦の新芽
渡良瀬遊水地は巨大な葦原(ヨシハラ)で、毎年春にヨシ焼が行われます。今年は3月18日に行われ、ひと月近くたって葦の新芽が元気に育ち始めています。



写真:ヒメオドリコソウ

写真:ユキヤナギ

写真:キランソウ

写真:オオイヌノフグリ

写真:オヘビイチゴ

写真:ムラサキサギゴケ

写真:スイバ

写真:ホトケノザ
谷中湖から少し外れて谷中村史跡保全ゾーンを歩きました。渡良瀬遊水地の概要をWikipediaから引用してみましょう。
渡良瀬川に思川と巴波川の2つの川が合流する地点の湿地帯全体が堤によって囲われ遊水池となっている。足尾鉱毒事件の発生当時は、鉱毒対策が目的で設けられたのではなく洪水防止が目的とされたが、1903年の政府の第二次鉱毒調査委員会が渡良瀬川下流部に遊水池を設置する案を提示したことを受けて造成されており、鉱毒対策目的であることは明白であった。
法令上は、国土交通省が管轄する河川の内部になっている。足尾鉱毒事件から100年近く経った現在では鉱毒は減少し、主に治水と利水のための地域になっている。ただし、減少したのは上流から新たに流れてくる鉱毒の量であって、遊水地の土壌には2010年現在でも銅などの鉱毒物質が多く含まれている。

また沿革では次のように述べられています。
足尾鉱毒事件による被害が大きくなり、農民の鉱毒反対運動が盛り上がると、1905年、政府は栃木県下都賀郡谷中村全域を買収してこの地に鉱毒を沈殿する遊水池を作る計画を立てた。ただし、これは、鉱毒反対運動の中心地だった谷中村を廃村にすることにより、運動の弱体化を狙ったものであるという指摘が当時谷中村に住んでいた田中正造によって既になされている。

谷中村は公害防止のために廃村になりました。渡良瀬遊水地は日本の公害対策の始まり、世界でも先駆けとなる公害対策の地だったかもしれません。

現在の渡良瀬遊水地は視線を遮るものがない広大な葦原です。何もないところですが、この何もないところが結構魅力的だったりします。目黒ウォーキング協会の会員の皆さんとともに、ウォーキングを大いに楽しんで帰路へ着きました。


すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。


すこやか歩こう会活動スケジュール
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