目黒区北部地区 すこやか歩こう会

東横線中目黒駅周辺を拠点に活動するウォーキングクラブです。みんなで歩くと楽しいですよ!時々遠出もしています!!

大倉山獅子ヶ谷市民の森コース 約5.4Km

2020-04-09 09:45:36 | 横浜市港北区、鶴見区

小池都知事から不要不急の外出制限を要請されていますが、この活動が三密に該当しない、心身の健康維持のため適度な運動は必要であるとの観点から引き続きウォーキング活動を行っています。緊急事態宣言後の対応については改めて考える必要がありそうです。

獅子ヶ谷市民の森がある横浜市は、急傾斜地が多くそのため天然の良港として江戸後期の開国後に大きく発展しました。これらの急傾斜地は三浦半島の影響を受けているようなのでWikipediaから三浦半島の地理を引用します。
太平洋に向けて突き出し、東京湾と相模湾とを分ける。横浜市磯子区の南西にある円海山から藤沢市片瀬にいたる線を北限とし、円海山の北麓で多摩丘陵に接続する。半島東端の観音崎は東京湾の南限であり、浦賀水道を隔てて東の房総半島とともに東京湾を囲む。半島の西には伊豆半島がある。
三浦半島は2000万年前から1500万年前の太古の時代に太平洋の深海底で太平洋プレート上に降り積もった堆積物に由来する。太平洋プレートが海溝において大陸プレートの下に沈み込む際に堆積物は剥離して積み上がり(このような地質構造を付加体という)、約50万年前には海面上まで隆起し、三浦半島や房総半島のもととなった。この後、北上するフィリピン海プレート上の伊豆半島が日本列島に衝突したエネルギーで、三浦半島は時計回りに回転し現在の形状となった。隆起は現在も続いており、関東大震災の折には城ヶ島周辺の広い範囲で海岸線が数メートル隆起している。地質的にはほぼ全域が第三紀層に属する。またおよそ西北西 - 東南東方向に走る衣笠断層帯、北武断層群、武山断層帯、南下浦断層、引橋断層の5箇所の活断層が存在し、三浦半島断層群と呼ばれる。植生は常緑広葉樹林。



太尾町のハナモモ

急傾斜地の開発
中目黒駅→東横線各駅停車→大倉山駅と移動し、東へ向かうレモンロードの一本北側にある細い道。かつては駅脇の私有駐車場をお借りしてストレッチをしてからこの道を通りレモンロードに出ていました。こんな急傾斜地も宅地にしようと開発されているのが、いかにも横浜です。


港北消防署
我々が大倉山駅の改札口を出る頃サイレンを鳴らした数台の消防車がレモンロードを西へ向かってゆきました。なので消防署は空っぽです。ここの住所が「大豆戸町」というのですが、結構難読です、わかりますか?「まめどちょう」です。由来を調べたのでWikipediaから引用しておきます。
師岡熊野神社に大豆を奉納していたからだとされる。
このほか、地形由来の「真間処」(ままど、くぼんだ場所の意)に「豆」の字を当てたとする説もある。
文字の上では難読ではないが、「大豆」を「まめ」と読むため、馴染みがないと正しく読むことができない。この読み方は当地だけではなく、日本全国に見られる。



横浜環状二号線脇のツクシ

獅子ヶ谷へ入る目印となるお蕎麦屋さん
しばらく環状二号線を歩きこちらのお蕎麦屋さんがワンダーランドへの入り口となります。


崖のスミレ

畑の菜の花

水が染み出る切通しの壁
早い時にはこのあたりからウグイスの声を聞くことが出来るのですが、この日は風が強かったためかウグイスは鳴いていません。崖脇の道まではGoogleマップにあるのですが、畑を過ぎて、水が染み出ている壁までのルートはマップにありません。泥道ですが階段があるのでそれほど歩きにくいわけではないのですが。地理院地図電子国土Webにもこの道は載っていないので、ワンダーランドへの秘密の入口です。


都会の桃源郷

春の花々
師岡町から獅子ヶ谷町へ入ったところのこの景色がいいんです。桃源郷は言い過ぎですが、我が家から出て一時間もたたないところでこの景色を見ることが出来るというのが奇跡だと思っています。まさにここが私のワンダーランド。



風になびくレンゲ花

風になびく唐辛子



みその公園横溝屋敷

肥溜め

レンゲ

レンゲ

シロバナサギコゲ

シロバナサギコゲとハコベ

ヤマブキとシャガ

シュウメイギク

スズメノエンドウ
みその公園で休憩です。横溝屋敷の中には入れないものの、公園自体はやっていました。


せせらぎの小径

ジャーマンアイリス

シェア畑
獅子ヶ谷は建設業者が多く、小路の隣が無粋な壁なのが気の毒です。「シェア畑」は今回初めて見ました。8メートル平米 10,200円/月だそうです。


横浜市のマンホール

源平咲きのハナモモ

庚申塔

歴史と緑の散歩道
庚申塔とあるこんもりとした木は一里塚の跡か何かかと思うのですが、ただ庚申塔とあるだけです。庚申塔があるくらいだから辻か分かれ道だったのでしょう。この先急坂を上り獅子ヶ谷を囲む台地の上に出ます。


やまゆりホームのヤエザクラ


ツクシ
老人ホームとゴルフ練習場のあいだの急坂を上り台地の上に出ると、ベイブリッジまで見渡すことが出来ます。


上神明神社


神社の石段

車地蔵
急坂を登ったのに急階段でまた下りです。このあと二回の登りがあり、これが獅子ヶ谷の醍醐味というか疲れるところ。こんな利用しずらい地形が自然豊かなワンダーランドを残してくれたのだと思います。


灰ヶ久保広場のタンポポ
在来種です。


急階段脇のスミレ

シロダモの新芽

レンギョウ
灰ヶ久保広場でトイレ休憩をとり、獅子ヶ谷市民の森内の急階段を上って再び台地の上に出ます。何を見に行くわけでもないのですが、この台地を越えないと菊名に出ることが出来ないのです。


菊名神社

お守り

がまんさま
灰ヶ久保広場からふた山越えて菊名神社に到着しました。境内をお借りしてストレッチをし、こちらで解散しました。この日は飲み会なしです。


すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。


すこやか歩こう会活動スケジュール
コメント
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