目黒区北部地区 すこやか歩こう会

東横線中目黒駅周辺を拠点に活動するウォーキングクラブです。みんなで歩くと楽しいですよ!時々遠出もしています!!

小石川植物園コース 約3.7km

2021-11-30 10:59:39 | 東京都千代田、文京区
都内で紅葉の季節はここということで二年ぶりのコース設定となりました。集団での公共交通機関利用を避けて、出発地点での集合としました。すこやか歩こう会の会員さんに電車内での会話をご遠慮くださいと言っても、なかなか実行できないので。


北の丸スクエア公開空地
九段下駅から地上に出て、こちらの公開空地を利用させていただきストレッチをしました。この日は北風が強く寒かった!


青海コーヒー

ホテルグランドパレス

東京大神宮

ソーセージのハライコ
二年ぶりだし、コロナ禍で飲食店に逆風が吹く中、街の風景も変わってゆきます。新しいコーヒー屋さんが出来ていたり、グランドパレスが営業を終了していたり。弓道具屋さんはなくなったかな。ハライコ健在でうれしいです。来ようと思って訪れたことないけど。


小石川運動場脇のビル
警視庁の遺失物係がこんなビル特徴的なだったかなぁと思いましたが、隣のビルのようです。


日中友好会館

小石川後楽園

小石川税務署
通っていた高校がかつてこの近くにあったのですが、後楽園庭園へ一度行ったくらいでまわりのことはほとんど知りません。一番興味があったのは後楽園球場だったかな。後楽園駅に「本日のゲーム」の表示があり、土曜日日ハムののデーゲームがあると少ない小遣いをはたいて行っていました。当時の監督は大沢親分。


北野神社

牛天神

御拝殿

狛犬

狛牛?
ルートは安藤坂を上るのですがちょっと変更して天神様をお参りしました。「ぎゅうてんじん」だと思っていたけど「うしてんじん」でした。「牛魔王(ぎゅうまおう)」と混同しているかも。


ねがい牛
道真公は、御生前大変牛を可愛がられた事でも知られております。牛天神境内にある、なで石(自然石)は、源頼朝公が奥州へ東征の途中、此の地に休まれたとき、夢の中に牛に乗られた菅原道真公が現れ、願いが叶うことを告げられました。その後、ここにあった牛に似た石を御神体とされ、大宰府天満宮より御魂を勧請されたと伝えられており、これが撫で岩の発祥で牛天神の始まりです。(牛天神社と呼ばれていました。)
撫でるとねがいが叶うと言われており、今日まで多くの人々に信仰されております。

牛天神北野神社のサイトからの引用です。境内社についても引用します。
太田神社・高木神社
太田神社・高木神社は牛天神の境内にあり、芸能の神・天鈿女命(あめのうずめのみこと)と道の神・猿田彦命(さるたひこのみこと)の御夫婦と宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)をお祀りしています。

芸能上達、開運招福のご利益があるとされ、関東では牛天神の御末社、関西では京都と、全国でも二社でのみ祀られています。

もとは、貧乏神と言われた黒闇天女(くろやみてんにょ)(弁財天の姉)をお祀りしていましたが、江戸時代にあったとされる出来事から、人についている貧乏神を追い払い、福の神を招き入れることができると庶民の信仰を集めるようになったそうです。詳細は下記の御由緒を御覧下さい。

人々の信仰厚く、関東大震災のころまでは、祭りの日ともなると、未明から深夜まで参拝の人で賑わい、芸能の神として、歌舞伎、新劇人など芸能人の信者を集め、名のある役者がたびたび参拝に訪れたそうです。

太田神社の御由緒
昔々、小石川の三百坂の処に住んでいた清貧旗本の夢枕に一人の老婆が立ち、「わしはこの家に住みついている貧乏神じゃが、居心地が良く長い間世話になっておる。そこで、お礼をしたいのでわしの言うことを忘れずに行うのじゃ…」と告げた。
正直者の旗本はそのお告げを忘れず、実行した。すると、たちまち運が向き、清貧旗本はお金持ちになる。そのお告げとは─
「毎月、1日と15日と25日に赤飯と油揚げを供え、わしを祭れば福を授けよう…」
以来、この「福の神になった貧乏神」の話は江戸中に広まり、今なお、お告げは守られ、多くの人々が参拝に訪れている。


天神様を訪れようと思ったのは猿田彦命が道の神、旅人の神といわれウォーキングクラブの守護神のように思えたからです。今回太田神社にお参りし損ねましたが、次回は必ずお参りするようにしましょう。


天神脇の坂
天神坂かと思ったら牛坂でした。


西岸寺

富坂署
お寺が多いのは伝通院の塔頭でしょうか。


学芸大学竹早校地
学芸大学付属竹早高校だと思っていたら、高校は都立でした。学芸大学の前身で東京府立第二高等女学校が都立高校になっています。共通一次試験をここで受けました。


播磨坂さくら並木
播磨坂を下って間もなくゴールの小石川植物園。植物園前で解散し希望者のみ植物園を見学します。以下、写真は小石川植物園。


パンパスと青空

ヒマラヤ杉と本館

ヒマラヤ杉

コダチダリア



イロハモミジ(Optiow90)


イロハモミジ(SO-01K)

イチョウ(Optiow90)

イチョウ(SO-01K)
コンパクトデジカメOptiow90の写真は鮮やかさに欠けるんだよなぁと思って、XperiaスマホSO-01Kと撮り比べてみました。スマホの写真はvivid過ぎでコンデジの方がイメージに近いと思います。比べてみると以前もこんなことをしたような。コンデジをミラーレス一眼に代えようか、Xperiaの最高機種を購入しようか考えていましたが、道具に頼らず腕を磨きます。


イチョウ

カイノキ

日本庭園のイロハモミジ

日本庭園

水面に映るイチョウ

ナンキンハゼ

ハゼノキ

ラクウショウ
カイノキとハゼノキはウルシ科なんですね。葉っぱを見るとウルシの仲間だとよくわかります。ウルシ科の紅葉は鮮やかできれい。「ハゼ」がつくけどナンキンハゼは葉の形が違います。トウダイグサ科。ハゼノキの代わりに蝋をとる材料として使われるようになった、中国原産の木ということで「ハゼ」がついているのですね。


フクダ電子
帰りは会の皆さんと別れ共同印刷バス停から文京区のコミュニティバスBーグルに乗り文京シビックセンターへ。共同印刷の前にはお鷹狩りのスポンサーとしてAEDの貸し出しを受けているフクダ電子の事務所がありました。


すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。


すこやか歩こう会活動スケジュール
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自由ヶ丘コース 約4.9km

2021-11-23 08:31:56 | 東京都目黒区
暑くもなく寒くもなく絶好のウォーキング日和でしたが参加者は九名でした。このところ二桁が続き、以前のように二十名を超えてくるのかと思っていたら意外と少人数でした。


ガード下のスキーショップ
もう十年以上スキーをしていませんが、道具もずいぶん変わったようです。


名店会館

サザンカ

東横線
線路沿いを自由が丘方面へ向かいます。都立大学と自由が丘の間に踏切がいくつかあって、踏切が閉じている時間が長いですね。これらの踏切を解消するには自由が丘駅を地下化するしかないでしょう。線路を囲う柵に廃線路が使われていることに気づきました。



線路際のカタバミ

キク


谷畑の弁天様
自由が丘駅周辺は丘とは名ばかりの低い土地で、字名を谷畑と言いました。もとは湿地だと思うのですが水に関係がある弁天様が祀られています。


谷畑辨財天縁起
ここにお祀りしてある八幡辨財天の地は、以前このあたりが碑衾村大字衾谷畑と呼ばれていた頃、いつも清泉が湧き出しており、住民は何れも多大な恩恵を受けていた。
この地の所有者、安藤与四郎氏の先祖は解脱金剛尊者の御神示により辨天様の霊地であることがわかり、谷畑辨財天の神號を奉り自由が丘の守護神として建立し、信仰を続けて来た。辨財天は七福神中の女神であり「水の神」とも「財宝の神」とも崇められ、信仰者に無限の恵みを与え給うことは広く知られている。御神徳の無辺ならんことを祈念し縁起を記す。
平成一五年四月八日



馬霊魂
 古来、人世は馬力に負うところ多大である。文明如何に進むとも、基礎に馬の犠牲があることを忘れてはならない。
感謝をもって馬霊魂を供養し、馬がもつ天性を菩薩行に表現するなら、生活上起こりやすい、色欲財欲による悩み、また親子夫婦嫁姑間などにおける反目闘争による苦しみから救済される。また疾風迅雷のごとき速さと活動力、従順性と忠実性は能く交通安全の守護神として素晴らしい働きを示す。更に肩、足腰の痛みなどに不思議なご加護がある。
この碑は昭和十二年、解脱金剛尊者の揮毫によるものである。
平成十五年四月八日



目黒区みどりの散歩道
この案内で見ると我々は下から来て、左にちょっと寄ってから上に行くことになります。


センリョウ

熊野神社
創建は鎌倉時代と伝えられているとのことで衾村の鎮守八雲氷川神社より古いのかもしれません。


柚子

竹垣

柴垣

ハギ

ワビスケ

ラカンマキ
竹垣、柴垣は少なくなりました。緑小通りを西へ向かい突き当りを右折します。このあたりが目黒区の西端かな。ここから北へ向かいます。このハギの花はかわいいですね。


目黒通り沿い自由が丘三丁目
古い船から持ってきたもののようも見えますが、なんでしょうね。


ソメイヨシノの紅葉

コミュニティ・ゾーン
目黒通りを横断し消防署の角を曲がり呑川本流緑道へ戻ります。見かけない看板なので目黒区が独自に指定しているのかと思ったら警視庁が行っているようで、コミュニティ・ゾーンは「快適な生活環境が侵害されている場所の安全対策」として平成八年に設定されたそうです。


サザンカ

ボケ

ハゼの木


頑張君
コースは呑川駒沢支流緑道へ左折し北上します。頑張君は「ひの一」という菓子やパンの材料卸の会社にありました。バス通りを左折して東へ向かいます。


桜修館高校の黄葉

めぐろ区民キャンパスの黄葉

めぐろ区民キャンパスの柿
目黒区民キャンパスの万葉歌碑を見に行こうとしても誰もついてゆかず、誘導員は断念して長めのトイレ休憩を取りました。紅葉をながめるのにいい場所です。


天神坂

天神様

常圓寺のイチョウ
柿の木坂通りは歩道が狭いので避けることが多いのですが、見事なイチョウを見ようとこの日は歩いてみました。この坂は天神坂と書いてあり、坂の途中には柿の木坂北野神社があります。


八雲氷川神社

氷川神社の手水舎

日露戦役紀念碑
衾村の総鎮守は落ち着いた雰囲気のいい神社です。手水を我慢様が支えていることに初めて気が付きました。日露戦争の碑は溶岩のような石で支えられていることが気になり撮ってみました。そういえばこの碑、碑文谷村の総鎮守にもありますが、上目黒村では見たことがありません。


氷川神社参道

呑川沿いの古いお屋敷
逆光の参道が深まる秋を感じさせてくれます。この後都立大学駅まで戻りストレッチをして解散となりました。

飲食店の人数制限も緩和されたので久しぶりに学芸大学の天狗へ。ワクチン接種が証明できると飲み放題が千円でした。接種券のコピーと身分証明書を持ち歩いたほうが良いようです。


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おまけ

2021-11-22 09:38:02 | 東京都渋谷区
先週のウォーキングの集合場所である代々木公園まで歩いてゆく途中の風景です。


旧山手通りのジャカランダ
心眼レベルの写真になってしまいましたが、よく見るとジャカランダの紫色の花がちらほら咲いています。ハワイ島で見て印象に残った花木なので夏の花だと思っていました。


渋谷ストリームのかまぼこ屋根
東横線渋谷ターミナル駅のかまぼこ屋根にノスタルジーを感じる人もだんだんと少なくなってくるのでしょうね。先日大改造を終えたJRの渋谷駅も少し見えていますが、今度見に行こうかな。


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原宿とその界隈コース 約4.8km

2021-11-16 10:58:22 | 東京都渋谷区
このコースは渋谷区のサイトに掲載されていたのですが、現在掲載されている「シブヤウォーキングマップ」には掲載されていません。原宿界隈を知るにはよいコースですが時間帯によっては人が多くウォーキングには不向きということかな?
すこやか歩こう会では8月8日のコースとして設定し雨で流れ、9月18日の再設定も雨で流れました。三度目の正直となりましたが、11月から4月は午後の活動となっていることを失念していました。日曜日の午後、原宿の活気を知るにはよい機会となりましたが人が多くウォーキングには不向きでした。


代々木体育館
NHK杯フィギュアスケートのエキシビションが行われていました。


五輪橋

竹下通り

一本北の道
五輪橋を渡ると原宿駅から表参道方面へ向かう人の波で身動きが取れないほどです。混雑を避け竹下通りの一本北の道で東郷神社へ向かいます。会員には「希望者は竹下通りを歩いてもいいですよ」と言ってあったのですが、だれもこの混雑の中を突き進む勇気はなかったようです。



東郷神社

東郷記念館

祈念旗
竹下通りの混雑と比べると東郷神社は落ち着いたもので、七五三参りの家族が何組かいる程度です。東郷記念館は改装中のようでお庭にも入ることが出来ません。「Z旗」、国際信号旗のZ旗には「勝利」の意味はないのですが、東郷平八郎がこの旗を特別なものにしたとのこと。


スニーカーショップ

表参道

キャットストリートのたこ焼き

ティファニー
竹下通りを抜けて明治通りを横断するスニーカーショップがたくさんある道は竹下通りなのかな?裏原宿の入口というイメージですが、私自身裏原宿が分かっていないかもしれません。歩道橋で表参道を横断するとキャットストリート。ティファニーの猫が分からなかったけど、キャットストリートにちなんだデザインでしょうか。ブラタモリのパイロット版ではこのたこ焼き屋さんでたこ焼き買って久保田アナと二人で食べていたと記憶しています。「ティファニーでたこ焼きを」なんてパロディーを考えていたらふと「下落合焼とりムービー」を思い浮かべネットで検索。めずらしく小森のおばちゃまが酷評したというこの映画をちょっと見てみたい気になりました。時間の無駄か?


穏田神社拝殿

河野タカ

神輿
河野タカさんは明治時代の教育者で神社の氏子とのこと。末社の稲荷神社を再建に携わったということでここにいらっしゃるのかな。穏田を調べているといろいろ興味深い記述が見つかり、「穏田マンション」は岸田総理と関連がある。古くからの住人に聞いてみようかな。


神宮前社宅
好立地にある団地は都営住宅かと思いましたが公務員住宅のようです。外壁塗装したのか大規模修繕したのか奇麗になりました。同じ一角に「大山柏邸跡」があるので、大山巌公爵の邸宅の跡地かもしれません。


表参道のケヤキ
表参道のライトアップは一時行っていなかったと思うのですが、今年はライトアップを行うようで、電球がついています。たぶんLEDだと思うので、電球と言ってよいのかどうか。ケヤキは日本では一般的な木ですが、欧米ではそうでもないようです。Wikipediaから引用してみます。
分布
朝鮮半島、中国、台湾と日本に分布し、日本では本州、四国、九州に分布する。暖地では丘陵部から山地、寒冷地では平地まで自生する。

自然分布の他に、人の手によって街路や公園、人家のまわりにも植えられたものもよく見られる。


ケヤキを英語で“zelkova”と言いますが、この単語は英語圏に人にもなじみがないようで通じません。“a kind of elm”と言うと分かってもらえます。“elm”は楡の木です。楡もWikipediaから引用してみましょう。
象徴
ヨーロッパでは楡と葡萄は良縁の象徴とされる。この風習は元々はイタリア由来とされ、以下のような話がある。古代ローマ時代からイタリアではブドウを仕立てる支柱としてニレを使うために、ブドウ畑でニレも一緒に栽培していた。成長したニレは樹高3m程度のところで幹を切断する。ニレは萌芽を出すのでこれを横方向に仕立ててぶどうの蔓を絡ませてやるのだという。古代ローマの詩人オウィディウス(Ovidius、紀元前43-紀元前26年)はこれを見ていたく感動し、ulmus amat vitem, vitis non deserit ulmum(意訳:楡はブドウを愛している。ブドウも傷ついた楡を見捨てない)という詩を読んだ。
この話はローマ神話の神で恋仲だった季節の神ウェルトゥムヌスと果実の神ポーモーナの話としても好まれ、ルネサンス時代には絵画の題材としてもよく描かれた。
他にも北欧神話に登場する人類最初の男女アスクとエムブラのうちのエムブラ(女)が最高神オーディンに息を吹きかけられたニレから生まれたとされる。ギリシア神話では詩人で竪琴の名手だったオルペウスが妻の死を悼みニレの木の下で泣いたとされ、悲しみの象徴とされることもある。


楡の木はヨーロッパでおなじみのようですね。


まい泉青山本店
今年のお鷹狩りのコースだった都営青山北町アパートにはもともと風呂がついていなかったのでみんな銭湯に通っており、その銭湯の跡がとんかつ屋になったと聞いていました。「まい泉=銭湯を居抜きで利用」との印象が強かったのですがちょっと違っていたようです。少し長くなりますがまい泉のサイトから引用します。
【コラム】まい泉青山本店レストラン「西洋館」の工事中に、驚きの遺跡発掘?!
 まい泉青山本店レストランは1978(昭和53)年に開業し、1983(昭和58)年には隣接していた銭湯「神宮湯」の廃業にともない、その建物を譲り受け、「西洋館」という名のダイニングルームを増設して営業してきました。この「西洋館」はお客様から『旧き良き昭和の日本建築に懐かしさを感じる』『天井が高くて、ゆったりした気分でお食事ができる』など、国内外のお客様から長らくご愛顧をいただいてまいりました。
 今年の2月より青山本店レストランの改修工事をおこなっていますが、「西洋館」の工事中、思いがけずかつての「神宮湯」の名残りが見つかりました。そこで、銭湯文化研究の第一人者で、かつての「神宮湯」をご存知の社団法人 日本銭湯文化協会理事 町田 忍様に現場をみていただき、おはなしを伺いました。


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 さて以下が神宮湯銭湯時代のわかったことです。
1982(昭和57)年ころまで営業。創業は不明。典型的な東京型銭湯の代表格の様式です。特徴は宮造り型。脱衣場天井は格子状の社寺風の最上級の「折り上げ格天井」の吹き抜け(脱衣場が吹き抜けは東京型銭湯の特徴)であった。
庭は富士山から運んだ溶岩と高級な大きな庭石、創業時は錦鯉がいたと思われます。建築年代はその外観の様式からして戦後から1965(昭和40)年ころまでと思われます。


■浴室・・ペンキ絵
 湯船が壁際にある東京型銭湯・その上にペンキ絵背景画があります。絵の下には近所のおみせの広告看板(業界用語でコマ)がはいるスペースが残っています。これはかつて銭湯専門の広告代理店が地域ごとにあり、そこに所属する絵師が描きました。神宮湯場所からして「美虹社」(現在消滅)という広告代理店が担当しており、絵はおそらく年代からしてそこに所属していた「木村進」さん(故人)が描いた絵と推測されます。当時広告が年に一回更新時ごとに集金、その代金で年一回無料で新しい絵にしていたのです。したがって銭湯は費用を負担することなく毎年新しい絵になりました。
 このようにペンキ絵は本来1年という短い期間しか残されていないわけで、そのことからするとまい泉さんのこの絵は40年以上前の大変貴重な絵で銭湯文化遺産といっても過言でない絵と思います。
 
■タイル絵
 左浴室ペンキ絵下に小さいタイル絵があります。鯉の尻尾の部分です。これは九谷焼です。この部分に鯉のタイル絵があるのは昭和40年代までの東京の銭湯に多くみられました。なぜならばこれらタイル絵は全ては金沢のタイル店『鈴木建材店」のご主人が戦前から見本帳を持って全国をセールスした結果でした。とくに東京の銭湯のオーナーの約8割が北陸(石川・新潟・富山)出身でしたので、石川県の金沢などで生産されていた九谷焼はその高級感と故郷に近いこともあり盛んに利用されました。またこの地域は鯉の生産地としても有名でした。
 神宮湯のタイル絵を描いたのは金沢にいた石田庄太郎さん(画名「章仙」)は大正3年生まれ(故人)。都内の多くの銭湯のタイル絵を手がけました。神宮湯に残ってるのはわずか4枚ほどですが。同じタイル絵の完全版は現在、渋谷のもと同潤会文化アパートの敷地にある公園に記念で残されています。
 以前、章仙さんにインタビューした際「鯉の絵が多いのは、お客コイコイと登竜門の縁起からで、12匹描くことが多かったのは12ヶ月お客コイコイからです」との話でした。


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 いかがでしたか?文中に出てくる、ペンキ絵やタイル絵はお客様にはご覧頂けませんが、この「神宮湯」の名残や思い出は大事に次世代に引き継いでいきたい、という思いから、ご紹介させていただきました。「西洋館」は7月末には改修工事を終え、リニューアルオープンをさせていただきます。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。



原宿発祥の地
妙圓寺境内にあります。


自昌院自筆法華経 (じしょういんじひつほけきょう)八巻 附函
神宮前三丁目8番9号 日蓮宗 蓮光山 妙圓寺
区指定有形文化財 平成二十八年十一月二十一日
 妙園寺が所蔵する法華経八巻は、広島藩二代藩主浅野光晟(みつあきら)の正室である自昌院(満姫(まんひめ))により、万治二年(1659)二月三日に写経されました。
 巻子本(かんすぼん)に仕立てられたこれらの経典は、見返しに箔地に日輪と月輪及び文殊と普賢菩薩が描かれ、鳥の子紙を使用した写経料紙には、金泥(きんでい)による優美な装飾が施されています。
 自昌院は、加賀藩三代藩主前田利常(としつね)の娘として、元和五年(1619)十二月十五日に金沢で誕生しました。母親は、徳川秀忠の娘珠姫(たまひめ)です。その関係からか、満姫は徳川家光の養女となって、寛永十二年(1635)九月に浅野光最に嫁ぎました。満姫は、万治元年(1658)十月十二日に実父利常の死去をうけて剃髪したようで、自昌院と号しました。自昌院は熱心な日蓮宗信者で、維司ヶ谷の鬼子母神堂や広島の菩提寺となる自昌山國前寺(こくぜんじ)を建立しています。
 法華経は、自昌院の写経にみられるように、日蓮宗の根本経典であるばかりでなく、女性の成仏を説く経典として、中世以来女性に信仰されてきました。
 自昌院による日蓮宗妙園寺への法華経の寄進は、自身が日蓮宗信者による者であるとともに、女性ならではの法華経信仰を持っていたからと
考えられます。
 妙園寺は、安房小湊の本山誕生寺の末寺で、山号は蓮光山(れんこうざん)です。寛永四年(1627)に円成院(えんじょういん)日光が四谷千日谷に草庵を営んだのが始まりとされています。その後、日寛が当寺を再興し、宝永三年(1706)に現在の地に移転をしました。
 本法華経は、保存状態が極めて良く、経函(きょうばこ)などを含めて自昌院が奉納した当時の姿を今に伝える貴重な文化財です。
渋谷区教育委員会



穏原小学校旧跡
神宮前三丁目8番
この道路の向かい側に、かって穏原小学校がありました。
この学校は、妙円寺などの寺子屋の児童を収容し、隠田・原宿両村の連合公立小学校として、明治十四年(1881)に、当時の原宿七十番地に開校したもので、当初の児童数は二十四名にすぎませんでした。しかし、付近の住宅化が進むにつれ児童数も増加したため、同二十一年にこの場所に校舎を新築し、移転してきました。
その後、校地が再び狭くなり、同三十三年に原宿百七十番地に移転、さらにまた、現在原宿中学校がある場所に移りました。
この間、大正十一年には分教場(現在の神宮前小学校)を設け、めざましい発展を遂げたのですが、昭和二十年五月の空襲によって校舎を焼失し、児童数も激減したため、在籍児童を神宮前小学校に移し、同二十一年三月、六十五年にわたる歴史の幕を閉じましたが、この間はぐくまれた建学の精神は、多くの卒業生によって受けつがれております。
渋谷区教育委員会


この説明看板かつても読んでいるのですが、今更ながら気づいたことがあります。字名だと思っていた穏田や原宿は村でした。穏田村は江戸時代、武蔵国豊嶋郡穏田村で上目黒村の荏原郡とは異なる郡です。Wikipediaから引用してみると江戸時代 - 武蔵国豊嶋郡穏田村(幕藩体制下においては武州〈天領〉伊賀者給地穏田村)/朱引内の一地域。と伊賀者に与えられた土地で江戸御府内です。江戸時代以前、律令制では江戸国はなく、武蔵国の中の江戸氏の領地で、徳川家康の江戸入府以降地図に朱色の線をひき朱引内と朱引外に分けられました。江戸というのは武蔵国内に定められたコロンビア特別区のようなものでしょうか。


センリョウ

ロータス

ボーネルンド
妙圓寺で給水休憩後北西に向かい、原宿警察署近くから明治通りを歩き、千駄ヶ谷小学校交差点を左折し、原宿駅側部乗降場 (宮廷ホーム)を横目で見ながら人ごみの原宿駅を何とか通過し、代々木公園原宿門まで戻ってきました。

ストレッチ後解散。午後の原宿は訪れるもんじゃないと改めて思いましたが、原宿本来の賑わいを見たという点でちょっとだけ価値があったウォーキングになったでしょうか。


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第18回お鷹狩りウォーク

2021-11-14 10:37:22 | 東京都目黒区
感染症の影響で昨年中止になったお鷹狩りウォークですが、今年は開催にこぎつけ滞りなく終了することが出来ました。参加者の皆さん、担当の区役所職員、協会実行委員の皆さんのおかげです。ありがとうございました。

私自身二年ぶりの大きなイベントに例年以上に疲れてロス状態になっておりご報告が遅くなりました。

感染症対策として規模を例年の1/4の参加者に絞ったため、ご応募いただいた半数の方をお断りしなければならない状況となりました。来年度はもっと多くの方にご参加いただけるイベントとなるよう準備を進めてゆきます。

これからもよろしくお願いいたします。


ショートコースのスタート地点、絵画館前

聖徳記念絵画館

第13回大会後、ネパール大使館にて

感謝状
区内に大使館があるネパールのマダン・クマール・バッタライ特命全権大使は在任中お鷹狩りウォークに参加され一緒に歩いていました。感謝状はお鷹狩りでネパール地震への義援金を参加者から募り、大使館へお届けした時のものです。


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