正式には海外就学経験者入学試験と呼ばれる上智大学の2012年度帰国入試が行われ、中央線快速で1駅の近さということもあり、私たち駿台スタッフは6名ほどのメンバーで駆けつけました。
入室指定時間の1時間半より待機し、激励の言葉をかけながらキャンパスに送り出していきましたが、目立つところにいたせいか、道を私たちに尋ねる人も何人かおり、図らずも、道案内役にもなっていました。
ところで、毎年、上智に隣接の聖イグナチオ教会前で受験生の流れを見てきましたが、今年はいつもより寂しい感じがしました。志願者数もかつての年2回実施から現在の9月1回実施に変更となった2008年度入試以降、最少の志願者数なのですが、棄権者も多いのかもしれません。
2008年度入試時点では、上智大学の入試までに合格発表があったのは早稲田商学部のみ。それが今年は、早稲田(商学部、法学部、人間科学部)、慶應義塾(文学部、経済学部、法学部<法律学科・政治学科>、商学部、理工学部、総合政策学部、環境情報学部で発表を終えているという状態です。昨年はこれに加えて早稲田の教育学部・スポーツ科学部も発表済みでしたから、棄権者は昨年も多かったはずですが、今年のほうが寂しい印象を受けた入試応援でした。
とはいえ、受験生の心の中はそんなことは関係なく、しっかりと燃えていることでしょう。早稲田入試とは違い、昨日のICUのように同日で面接試験もあるため、男子も女子もスーツや制服を着ており、誠に凛々しい。いつも以上に頼もしく感じたのでした。
(Nas)