「小論ありますか」と、カウンセラーは学生から声を掛けられることが多々あります。駿台国際では、各学生が提出した小論文の答案が添削されると、一旦カウンセラーに戻し、そのカウンセラーから生徒の手に小論文が直接手渡されます。小論文を返却すると、多くの学生が最初に「評価」がどうであったかを確認します。時間をかけて書き上げた論文がどのように評価されているか、そしてそれが目標とする評価であるかどうかが気になるようです。その後は内容についてはどのような指摘があるのかどうか、コメントをじっくり読んでいきます。その評価やコメントをもとに、さらに洗練された小論文を書くための準備がはじまります。
現在、駿台国際の学生はおもに年明けの入試に向けてこのような地道な努力を続けています。ゴールのない小論文や面接練習に取り組むなかで迷い、不安になることも多々あるようです。ただ、駿台の講師やカウンセラーは、その中で必死にもがき続けることで道が開けるという事実を多く目にしてきました。「粘り勝ち」という言葉を信じて、学生達にはぜひとも積極的に取り組んでほしいと思います。
(tks)