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フィリピンと国民性、そして多面性

2023年01月19日 | 【海外校 東南アジア地区】
 こんにちは。駿台マニラ校です。

 国民性や県民性は、気候と関連しているとよく言われますが、そのとおりだと思います。ひとが幸せに、ストレスなく暮らすためには、気候にうまく合わせていかないと、自分が辛くなってしまいます。
 
 ここフィリピンで、一年中暑い中、いつもカリカリしていると、メンタルがやられてしまうかもしれません。
 というわけで、フィリピンに来た当初は、時間がない中で食事やコーヒーを注文して、そこからの相手のゆったりとした時間の中で焦る、イライラする、ということがありました。でも、今は大体、順応できるようになりました(完璧に適応するのは難しそうです。)。
 
 フィリピンでは、裕福でなくても、人びとが思い思いに自身の幸せを楽しんでいるように見えます。
 気候と関係するのかもしれません。ラテン系の気質、というのも言えるでしょう。そして、キリスト教の影響も大きいと思います。
 それらに加えて、「ありがとう」という気持ちが大きいのかな、と感じます。以前、マニラ校から第一志望の高校へ合格した男子生徒も、模擬面接をしている際、同じようなことを話していました。フィリピンにいると、自然と抱く感想なのかもしれません。
 フィリピンに住む人たちの多くは、物質的には決して恵まれていません。だからこそ、「あること」についての感謝が大きい。まさに「有り難い」です。物だけではありません。何かをしてもらった、ありがとう、という感じです。
 
 多くの面でグローバル化が進む世界ですが、それぞれの土地にいるからこそ感じられること、その土地ならではの体験があります。それらのことを大事にしながら、自分なりに深く考えてみて、多面的に物事を見られるようになると、とても良いと思います。
 中学校も高校も、外国に住んでいたからこその視点を持った生徒が入学することによって他の生徒が触発され、より深く、さまざまな角度から考えられる生徒が増えて欲しい、と考えています。
 一生懸命勉強することはもちろんですが、一つ一つの体験も大事にしてくださいね!

 駿台マニラ校 T.M
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