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インター泣かせの受験英語

2023年07月29日 | 【海外校 東南アジア地区】

みなさんこんにちは、駿台ミャンマー校です。

 

帰国生にとって最大の武器と言える科目、それは英語です。多くの方が得意とし、受験でも得点源になると言えるでしょう。しかし、では普段のテストで100点を取れるのか。満点となると、なかなか取れないことも多いです。帰国生が口をそろえて言うのですが、発音・アクセントの問題が苦手というのをよく聞きます。

なぜ発音問題を間違えるのか、それは仕方がないのかもしれません。日本の英語テストはアメリカ英語の辞書に書いてある発音記号やアクセントに沿って出題されますが、アメリカと言ってもニューヨーク側の東海岸からサンフランシスコやロサンゼルスのある西海岸まで日本の何倍もの距離があり、南北でもかつては戦争をしたくらいに別の国だった歴史があります。州が変われば日本の端から端以上の距離を動くようなもので、当然方言のような差異はあり、またカナダやオーストラリアなど他の国ではもちろん別の発音構造が発達していきます。英語圏でない国でインターに通う場合も、その場所で授業を受けることでまた違う発音を聞きながら学校生活を過ごします。

私が中学生の頃、アメリカのサンティエゴから来ていた英語の先生が学校にいましたが、その先生の英語も訛っており、学校の他の先生も「あの先生の英語少し訛ってないか?」と言っていたようにリスニング練習で聞く音声と何か違うなと思ったことを覚えています。

インター生の英語テストでのミスを見ると、日本で生活している中学生のミスとは違う傾向が見られます。また、colorをcolour(イギリス式)と書くように本人は習った通りに書いているのに日本では先生がこの綴りを知らず✕になってしまう事もあります。日本で言われる英語はアメリカのものが標準と考えられている気がしますが、いまや英語はアメリカ英語1つではなく非常に多種の英語があるという事を認識しながら、そのうえで英検持っているから、話せるからと油断せず日本のテストにもしっかりと向かい合い、受験に挑むようにしましょう。

駿台ミャンマー校 T.Y

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