駿台マニラ校です。
中3のこの時期、過去問を多く解きます。意図せず、国語の問題で続けて出てきたのが、故外山滋比古氏の文章でした。学校は、先生と知識が生徒を引っ張って勉強させる、いわば「グライダー人間」の養成機関で、自分で新しい考えを創造し、自力で飛んでいく「飛行機人間」は育てていない、これからの学校・社会は、飛行機人間を育てることを考える必要がある、というものでした。
この文章が書かれたのは、約30年前。でも、まったく古さを感じさせない。いろいろと気付かされます。自分がグライダー人間だということも・・・。ふと、新しい発見が満載の古典「徒然草」を読みたくなりました。
昔の文章でも、新鮮な感動を味わえます。さまざまな文を読んでものごとの違った一面を発見する。そして、得点力を上げる。それが、過去問演習の醍醐味かもしれません。
駿台マニラ校 T.M