駿台国際教育センターがあるお茶の水は、楽器屋街としても世界的にも有名です。
ロックスターが弾いているような、海外の代表的なギターメーカーの製品もここお茶の水ではよく目にします。外国の有名メーカーのギターと日本のメーカーのギターを比べると、それぞれの国の教育スタイルにも似た思想の違いを感じずにはいられません。日本のメーカーのギターは安価なものであっても堅実な仕上がりであるのに対し、外国製ギターは音の良い高価なものであっても、細部のつくりが意外と雑で、年数を経ると金属パーツがボロボロに錆びたりします。
日本の教育は徹底的な反復練習による基礎知識の定着を第一に置いているのに比べ、米国などの教育では、自分はどう考えるのかというオリジナリティーに重点を置いているようです。米国やアメリカンスクールで教育を受けた帰国生は、計算などの基礎的な問題を苦手とすることが多い一方で、作文や議論になると目をみはるものを持っていたりします。
海外と日本の違いについては帰国してからもいろいろ感じることがあると思いますが、こんなところにも表れています。
(adc)