先週末の21日(日)に都立高校の入試も終わり、それぞれの進学先もほぼ
出揃ってきました。第1希望に合格された方も、またそうでなかった方も次なる
ステップに向けて歩みを始めています。この1年間を通して努力をした過程は、
今後の学生生活においても大きなプラスとなるはずです。各自が抱いている
「夢の実現」に向けた歩みを今後も陰ながら応援しています。
帰国生入試においては英語のアドバンテージは大きな武器となります。
しかし、国語、算数の基礎学力の徹底も同様に不可欠であるということを
今回の入試を通して改めて痛感させられました。
中学入試・高校入試コースでは次年度の通常授業が3月からスタートしますが、
3教科のバランスを重視しながら、早期に「基礎学力の徹底」を進めていくことが
大切であるように思います。志望校にもよりますが、基礎学力レベルで対応できる
問題は入試問題においても多く、そこを確実に得点源とすることが合格への布石
になると思います。
(多くの模擬試験でも約6割が基礎的な問題で占められています)
夏までは「基礎学力の徹底」に注視しながら学習し、秋以降に志望校の過去問演習
などを取り入れながら実戦形式で対策をしていくことがよいと思います。秋以降に
過去問だけ解けばどうにかなるというのは、基礎学力のベースがしっかりとしている
のが前提で、まさに「急がば回れ」という言葉が殊更入試には当てはまるのだと思い
ます。
(Ryon)