明日12月12日(土)、学習院大学で2016年4月より新設される「国際社会科学部」のAO入試が行われます。帰国入試の実施はなく、帰国生が受験する場合はこちらのAO入試でのチャレンジすることとなります。特にここ10年ほど、各大学とも学部の新設や入試制度の変更、追加により、「国際」化への取り組みに力を入れています。今後もこういった傾向は続くものと考えられ、そうなると帰国生に対する期待も高くなってくることでしょう。
豊かな経験をしているにもかかわらず、それらを十分に表現できず、もどかしい思いをする帰国生が少なくありません。小論文や面接の練習を通し、その貴重な経験を形にして実際の試験に備えるわけですが、それがすなわち「帰国生の価値をより高める」ことに繋がってきます。
大学のみならず、今後日本の社会も「国際」が一層意識されることでしょう。すなわち、帰国生はまさに今後の貴重な存在となり得るのだと、生徒たちと接する際にふと頭をよぎることがあります。
彼らの今後が非常に楽しみです。
(tks)