私は宮城県名取市閖上に、神様から、いわゆる天賦の才能を授かって生まれた。
英語では神に愛された者には数々の試練が与えられるという。私は、そのとおりの人生を歩んだ。その結果の一つとして、極めて残念なことに未だに独身で在る。
先日、(5年ぶりに電話をした)、日本を代表する大企業でバリバリ働いている親友には、『未だにという歳でも…』という、彼等ならではのウイットで返され、大笑いしたのだが。
私は最近、つくづく思うのである。人生は人それぞれに様々なのだ、と。何が幸せで不幸せなのかなどとは言えない。すべては人生なのである。
以上は、先日、発信したものである。
だが今朝、私は突然、気が付いた。
あの大阪地検の女検事は許せない、と。
大阪の官民の叡智を集めて20年超にわたって、やっと出来上がった、大阪梅田・北ヤードの事業計画を、混迷させたのは、竹中工務店出身で経済同友会の幹事を務めていた一人の女性(私よりは有名だろうが、日本国民の大半は全く知らない)が、突然、第二期分譲は止めて、緑の公園にしようなどと言い出したのである。何度も重ねたパネルディスカッションにも、彼女はパネラーとして登場し、事業計画作成の主要メンバーであったにも関わらず。
彼女の出身企業が朝日新聞社が社運を賭けた経済的な事業である中の島フェスティバルタワー2棟の施工会社であった事を思えば、この謎は一瞬にして解ける。
2010年、たった一人で、戦っていた当時の私には、全く気が付かなかった理由は既述のとおりだが。
「すべては一人で始まる」、その真実に世界で初めて明瞭に言及して来た私は、常に、そのことを実践して来た人間である。
下手の横好きなゴルファーだったから...太平洋に面した港町に生まれ育った人間で、海を見ないで過ごす休暇は考えられない人間だったから、47回も訪れたハワイでも、
ローマでも、東南アジアでも、私は、「文明のターンテーブル」、が、回っている国である日本を体現する、知性と自由の精神を持って、常に、それぞれの国の人たちと相対して来た。
ハワイのプリンスビルで一緒にゴルフをした、カリフォルニアの白人経営者には、「あなたほど美しい英語を話すアジア人に出会ったことがない…」などと述懐されたり。
さて、
私の孤軍奮闘は間違いなく、功を奏して、緑の公園になどという、とんでもない話…日本の数少ない超の付く一等地である商業地域を公園に使用するなどと、いったい、世界のどんな阿呆が考えるというのだ…には、ピリオドを打った確信があったこと、
だが、今度は、サッカー場を作ってワールドカップを誘致しようなどという運動を始めだした時、もう勘弁してくれよ、と思っていた私に、芥川龍之介と宮沢賢治という、私とは切っても切れない人間二人が、合体して、無名の私が、こうしてネットでの発信を選択したことはご存知の通り。
正に、日本のため、世界のために、無償で登場し、私は、世界を驚愕させた。
だが、一か月が経過して、当時、弊社が所有していたビルの近所に住んでいた、「底知れぬ悪」、「まことしやかな嘘」のDNAを持っている結果として、詐欺罪を冒した犯罪者が、あろうことか、逮捕され、留置場に入れられていた後の、仮釈放期間に、男女三人で私のビルに現れた。
「20坪の部屋を貸してほしい」…(私たちはビルの4階に事務所を構えていた)、それから以降に、この男が話したことの99%が嘘だったことは、だまされた後にしか知る由はなかった。
この犯罪者が、私たちに行った犯罪は3件以上あったのだが、3件を刑事告訴した。
その内、300万円超のエアコン詐欺の件と、
この男に、信じがたい大金を詐取された無念さと怒りが、キラーストレスとなって、生きる確率25%と宣告された大病を患い、入院していた病室から、出版日を決定して、ここで、告知したとたんに受けた、私の本と著者名にとっては致命的だった業務妨害、名誉棄損、これらの、2件が、
大金詐取事件より前に、(2年以上という長い時間がかかったが)、大阪地検に上がった時のことである。
京都大学という大学と私の縁だったとしか言いようがないのだが、私は、素晴らしい医師の方々と看護婦さんたちのおかげで完治し、7か月後に退院できた。
2013年だっただろうか、(弁護士は、病室にも来てくれていたから、既定の費用を請求することを考えることもなかったのだろう)、弁護士なしで、私たちは、検察庁に向かった。
担当は女性検事だった。私は本当に怒り、あきれた。なぜなら、彼女は、まるで私が被告であるかのような物言いを何度もしたからである。あきれたことに、彼女は、詐欺を働くために生まれてきたような犯罪者が偽造して、彼女に提出していた書面を本物だと信じ込んで、私たちの調書をとっていたのである。
挙句に、
あまりにも酷い、執拗で、悪辣な文言で、30ものハンドルネームをアメーバやFC2で作り、(ツイッターには本名でである)、私の本と著者名の検索ページを改ざんし、犯罪行為で埋め尽くして来た所業に対して、
私は、病室から、もう勘弁ならぬと思い、この男の名前は伏せ字にして、事の詳細を発信した。
この女性検事は、あきれたことに、私の、その文章こそ、名誉棄損に値しないか、と言って来たのである。
私は、いったい、これは何なんだと思ったことは言うまでもない。
彼女は、この犯罪者が、自分には娘がいるから、傷つけられた...と言っているなどと、私に言って来たのである。新聞にデカデカと掲載されたような犯罪を冒し、さらに仮釈放中に弊社からも、ほとんど同額の大金詐取事件を起こしたような犯罪者に、娘がいるからという理由、まさに、朝日新聞社の似非モラリズムそのもので、私を被告のように扱ったのである。
私が無名の人間として生きてきた無念さと、彼女に対する怒りがどれほどだったかは、言うまでもなく、私は、退院した体に障ることも顧みず、この女性検事を罵倒して、席を蹴って帰ったのである。
今、最後の大金詐取事件が3年以上かかって、検察庁に上がっている。もはや、私たちは、ほとんど、あきらめていたことは言うまでもないが、同時に、私たちは、激高することもなかった。
それだけではなく、担当検事は、それまでの2件の検事とは違って、優秀な人物だったから、なおさら、私たちは、二度と怒りを覚えることはなかった。
私は、その検事に言ったのである。あの女性検事は今でも地検にいるのですか?「いたのなら、ここでこんなことを言う不謹慎を顧みずに言いますが、私は殴り倒してやりたい」。
私が、今朝、気づいたことを、私は、この女性検事に言ってやりたい。
あなたの、その愚かな似非モラリズムのために、私は、さらに時間を奪われたこと、
芥川龍之介に傾倒した高校時代…芥川の偉大さに気が付いたのは実業家としての人生を送っていたときだったが、
正に、エゴイズムを相克して生きてきた人生の結果として、子供も作らず、独身で来た人生について、「今の医学界の状況、人間の哲学にとどまっている限り、人は、誰でも、いずれ、死ぬ」
Y検事よ、私は、あなたの見事な似非モラリズムのために、子供を作る最後のチャンス(時間)まで、奪われたのである。
かつては、朝日新聞の愚かさと悪のために、実業家としての果実を収穫する時期に、苦しみだけを味わされ、今度は、朝日新聞の購読者であることは間違いがない人間で、検事という職業にいる人間の、似非モラリズムで、これ以上ない、無念を味わされているのである。
私の、朝日などや彼女に対する怒りは、天の怒りだといっても過言ではないのである。
読者は私が「女の21世紀」という一文を、世界で最初に書いて登場した人間であることを知っているはずだが、
私は、いま、これを訂正する。なぜなら、上記の女性検事や、今般の民進党の党首に名乗りを上げている女性を見れば明らかだからである。
物事の真実、あるいは、正邪は、男性か女性かなどには何にも関係がなく、
日本の政治家やいわゆる文化人たちなどを対象にして言えば、
その頭脳が朝日新聞の社説でできているのか、そうでないのか、ただそれだけ、なのである。
つまり、本物なのか、単なるセカンドハンドの思想を持った人間なのか、それだけのことなのだ。