以下は前章の続きである。
露骨な皇室批判を展開
櫻井
平成から令和にかけての報道もひどかったですね。
新元号について、国民のほとんどが好意的に受け止めていましたが、朝日は違いました。
新元号発表日の記事のタイトルは「新元号、濃い政治色」。なかではこう書いています。
〈新しい元号「令和」の選定過程を検証すると、安倍晋三首相主導の強い政治色が浮かんできた〉
元号は専門家に元号候補を提出してもらい、有識者が選び、衆参両院正副議長や各党の承認も得て決められたもの。
それがなぜ、「安倍総理の政治色」と批判されるのか。
阿比留
首相が指示して元号案を追加し、皇太子さま(現天皇陛下)に事前説明をしていた、とその記事は書いているのですが、ある政府関係者は激怒していましたね。
「皇太子さまが朝日にそのことを漏らすはずもない。安倍首相と皇太子さましかわからないことなのに、なにを見てきたように書いているんだ!」と。
状況報告くらいはしたかもしれませんが、事前に元号案を示し、意見を伺ったなんてありえませんよ。
にもかかわらず、皇太子さまに意見を伺ったと断定したうえで、別の記事でこう批判しています。
〈高見勝利・上智大名誉教授(憲法学)は「皇太子への事前説明は、元号の制定を天皇から切り離した元号法の運用を誤るものだ」と指摘。そのうえで「憲法4条は政治の側か天皇の権威を利用することも禁じている。特定の政権支持層を意識した首相の行為は、皇太子に意見を求めたかどうかに関係なく『新天皇の政治利用』にあたり、違憲の疑いがある」と批判している〉
非常に卑怯なやり方です。
門田
朝日は中国にべったりの新聞ですから元号が漢籍ではなく国書から採用されたことが嫌なのですよ。
阿比留
令和の元となった歌をたどると漢籍で、純粋な意味で国書からの採用とはいえないと朝日はくさしていますが、そんなことを言ったら、いま中国で使われている漢字の七割は日本製です。
中華人民共和国の「共和国」だって、もともとは日本がつくった言葉。
そんなことにいちゃもんをつける暇があったら、もっと普通の報道をしろよと言いたい。
門田
御代替わりの時は、ついに明らかな皇室批判を「天声人語」で展開しました。
坂口安吾の「歴史的大欺瞞」という言葉を引いて、世襲に由来する権威をありがたがり、拠りどころにする国民の姿勢を痛烈に批判したのです。
最近、なぜ朝日が女性・女系天皇の実現を懸命に訴えているかというと、ここに答えがある。
一言でいえば「天皇制打倒」です。
櫻井
日本共産党も、その綱領などを読むと天皇制打倒を掲げる政党です。
いまは女性・女系天皇容認論を打ち出しています。
朝日と共産党の足並みが、ピッタリ揃っている。
朝日の「令和への課題:中 女性・女系、立ち消えた議論」(四月二十三日)という記事では、安定的に皇位を継承するには、女性・女系天皇を認める天皇の直系子孫を優先すべきとし、戦後、皇籍離脱した旧宮家の皇籍復帰案についてこう書いています。
〈朝日新聞の世論調査(2017年)では、旧皇族の皇室への復帰については、反対が67%で、賛成の20%を大きく上回った。当事者も消極的だ。久邇家当主の久邇邦昭氏は自著で、皇籍に戻すべきだとの意見に「『何を今さら』というのが正直なところ本心だ」と記している。
05年ごろに取材したノンフィクション作家の保阪正康氏は「当時、皇籍復帰したいという旧皇族やその男系男子子孫はほぼ確認できなかった。一般の生活者の視点を持ち、社会との関係性からも皇族に戻る気にはなれないようだ」と話す〉
第二の壬申の乱が起こる
門田
朝日や共産党は、皇室典範を改正してまで女性・女系天皇を実現しようとしています。
それはイコール「悠仁親王廃嫡論」でもあります。
恐ろしいことですよ。
正統な天皇家の男系継承者を「廃嫡」にしようというんですからね。
女性・女系天皇を容認するとどうなるか。
リベラル勢力の理論的支柱だった憲法学者の奥平康弘氏(故人)が、かつて『世界』で「『天皇の世継ぎ』問題がはらむもの―『萬世一系』と『女帝』論をめぐって」と題し、こう書いています。
〈天皇制のそもそもの正当性根拠であるところの「萬世一系」イデオロギーを内において浸蝕する因子を含んでいる。……「萬世一系」から外れた制度を容認する施策は、いかなる「伝統的」根拠も持ち得ないのである〉
つまり、女系天皇が実現すれば、萬世一系が途絶え、皇室は内から崩壊していくということです。
阿比留
奥平氏は日本共産党に近い、九条の会の呼びかけ人ですね。奥平氏だけでなく、同じようなことを主張している反皇室の憲法学者は複数います。
櫻井
「女性・女系、立ち消えた議論」のなかでは、側室制度のない現代で男系男子の安定的な皇位継承は極めて困難としたうえで、こう書いています。
〈有識者会議は皇位継承順位について、天皇の直系子孫を優先し、天皇の子である兄弟姉妹の間では男女を区別しない年齢順の「第1子(長子)優先」が「適当」と結論づけた。
これを今回の代替わり後の皇室にあてはめると、皇位継承順位第1位は愛子さま、第2位は秋篠宮さま、第3位は眞子さま、第4位は佳子さま、第5位は悠仁さまとなる。
朝日新聞が今年実施した世論調査では、女性天皇は76%、女系天皇は74%が、それぞれ認めてもよいと回答した〉
阿比留
現在の皇位継承順位は、一位秋篠宮さま、二位悠仁さま。
そこに愛子さまの継承順位一位となるルールを持ち込もうとすれば、第三者による皇位簒奪でしかありません。
皇位継承者からその資格を事実上奪う、こんな恐ろしいことを、よく平気で記事にできるなと思います。
こんなことを主張すると、仮に愛子さまにお子さまが生まれたとき、「正統性争い」につながるおそれもある。
悠仁さまと愛子さまのお子さま、どちらに正統性があるか、と。
ご本人たちに争う気はなくても周囲 が争う可能性があり、天智天皇崩御後、天武一(六七二)年に皇位継承をめぐって皇族、豪族がそれぞれ二派に分かれて争った壬申の乱に近いことが起こりえる。
櫻井
壬申の乱は当時、一大事件でした。
同じようなことを二十一世紀にも起こし、日本を不安定にし、基盤を崩していって共和制の国にする―朝日はそんなことを企んでいるのでは、と勘ぐられても仕方がない。
阿比留
朝日の皇室担当を長年務めたベテラン記者で岩井克己さんという記者がいます。
小泉政権で皇室典範有識者会議のときに彼とよく議論したのですが、面白いのは、彼は朝日にもかかわらず男系論者なのです。
社内で男系について話しても上が全然納得してくれない、と嘆いていましたよ。
この稿続く。
以下は前章の続きである。
露骨な皇室批判を展開
櫻井
平成から令和にかけての報道もひどかったですね。
新元号について、国民のほとんどが好意的に受け止めていましたが、朝日は違いました。
新元号発表日の記事のタイトルは「新元号、濃い政治色」。なかではこう書いています。
〈新しい元号「令和」の選定過程を検証すると、安倍晋三首相主導の強い政治色が浮かんできた〉
元号は専門家に元号候補を提出してもらい、有識者が選び、衆参両院正副議長や各党の承認も得て決められたもの。
それがなぜ、「安倍総理の政治色」と批判されるのか。
阿比留
首相が指示して元号案を追加し、皇太子さま(現天皇陛下)に事前説明をしていた、とその記事は書いているのですが、ある政府関係者は激怒していましたね。
「皇太子さまが朝日にそのことを漏らすはずもない。安倍首相と皇太子さましかわからないことなのに、なにを見てきたように書いているんだ!」と。
状況報告くらいはしたかもしれませんが、事前に元号案を示し、意見を伺ったなんてありえませんよ。
にもかかわらず、皇太子さまに意見を伺ったと断定したうえで、別の記事でこう批判しています。
〈高見勝利・上智大名誉教授(憲法学)は「皇太子への事前説明は、元号の制定を天皇から切り離した元号法の運用を誤るものだ」と指摘。そのうえで「憲法4条は政治の側か天皇の権威を利用することも禁じている。特定の政権支持層を意識した首相の行為は、皇太子に意見を求めたかどうかに関係なく『新天皇の政治利用』にあたり、違憲の疑いがある」と批判している〉
非常に卑怯なやり方です。
門田
朝日は中国にべったりの新聞ですから元号が漢籍ではなく国書から採用されたことが嫌なのですよ。
阿比留
令和の元となった歌をたどると漢籍で、純粋な意味で国書からの採用とはいえないと朝日はくさしていますが、そんなことを言ったら、いま中国で使われている漢字の七割は日本製です。
中華人民共和国の「共和国」だって、もともとは日本がつくった言葉。
そんなことにいちゃもんをつける暇があったら、もっと普通の報道をしろよと言いたい。
門田
御代替わりの時は、ついに明らかな皇室批判を「天声人語」で展開しました。
坂口安吾の「歴史的大欺瞞」という言葉を引いて、世襲に由来する権威をありがたがり、拠りどころにする国民の姿勢を痛烈に批判したのです。
最近、なぜ朝日が女性・女系天皇の実現を懸命に訴えているかというと、ここに答えがある。
一言でいえば「天皇制打倒」です。
櫻井
日本共産党も、その綱領などを読むと天皇制打倒を掲げる政党です。
いまは女性・女系天皇容認論を打ち出しています。
朝日と共産党の足並みが、ピッタリ揃っている。
朝日の「令和への課題:中 女性・女系、立ち消えた議論」(四月二十三日)という記事では、安定的に皇位を継承するには、女性・女系天皇を認める天皇の直系子孫を優先すべきとし、戦後、皇籍離脱した旧宮家の皇籍復帰案についてこう書いています。
〈朝日新聞の世論調査(2017年)では、旧皇族の皇室への復帰については、反対が67%で、賛成の20%を大きく上回った。当事者も消極的だ。久邇家当主の久邇邦昭氏は自著で、皇籍に戻すべきだとの意見に「『何を今さら』というのが正直なところ本心だ」と記している。
05年ごろに取材したノンフィクション作家の保阪正康氏は「当時、皇籍復帰したいという旧皇族やその男系男子子孫はほぼ確認できなかった。一般の生活者の視点を持ち、社会との関係性からも皇族に戻る気にはなれないようだ」と話す〉
第二の壬申の乱が起こる
門田
朝日や共産党は、皇室典範を改正してまで女性・女系天皇を実現しようとしています。
それはイコール「悠仁親王廃嫡論」でもあります。
恐ろしいことですよ。
正統な天皇家の男系継承者を「廃嫡」にしようというんですからね。
女性・女系天皇を容認するとどうなるか。
リベラル勢力の理論的支柱だった憲法学者の奥平康弘氏(故人)が、かつて『世界』で「『天皇の世継ぎ』問題がはらむもの―『萬世一系』と『女帝』論をめぐって」と題し、こう書いています。
〈天皇制のそもそもの正当性根拠であるところの「萬世一系」イデオロギーを内において浸蝕する因子を含んでいる。……「萬世一系」から外れた制度を容認する施策は、いかなる「伝統的」根拠も持ち得ないのである〉
つまり、女系天皇が実現すれば、萬世一系が途絶え、皇室は内から崩壊していくということです。
阿比留
奥平氏は日本共産党に近い、九条の会の呼びかけ人ですね。奥平氏だけでなく、同じようなことを主張している反皇室の憲法学者は複数います。
櫻井
「女性・女系、立ち消えた議論」のなかでは、側室制度のない現代で男系男子の安定的な皇位継承は極めて困難としたうえで、こう書いています。
〈有識者会議は皇位継承順位について、天皇の直系子孫を優先し、天皇の子である兄弟姉妹の間では男女を区別しない年齢順の「第1子(長子)優先」が「適当」と結論づけた。
これを今回の代替わり後の皇室にあてはめると、皇位継承順位第1位は愛子さま、第2位は秋篠宮さま、第3位は眞子さま、第4位は佳子さま、第5位は悠仁さまとなる。
朝日新聞が今年実施した世論調査では、女性天皇は76%、女系天皇は74%が、それぞれ認めてもよいと回答した〉
阿比留
現在の皇位継承順位は、一位秋篠宮さま、二位悠仁さま。
そこに愛子さまの継承順位一位となるルールを持ち込もうとすれば、第三者による皇位簒奪でしかありません。
皇位継承者からその資格を事実上奪う、こんな恐ろしいことを、よく平気で記事にできるなと思います。
こんなことを主張すると、仮に愛子さまにお子さまが生まれたとき、「正統性争い」につながるおそれもある。
悠仁さまと愛子さまのお子さま、どちらに正統性があるか、と。
ご本人たちに争う気はなくても周囲 が争う可能性があり、天智天皇崩御後、天武一(六七二)年に皇位継承をめぐって皇族、豪族がそれぞれ二派に分かれて争った壬申の乱に近いことが起こりえる。
櫻井
壬申の乱は当時、一大事件でした。
同じようなことを二十一世紀にも起こし、日本を不安定にし、基盤を崩していって共和制の国にする―朝日はそんなことを企んでいるのでは、と勘ぐられても仕方がない。
阿比留
朝日の皇室担当を長年務めたベテラン記者で岩井克己さんという記者がいます。
小泉政権で皇室典範有識者会議のときに彼とよく議論したのですが、面白いのは、彼は朝日にもかかわらず男系論者なのです。
社内で男系について話しても上が全然納得してくれない、と嘆いていましたよ。
この稿続く。
以下は前章の続きである。
露骨な皇室批判を展開
櫻井
平成から令和にかけての報道もひどかったですね。
新元号について、国民のほとんどが好意的に受け止めていましたが、朝日は違いました。
新元号発表日の記事のタイトルは「新元号、濃い政治色」。なかではこう書いています。
〈新しい元号「令和」の選定過程を検証すると、安倍晋三首相主導の強い政治色が浮かんできた〉
元号は専門家に元号候補を提出してもらい、有識者が選び、衆参両院正副議長や各党の承認も得て決められたもの。
それがなぜ、「安倍総理の政治色」と批判されるのか。
阿比留
首相が指示して元号案を追加し、皇太子さま(現天皇陛下)に事前説明をしていた、とその記事は書いているのですが、ある政府関係者は激怒していましたね。
「皇太子さまが朝日にそのことを漏らすはずもない。安倍首相と皇太子さましかわからないことなのに、なにを見てきたように書いているんだ!」と。
状況報告くらいはしたかもしれませんが、事前に元号案を示し、意見を伺ったなんてありえませんよ。
にもかかわらず、皇太子さまに意見を伺ったと断定したうえで、別の記事でこう批判しています。
〈高見勝利・上智大名誉教授(憲法学)は「皇太子への事前説明は、元号の制定を天皇から切り離した元号法の運用を誤るものだ」と指摘。そのうえで「憲法4条は政治の側か天皇の権威を利用することも禁じている。特定の政権支持層を意識した首相の行為は、皇太子に意見を求めたかどうかに関係なく『新天皇の政治利用』にあたり、違憲の疑いがある」と批判している〉
非常に卑怯なやり方です。
門田
朝日は中国にべったりの新聞ですから元号が漢籍ではなく国書から採用されたことが嫌なのですよ。
阿比留
令和の元となった歌をたどると漢籍で、純粋な意味で国書からの採用とはいえないと朝日はくさしていますが、そんなことを言ったら、いま中国で使われている漢字の七割は日本製です。
中華人民共和国の「共和国」だって、もともとは日本がつくった言葉。
そんなことにいちゃもんをつける暇があったら、もっと普通の報道をしろよと言いたい。
門田
御代替わりの時は、ついに明らかな皇室批判を「天声人語」で展開しました。
坂口安吾の「歴史的大欺瞞」という言葉を引いて、世襲に由来する権威をありがたがり、拠りどころにする国民の姿勢を痛烈に批判したのです。
最近、なぜ朝日が女性・女系天皇の実現を懸命に訴えているかというと、ここに答えがある。
一言でいえば「天皇制打倒」です。
櫻井
日本共産党も、その綱領などを読むと天皇制打倒を掲げる政党です。
いまは女性・女系天皇容認論を打ち出しています。
朝日と共産党の足並みが、ピッタリ揃っている。
朝日の「令和への課題:中 女性・女系、立ち消えた議論」(四月二十三日)という記事では、安定的に皇位を継承するには、女性・女系天皇を認める天皇の直系子孫を優先すべきとし、戦後、皇籍離脱した旧宮家の皇籍復帰案についてこう書いています。
〈朝日新聞の世論調査(2017年)では、旧皇族の皇室への復帰については、反対が67%で、賛成の20%を大きく上回った。当事者も消極的だ。久邇家当主の久邇邦昭氏は自著で、皇籍に戻すべきだとの意見に「『何を今さら』というのが正直なところ本心だ」と記している。
05年ごろに取材したノンフィクション作家の保阪正康氏は「当時、皇籍復帰したいという旧皇族やその男系男子子孫はほぼ確認できなかった。一般の生活者の視点を持ち、社会との関係性からも皇族に戻る気にはなれないようだ」と話す〉
第二の壬申の乱が起こる
門田
朝日や共産党は、皇室典範を改正してまで女性・女系天皇を実現しようとしています。
それはイコール「悠仁親王廃嫡論」でもあります。
恐ろしいことですよ。
正統な天皇家の男系継承者を「廃嫡」にしようというんですからね。
女性・女系天皇を容認するとどうなるか。
リベラル勢力の理論的支柱だった憲法学者の奥平康弘氏(故人)が、かつて『世界』で「『天皇の世継ぎ』問題がはらむもの―『萬世一系』と『女帝』論をめぐって」と題し、こう書いています。
〈天皇制のそもそもの正当性根拠であるところの「萬世一系」イデオロギーを内において浸蝕する因子を含んでいる。……「萬世一系」から外れた制度を容認する施策は、いかなる「伝統的」根拠も持ち得ないのである〉
つまり、女系天皇が実現すれば、萬世一系が途絶え、皇室は内から崩壊していくということです。
阿比留
奥平氏は日本共産党に近い、九条の会の呼びかけ人ですね。奥平氏だけでなく、同じようなことを主張している反皇室の憲法学者は複数います。
櫻井
「女性・女系、立ち消えた議論」のなかでは、側室制度のない現代で男系男子の安定的な皇位継承は極めて困難としたうえで、こう書いています。
〈有識者会議は皇位継承順位について、天皇の直系子孫を優先し、天皇の子である兄弟姉妹の間では男女を区別しない年齢順の「第1子(長子)優先」が「適当」と結論づけた。
これを今回の代替わり後の皇室にあてはめると、皇位継承順位第1位は愛子さま、第2位は秋篠宮さま、第3位は眞子さま、第4位は佳子さま、第5位は悠仁さまとなる。
朝日新聞が今年実施した世論調査では、女性天皇は76%、女系天皇は74%が、それぞれ認めてもよいと回答した〉
阿比留
現在の皇位継承順位は、一位秋篠宮さま、二位悠仁さま。
そこに愛子さまの継承順位一位となるルールを持ち込もうとすれば、第三者による皇位簒奪でしかありません。
皇位継承者からその資格を事実上奪う、こんな恐ろしいことを、よく平気で記事にできるなと思います。
こんなことを主張すると、仮に愛子さまにお子さまが生まれたとき、「正統性争い」につながるおそれもある。
悠仁さまと愛子さまのお子さま、どちらに正統性があるか、と。
ご本人たちに争う気はなくても周囲 が争う可能性があり、天智天皇崩御後、天武一(六七二)年に皇位継承をめぐって皇族、豪族がそれぞれ二派に分かれて争った壬申の乱に近いことが起こりえる。
櫻井
壬申の乱は当時、一大事件でした。
同じようなことを二十一世紀にも起こし、日本を不安定にし、基盤を崩していって共和制の国にする―朝日はそんなことを企んでいるのでは、と勘ぐられても仕方がない。
阿比留
朝日の皇室担当を長年務めたベテラン記者で岩井克己さんという記者がいます。
小泉政権で皇室典範有識者会議のときに彼とよく議論したのですが、面白いのは、彼は朝日にもかかわらず男系論者なのです。
社内で男系について話しても上が全然納得してくれない、と嘆いていましたよ。
この稿続く。
以下は前章の続きである。
露骨な皇室批判を展開
櫻井
平成から令和にかけての報道もひどかったですね。
新元号について、国民のほとんどが好意的に受け止めていましたが、朝日は違いました。
新元号発表日の記事のタイトルは「新元号、濃い政治色」。なかではこう書いています。
〈新しい元号「令和」の選定過程を検証すると、安倍晋三首相主導の強い政治色が浮かんできた〉
元号は専門家に元号候補を提出してもらい、有識者が選び、衆参両院正副議長や各党の承認も得て決められたもの。
それがなぜ、「安倍総理の政治色」と批判されるのか。
阿比留
首相が指示して元号案を追加し、皇太子さま(現天皇陛下)に事前説明をしていた、とその記事は書いているのですが、ある政府関係者は激怒していましたね。
「皇太子さまが朝日にそのことを漏らすはずもない。安倍首相と皇太子さましかわからないことなのに、なにを見てきたように書いているんだ!」と。
状況報告くらいはしたかもしれませんが、事前に元号案を示し、意見を伺ったなんてありえませんよ。
にもかかわらず、皇太子さまに意見を伺ったと断定したうえで、別の記事でこう批判しています。
〈高見勝利・上智大名誉教授(憲法学)は「皇太子への事前説明は、元号の制定を天皇から切り離した元号法の運用を誤るものだ」と指摘。そのうえで「憲法4条は政治の側か天皇の権威を利用することも禁じている。特定の政権支持層を意識した首相の行為は、皇太子に意見を求めたかどうかに関係なく『新天皇の政治利用』にあたり、違憲の疑いがある」と批判している〉
非常に卑怯なやり方です。
門田
朝日は中国にべったりの新聞ですから元号が漢籍ではなく国書から採用されたことが嫌なのですよ。
阿比留
令和の元となった歌をたどると漢籍で、純粋な意味で国書からの採用とはいえないと朝日はくさしていますが、そんなことを言ったら、いま中国で使われている漢字の七割は日本製です。
中華人民共和国の「共和国」だって、もともとは日本がつくった言葉。
そんなことにいちゃもんをつける暇があったら、もっと普通の報道をしろよと言いたい。
門田
御代替わりの時は、ついに明らかな皇室批判を「天声人語」で展開しました。
坂口安吾の「歴史的大欺瞞」という言葉を引いて、世襲に由来する権威をありがたがり、拠りどころにする国民の姿勢を痛烈に批判したのです。
最近、なぜ朝日が女性・女系天皇の実現を懸命に訴えているかというと、ここに答えがある。
一言でいえば「天皇制打倒」です。
櫻井
日本共産党も、その綱領などを読むと天皇制打倒を掲げる政党です。
いまは女性・女系天皇容認論を打ち出しています。
朝日と共産党の足並みが、ピッタリ揃っている。
朝日の「令和への課題:中 女性・女系、立ち消えた議論」(四月二十三日)という記事では、安定的に皇位を継承するには、女性・女系天皇を認める天皇の直系子孫を優先すべきとし、戦後、皇籍離脱した旧宮家の皇籍復帰案についてこう書いています。
〈朝日新聞の世論調査(2017年)では、旧皇族の皇室への復帰については、反対が67%で、賛成の20%を大きく上回った。当事者も消極的だ。久邇家当主の久邇邦昭氏は自著で、皇籍に戻すべきだとの意見に「『何を今さら』というのが正直なところ本心だ」と記している。
05年ごろに取材したノンフィクション作家の保阪正康氏は「当時、皇籍復帰したいという旧皇族やその男系男子子孫はほぼ確認できなかった。一般の生活者の視点を持ち、社会との関係性からも皇族に戻る気にはなれないようだ」と話す〉
第二の壬申の乱が起こる
門田
朝日や共産党は、皇室典範を改正してまで女性・女系天皇を実現しようとしています。
それはイコール「悠仁親王廃嫡論」でもあります。
恐ろしいことですよ。
正統な天皇家の男系継承者を「廃嫡」にしようというんですからね。
女性・女系天皇を容認するとどうなるか。
リベラル勢力の理論的支柱だった憲法学者の奥平康弘氏(故人)が、かつて『世界』で「『天皇の世継ぎ』問題がはらむもの―『萬世一系』と『女帝』論をめぐって」と題し、こう書いています。
〈天皇制のそもそもの正当性根拠であるところの「萬世一系」イデオロギーを内において浸蝕する因子を含んでいる。……「萬世一系」から外れた制度を容認する施策は、いかなる「伝統的」根拠も持ち得ないのである〉
つまり、女系天皇が実現すれば、萬世一系が途絶え、皇室は内から崩壊していくということです。
阿比留
奥平氏は日本共産党に近い、九条の会の呼びかけ人ですね。奥平氏だけでなく、同じようなことを主張している反皇室の憲法学者は複数います。
櫻井
「女性・女系、立ち消えた議論」のなかでは、側室制度のない現代で男系男子の安定的な皇位継承は極めて困難としたうえで、こう書いています。
〈有識者会議は皇位継承順位について、天皇の直系子孫を優先し、天皇の子である兄弟姉妹の間では男女を区別しない年齢順の「第1子(長子)優先」が「適当」と結論づけた。
これを今回の代替わり後の皇室にあてはめると、皇位継承順位第1位は愛子さま、第2位は秋篠宮さま、第3位は眞子さま、第4位は佳子さま、第5位は悠仁さまとなる。
朝日新聞が今年実施した世論調査では、女性天皇は76%、女系天皇は74%が、それぞれ認めてもよいと回答した〉
阿比留
現在の皇位継承順位は、一位秋篠宮さま、二位悠仁さま。
そこに愛子さまの継承順位一位となるルールを持ち込もうとすれば、第三者による皇位簒奪でしかありません。
皇位継承者からその資格を事実上奪う、こんな恐ろしいことを、よく平気で記事にできるなと思います。
こんなことを主張すると、仮に愛子さまにお子さまが生まれたとき、「正統性争い」につながるおそれもある。
悠仁さまと愛子さまのお子さま、どちらに正統性があるか、と。
ご本人たちに争う気はなくても周囲 が争う可能性があり、天智天皇崩御後、天武一(六七二)年に皇位継承をめぐって皇族、豪族がそれぞれ二派に分かれて争った壬申の乱に近いことが起こりえる。
櫻井
壬申の乱は当時、一大事件でした。
同じようなことを二十一世紀にも起こし、日本を不安定にし、基盤を崩していって共和制の国にする―朝日はそんなことを企んでいるのでは、と勘ぐられても仕方がない。
阿比留
朝日の皇室担当を長年務めたベテラン記者で岩井克己さんという記者がいます。
小泉政権で皇室典範有識者会議のときに彼とよく議論したのですが、面白いのは、彼は朝日にもかかわらず男系論者なのです。
社内で男系について話しても上が全然納得してくれない、と嘆いていましたよ。
この稿続く。
以下は月刊誌Hanada今月号の〈総力大特集、ざんねんな朝日新聞〉に、「朝日新聞は文在寅の代弁者」、と題して掲載された、櫻井よしこ、門田隆将、阿比留瑠比の鼎談の続きである。
この特集も日本国民のみならず世界中の人たちが読まなければならない。
何故なら、日本は「文明のターンテーブル」が回っている国であり、後、170年、米国と並んで世界をリードして行かなければならない国だからである。
金の亡者でしかない、これ以上ない愚か者のジム・ロジャースが、中国と韓国に投資しろ等と書いて本を売っているなぞは卑しさと悪の極みなのである。
恐らく、中国と韓国で結構毛だらけなハニートラップやマネートラップを享受しているのだろうが。
この男、人類にとっての最大悪人の一人であると言っても全く過言ではない。
以下の様な内容が満載されている今月号を未だ購入されていない方は今すぐに900円を持って最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
安倍総理を「犬扱い」
門田
朝日に話を戻しますと、この輸出規制で、ついに朝日は「天声人語」で、日本政府、安倍総理を「犬扱い」しました。
〈一緒にいる人があくびをすると、つられて「ふわあ」となってしまう。あくびは伝染するというこの現象、どうやら理由があるらしい。有力な説は、相手に共感するという心の働きゆえに起きるというものだ。……トランプ米大統領の振るまいも、どうやら伝染するようなのだ。……ちなみに人のあくびは大にも伝染するらしい。忠誠を尽くす飼い主からとくに影響を受けやすいとの研究結果がある。日本政府の場合は、こちらに近いか〉
もう、常軌を逸していますね。
櫻井
一応、朝日は読売新聞に次ぐ、日本で二番目に大きい新聞です。
過去、「天声人語」は入試にもよく使われていた。
その新聞が、自らの国の誇りをズタズタに切り裂き、足で踏みつけるようなコラムを書くとは、あまりにひどい。
阿比留
完全にタガが外れてしまっています。
そもそも、安倍総理はトランプの大などではありません。
たとえば、2018年G7サミットの席で、トランプはEU首脳とは対立しても、「最後はシンゾーの言うことには従う」と言っている。
トランプが、世界の首脳のなかでいちばん耳を傾けるのが安倍総理なわけです。
そういう事実を報道せず、一方的に「安倍はトランプの犬」と決めつける。
非常に卑怯なやり方です。
横井
トランプさんが来日したときもひどかったですね。
「天声人語」で、トランプさんへの厚遇をこう批判しています。
〈トランプ米大統領とゴルフをし、相撲を観戦した際、安倍晋三首相は珍しく眼鏡をかけていた。黒縁眼鏡がトレードマークだった父上、安倍晋太郎氏を想起した方も多かったのではないか……(晋太郎氏は)首脳間のもてなしの大切さを説く一方、外交理念を詳述する。「日本が米国に依存していることで、あまり卑下すると日米関係を悪くする」「できない
ことはできないと説得する。それが日米では大事」。いまに通じる教えだろう……抱きつき、泣きつき―。トランプ氏に対する度外れた厚遇ぶりには、そんな言葉しか浮かばない。骨のある外交哲学をもった晋太郎氏が健在だったなら、ご子息の今回の仕事にどんな点数をつけるだろう〉
しかし、阿比留さんがいま仰った安倍総理とトランプさんの信頼関係については書かない。
阿比留
朝日はきちんと取材していないのではないでしょうか。
六月、ブルームバークはトランプ大統領が日米安保条約破棄に言及したと報じました。
朝日はそれを受けて、〈「日米関係は最強」と蜜月をアピールする安倍政権だが、衝撃と不安を隠しきれない〉と書きました。
そのブルームバークの一報があった日の夜、私は政府関係者たちと話していたのですが、みな、この報道を笑っていましたよ。
朝日の言う「衝撃と不安」なんて、どこにもなかった。
いったい、安倍政権の誰がこんなに動揺していたのか教えてほしい。
門田
トランプをはじめロシアのプーチン、トルコのエルドアン、フィリピンのドゥテルテなど一筋縄ではいかないリーダーを、安倍さんは手玉に取るのが得意。
今回も、見事に首脳宣言まで持っていった。
国際社会でついている呼び名は「猛獣使い」。
手腕への評価は高く、ドイツ紙の「ツァイト」(電子販)はG20サミットの時、安倍晋三首相についての論評を掲載し、「国際政治の場で安倍氏はみんなのお気に入り」「調停役に適任」と書きました。
今回のG20、私は日本の総理が国際社会のセンターにいることを示した国際会議だったと思っています。
櫻井
日本の総理がここまでリーダーシップを発揮できたことは、かつてありませんでしたね。
しかし朝日の社説のタイトルを見ると、「大阪G20閉幕 安倍外交の限界見えた」。
別の記事では、首脳宣言の原案にあった「自由貿易の促進」という文言も盛り込めず、G20は決める力を失ったと、まるでサミットの形骸化が安倍総理の責任であるかのように書いています。
阿比留
G20自体、過去二回、ほとんど何もまとまらずに、もう必要ないと言われてきました。
それに「自由貿易の促進」という言葉こそ使っていませんが、「自由、公平、無差別で透明性があり、予測可能な安定した貿易および投資環境を実現」という実質的な表現を入れています。
門田
朝日はとにかく、自分に都合のいいことしか報じません。
産経、読売を読んでいると、賛否両方のファクトが出てくるから、読者も全体像を把握できる。
特定秘密保護法のときもそうです。
特定秘密保護法の制定は、国際的な要請が背景にありました。日本にはスパイ防止法もなく、外国からの機密情報をきちんと守ることのできる体制ではなかった。
しかし、朝日をいくら読んでも、そういうことは出てきません。
ただ第二の治安維持法だ、これを許すな、と騒ぎ立てるわけです。
この稿続く。
以下は月刊誌Hanada今月号の〈総力大特集、ざんねんな朝日新聞〉に、「朝日新聞は文在寅の代弁者」、と題して掲載された、櫻井よしこ、門田隆将、阿比留瑠比の鼎談の続きである。
この特集も日本国民のみならず世界中の人たちが読まなければならない。
何故なら、日本は「文明のターンテーブル」が回っている国であり、後、170年、米国と並んで世界をリードして行かなければならない国だからである。
金の亡者でしかない、これ以上ない愚か者のジム・ロジャースが、中国と韓国に投資しろ等と書いて本を売っているなぞは卑しさと悪の極みなのである。
恐らく、中国と韓国で結構毛だらけなハニートラップやマネートラップを享受しているのだろうが。
この男、人類にとっての最大悪人の一人であると言っても全く過言ではない。
以下の様な内容が満載されている今月号を未だ購入されていない方は今すぐに900円を持って最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
安倍総理を「犬扱い」
門田
朝日に話を戻しますと、この輸出規制で、ついに朝日は「天声人語」で、日本政府、安倍総理を「犬扱い」しました。
〈一緒にいる人があくびをすると、つられて「ふわあ」となってしまう。あくびは伝染するというこの現象、どうやら理由があるらしい。有力な説は、相手に共感するという心の働きゆえに起きるというものだ。……トランプ米大統領の振るまいも、どうやら伝染するようなのだ。……ちなみに人のあくびは大にも伝染するらしい。忠誠を尽くす飼い主からとくに影響を受けやすいとの研究結果がある。日本政府の場合は、こちらに近いか〉
もう、常軌を逸していますね。
櫻井
一応、朝日は読売新聞に次ぐ、日本で二番目に大きい新聞です。
過去、「天声人語」は入試にもよく使われていた。
その新聞が、自らの国の誇りをズタズタに切り裂き、足で踏みつけるようなコラムを書くとは、あまりにひどい。
阿比留
完全にタガが外れてしまっています。
そもそも、安倍総理はトランプの大などではありません。
たとえば、2018年G7サミットの席で、トランプはEU首脳とは対立しても、「最後はシンゾーの言うことには従う」と言っている。
トランプが、世界の首脳のなかでいちばん耳を傾けるのが安倍総理なわけです。
そういう事実を報道せず、一方的に「安倍はトランプの犬」と決めつける。
非常に卑怯なやり方です。
横井
トランプさんが来日したときもひどかったですね。
「天声人語」で、トランプさんへの厚遇をこう批判しています。
〈トランプ米大統領とゴルフをし、相撲を観戦した際、安倍晋三首相は珍しく眼鏡をかけていた。黒縁眼鏡がトレードマークだった父上、安倍晋太郎氏を想起した方も多かったのではないか……(晋太郎氏は)首脳間のもてなしの大切さを説く一方、外交理念を詳述する。「日本が米国に依存していることで、あまり卑下すると日米関係を悪くする」「できない
ことはできないと説得する。それが日米では大事」。いまに通じる教えだろう……抱きつき、泣きつき―。トランプ氏に対する度外れた厚遇ぶりには、そんな言葉しか浮かばない。骨のある外交哲学をもった晋太郎氏が健在だったなら、ご子息の今回の仕事にどんな点数をつけるだろう〉
しかし、阿比留さんがいま仰った安倍総理とトランプさんの信頼関係については書かない。
阿比留
朝日はきちんと取材していないのではないでしょうか。
六月、ブルームバークはトランプ大統領が日米安保条約破棄に言及したと報じました。
朝日はそれを受けて、〈「日米関係は最強」と蜜月をアピールする安倍政権だが、衝撃と不安を隠しきれない〉と書きました。
そのブルームバークの一報があった日の夜、私は政府関係者たちと話していたのですが、みな、この報道を笑っていましたよ。
朝日の言う「衝撃と不安」なんて、どこにもなかった。
いったい、安倍政権の誰がこんなに動揺していたのか教えてほしい。
門田
トランプをはじめロシアのプーチン、トルコのエルドアン、フィリピンのドゥテルテなど一筋縄ではいかないリーダーを、安倍さんは手玉に取るのが得意。
今回も、見事に首脳宣言まで持っていった。
国際社会でついている呼び名は「猛獣使い」。
手腕への評価は高く、ドイツ紙の「ツァイト」(電子販)はG20サミットの時、安倍晋三首相についての論評を掲載し、「国際政治の場で安倍氏はみんなのお気に入り」「調停役に適任」と書きました。
今回のG20、私は日本の総理が国際社会のセンターにいることを示した国際会議だったと思っています。
櫻井
日本の総理がここまでリーダーシップを発揮できたことは、かつてありませんでしたね。
しかし朝日の社説のタイトルを見ると、「大阪G20閉幕 安倍外交の限界見えた」。
別の記事では、首脳宣言の原案にあった「自由貿易の促進」という文言も盛り込めず、G20は決める力を失ったと、まるでサミットの形骸化が安倍総理の責任であるかのように書いています。
阿比留
G20自体、過去二回、ほとんど何もまとまらずに、もう必要ないと言われてきました。
それに「自由貿易の促進」という言葉こそ使っていませんが、「自由、公平、無差別で透明性があり、予測可能な安定した貿易および投資環境を実現」という実質的な表現を入れています。
門田
朝日はとにかく、自分に都合のいいことしか報じません。
産経、読売を読んでいると、賛否両方のファクトが出てくるから、読者も全体像を把握できる。
特定秘密保護法のときもそうです。
特定秘密保護法の制定は、国際的な要請が背景にありました。日本にはスパイ防止法もなく、外国からの機密情報をきちんと守ることのできる体制ではなかった。
しかし、朝日をいくら読んでも、そういうことは出てきません。
ただ第二の治安維持法だ、これを許すな、と騒ぎ立てるわけです。
この稿続く。
以下は月刊誌Hanada今月号の〈総力大特集、ざんねんな朝日新聞〉に、「朝日新聞は文在寅の代弁者」、と題して掲載された、櫻井よしこ、門田隆将、阿比留瑠比の鼎談の続きである。
この特集も日本国民のみならず世界中の人たちが読まなければならない。
何故なら、日本は「文明のターンテーブル」が回っている国であり、後、170年、米国と並んで世界をリードして行かなければならない国だからである。
金の亡者でしかない、これ以上ない愚か者のジム・ロジャースが、中国と韓国に投資しろ等と書いて本を売っているなぞは卑しさと悪の極みなのである。
恐らく、中国と韓国で結構毛だらけなハニートラップやマネートラップを享受しているのだろうが。
この男、人類にとっての最大悪人の一人であると言っても全く過言ではない。
以下の様な内容が満載されている今月号を未だ購入されていない方は今すぐに900円を持って最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
安倍総理を「犬扱い」
門田
朝日に話を戻しますと、この輸出規制で、ついに朝日は「天声人語」で、日本政府、安倍総理を「犬扱い」しました。
〈一緒にいる人があくびをすると、つられて「ふわあ」となってしまう。あくびは伝染するというこの現象、どうやら理由があるらしい。有力な説は、相手に共感するという心の働きゆえに起きるというものだ。……トランプ米大統領の振るまいも、どうやら伝染するようなのだ。……ちなみに人のあくびは大にも伝染するらしい。忠誠を尽くす飼い主からとくに影響を受けやすいとの研究結果がある。日本政府の場合は、こちらに近いか〉
もう、常軌を逸していますね。
櫻井
一応、朝日は読売新聞に次ぐ、日本で二番目に大きい新聞です。
過去、「天声人語」は入試にもよく使われていた。
その新聞が、自らの国の誇りをズタズタに切り裂き、足で踏みつけるようなコラムを書くとは、あまりにひどい。
阿比留
完全にタガが外れてしまっています。
そもそも、安倍総理はトランプの大などではありません。
たとえば、2018年G7サミットの席で、トランプはEU首脳とは対立しても、「最後はシンゾーの言うことには従う」と言っている。
トランプが、世界の首脳のなかでいちばん耳を傾けるのが安倍総理なわけです。
そういう事実を報道せず、一方的に「安倍はトランプの犬」と決めつける。
非常に卑怯なやり方です。
横井
トランプさんが来日したときもひどかったですね。
「天声人語」で、トランプさんへの厚遇をこう批判しています。
〈トランプ米大統領とゴルフをし、相撲を観戦した際、安倍晋三首相は珍しく眼鏡をかけていた。黒縁眼鏡がトレードマークだった父上、安倍晋太郎氏を想起した方も多かったのではないか……(晋太郎氏は)首脳間のもてなしの大切さを説く一方、外交理念を詳述する。「日本が米国に依存していることで、あまり卑下すると日米関係を悪くする」「できない
ことはできないと説得する。それが日米では大事」。いまに通じる教えだろう……抱きつき、泣きつき―。トランプ氏に対する度外れた厚遇ぶりには、そんな言葉しか浮かばない。骨のある外交哲学をもった晋太郎氏が健在だったなら、ご子息の今回の仕事にどんな点数をつけるだろう〉
しかし、阿比留さんがいま仰った安倍総理とトランプさんの信頼関係については書かない。
阿比留
朝日はきちんと取材していないのではないでしょうか。
六月、ブルームバークはトランプ大統領が日米安保条約破棄に言及したと報じました。
朝日はそれを受けて、〈「日米関係は最強」と蜜月をアピールする安倍政権だが、衝撃と不安を隠しきれない〉と書きました。
そのブルームバークの一報があった日の夜、私は政府関係者たちと話していたのですが、みな、この報道を笑っていましたよ。
朝日の言う「衝撃と不安」なんて、どこにもなかった。
いったい、安倍政権の誰がこんなに動揺していたのか教えてほしい。
門田
トランプをはじめロシアのプーチン、トルコのエルドアン、フィリピンのドゥテルテなど一筋縄ではいかないリーダーを、安倍さんは手玉に取るのが得意。
今回も、見事に首脳宣言まで持っていった。
国際社会でついている呼び名は「猛獣使い」。
手腕への評価は高く、ドイツ紙の「ツァイト」(電子販)はG20サミットの時、安倍晋三首相についての論評を掲載し、「国際政治の場で安倍氏はみんなのお気に入り」「調停役に適任」と書きました。
今回のG20、私は日本の総理が国際社会のセンターにいることを示した国際会議だったと思っています。
櫻井
日本の総理がここまでリーダーシップを発揮できたことは、かつてありませんでしたね。
しかし朝日の社説のタイトルを見ると、「大阪G20閉幕 安倍外交の限界見えた」。
別の記事では、首脳宣言の原案にあった「自由貿易の促進」という文言も盛り込めず、G20は決める力を失ったと、まるでサミットの形骸化が安倍総理の責任であるかのように書いています。
阿比留
G20自体、過去二回、ほとんど何もまとまらずに、もう必要ないと言われてきました。
それに「自由貿易の促進」という言葉こそ使っていませんが、「自由、公平、無差別で透明性があり、予測可能な安定した貿易および投資環境を実現」という実質的な表現を入れています。
門田
朝日はとにかく、自分に都合のいいことしか報じません。
産経、読売を読んでいると、賛否両方のファクトが出てくるから、読者も全体像を把握できる。
特定秘密保護法のときもそうです。
特定秘密保護法の制定は、国際的な要請が背景にありました。日本にはスパイ防止法もなく、外国からの機密情報をきちんと守ることのできる体制ではなかった。
しかし、朝日をいくら読んでも、そういうことは出てきません。
ただ第二の治安維持法だ、これを許すな、と騒ぎ立てるわけです。
この稿続く。
以下は月刊誌Hanada今月号の〈総力大特集、ざんねんな朝日新聞〉に、「朝日新聞は文在寅の代弁者」、と題して掲載された、櫻井よしこ、門田隆将、阿比留瑠比の鼎談の続きである。
この特集も日本国民のみならず世界中の人たちが読まなければならない。
何故なら、日本は「文明のターンテーブル」が回っている国であり、後、170年、米国と並んで世界をリードして行かなければならない国だからである。
金の亡者でしかない、これ以上ない愚か者のジム・ロジャースが、中国と韓国に投資しろ等と書いて本を売っているなぞは卑しさと悪の極みなのである。
恐らく、中国と韓国で結構毛だらけなハニートラップやマネートラップを享受しているのだろうが。
この男、人類にとっての最大悪人の一人であると言っても全く過言ではない。
以下の様な内容が満載されている今月号を未だ購入されていない方は今すぐに900円を持って最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
安倍総理を「犬扱い」
門田
朝日に話を戻しますと、この輸出規制で、ついに朝日は「天声人語」で、日本政府、安倍総理を「犬扱い」しました。
〈一緒にいる人があくびをすると、つられて「ふわあ」となってしまう。あくびは伝染するというこの現象、どうやら理由があるらしい。有力な説は、相手に共感するという心の働きゆえに起きるというものだ。……トランプ米大統領の振るまいも、どうやら伝染するようなのだ。……ちなみに人のあくびは大にも伝染するらしい。忠誠を尽くす飼い主からとくに影響を受けやすいとの研究結果がある。日本政府の場合は、こちらに近いか〉
もう、常軌を逸していますね。
櫻井
一応、朝日は読売新聞に次ぐ、日本で二番目に大きい新聞です。
過去、「天声人語」は入試にもよく使われていた。
その新聞が、自らの国の誇りをズタズタに切り裂き、足で踏みつけるようなコラムを書くとは、あまりにひどい。
阿比留
完全にタガが外れてしまっています。
そもそも、安倍総理はトランプの大などではありません。
たとえば、2018年G7サミットの席で、トランプはEU首脳とは対立しても、「最後はシンゾーの言うことには従う」と言っている。
トランプが、世界の首脳のなかでいちばん耳を傾けるのが安倍総理なわけです。
そういう事実を報道せず、一方的に「安倍はトランプの犬」と決めつける。
非常に卑怯なやり方です。
横井
トランプさんが来日したときもひどかったですね。
「天声人語」で、トランプさんへの厚遇をこう批判しています。
〈トランプ米大統領とゴルフをし、相撲を観戦した際、安倍晋三首相は珍しく眼鏡をかけていた。黒縁眼鏡がトレードマークだった父上、安倍晋太郎氏を想起した方も多かったのではないか……(晋太郎氏は)首脳間のもてなしの大切さを説く一方、外交理念を詳述する。「日本が米国に依存していることで、あまり卑下すると日米関係を悪くする」「できない
ことはできないと説得する。それが日米では大事」。いまに通じる教えだろう……抱きつき、泣きつき―。トランプ氏に対する度外れた厚遇ぶりには、そんな言葉しか浮かばない。骨のある外交哲学をもった晋太郎氏が健在だったなら、ご子息の今回の仕事にどんな点数をつけるだろう〉
しかし、阿比留さんがいま仰った安倍総理とトランプさんの信頼関係については書かない。
阿比留
朝日はきちんと取材していないのではないでしょうか。
六月、ブルームバークはトランプ大統領が日米安保条約破棄に言及したと報じました。
朝日はそれを受けて、〈「日米関係は最強」と蜜月をアピールする安倍政権だが、衝撃と不安を隠しきれない〉と書きました。
そのブルームバークの一報があった日の夜、私は政府関係者たちと話していたのですが、みな、この報道を笑っていましたよ。
朝日の言う「衝撃と不安」なんて、どこにもなかった。
いったい、安倍政権の誰がこんなに動揺していたのか教えてほしい。
門田
トランプをはじめロシアのプーチン、トルコのエルドアン、フィリピンのドゥテルテなど一筋縄ではいかないリーダーを、安倍さんは手玉に取るのが得意。
今回も、見事に首脳宣言まで持っていった。
国際社会でついている呼び名は「猛獣使い」。
手腕への評価は高く、ドイツ紙の「ツァイト」(電子販)はG20サミットの時、安倍晋三首相についての論評を掲秡し、「国際政治の場で安倍氏はみんなのお気に入り」「調停役に適任」と書きました。
今回のG20、私は日本の総理が国際社会のセンターにいることを示した国際会議だったと思っています。
櫻井
日本の総理がここまでリーダーシップを発揮できたことは、かつてありませんでしたね。
しかし朝日の社説のタイトルを見ると、「大阪G20閉幕 安倍外交の限界見えた」。
別の記事では、首脳宣言の原案にあった「自由貿易の促進」という文言も盛り込めず、G20は決める力を失ったと、まるでサミットの形骸化が安倍総理の責任であるかのように書いています。
阿比留
G20自体、過去二回、ほとんど何もまとまらずに、もう必要ないと言われてきました。
それに「自由貿易の促進」という言葉こそ使っていませんが、「自由、公平、無差別で透明性があり、予測可能な安定した貿易および投資環境を実現」という実質的な表現を入れています。
門田
朝日はとにかく、自分に都合のいいことしか報じません。
産経、読売を読んでいると、賛否両方のファクトが出てくるから、読者も全体像を把握できる。
特定秘密保護法のときもそうです。
特定秘密保護法の制定は、国際的な要請が背景にありました。日本にはスパイ防止法もなく、外国からの機密情報をきちんと守ることのできる体制ではなかった。
しかし、朝日をいくら読んでも、そういうことは出てきません。
ただ第二の治安維持法だ、これを許すな、と騒ぎ立てるわけです。
この稿続く。
以下は月刊誌Hanada今月号の〈総力大特集、ざんねんな朝日新聞〉に、「朝日新聞は文在寅の代弁者」、と題して掲載された、櫻井よしこ、門田隆将、阿比留瑠比の鼎談の続きである。
この特集も日本国民のみならず世界中の人たちが読まなければならない。
何故なら、日本は「文明のターンテーブル」が回っている国であり、後、170年、米国と並んで世界をリードして行かなければならない国だからである。
金の亡者でしかない、これ以上ない愚か者のジム・ロジャースが、中国と韓国に投資しろ等と書いて本を売っているなぞは卑しさと悪の極みなのである。
恐らく、中国と韓国で結構毛だらけなハニートラップやマネートラップを享受しているのだろうが。
この男、人類にとっての最大悪人の一人であると言っても全く過言ではない。
以下の様な内容が満載されている今月号を未だ購入されていない方は今すぐに900円を持って最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
安倍総理を「犬扱い」
門田
朝日に話を戻しますと、この輸出規制で、ついに朝日は「天声人語」で、日本政府、安倍総理を「犬扱い」しました。
〈一緒にいる人があくびをすると、つられて「ふわあ」となってしまう。あくびは伝染するというこの現象、どうやら理由があるらしい。有力な説は、相手に共感するという心の働きゆえに起きるというものだ。……トランプ米大統領の振るまいも、どうやら伝染するようなのだ。……ちなみに人のあくびは大にも伝染するらしい。忠誠を尽くす飼い主からとくに影響を受けやすいとの研究結果がある。日本政府の場合は、こちらに近いか〉
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櫻井
一応、朝日は読売新聞に次ぐ、日本で二番目に大きい新聞です。
過去、「天声人語」は入試にもよく使われていた。
その新聞が、自らの国の誇りをズタズタに切り裂き、足で踏みつけるようなコラムを書くとは、あまりにひどい。
阿比留
完全にタガが外れてしまっています。
そもそも、安倍総理はトランプの大などではありません。
たとえば、2018年G7サミットの席で、トランプはEU首脳とは対立しても、「最後はシンゾーの言うことには従う」と言っている。
トランプが、世界の首脳のなかでいちばん耳を傾けるのが安倍総理なわけです。
そういう事実を報道せず、一方的に「安倍はトランプの犬」と決めつける。
非常に卑怯なやり方です。
横井
トランプさんが来日したときもひどかったですね。
「天声人語」で、トランプさんへの厚遇をこう批判しています。
〈トランプ米大統領とゴルフをし、相撲を観戦した際、安倍晋三首相は珍しく眼鏡をかけていた。黒縁眼鏡がトレードマークだった父上、安倍晋太郎氏を想起した方も多かったのではないか……(晋太郎氏は)首脳間のもてなしの大切さを説く一方、外交理念を詳述する。「日本が米国に依存していることで、あまり卑下すると日米関係を悪くする」「できない
ことはできないと説得する。それが日米では大事」。いまに通じる教えだろう……抱きつき、泣きつき―。トランプ氏に対する度外れた厚遇ぶりには、そんな言葉しか浮かばない。骨のある外交哲学をもった晋太郎氏が健在だったなら、ご子息の今回の仕事にどんな点数をつけるだろう〉
しかし、阿比留さんがいま仰った安倍総理とトランプさんの信頼関係については書かない。
阿比留
朝日はきちんと取材していないのではないでしょうか。
六月、ブルームバークはトランプ大統領が日米安保条約破棄に言及したと報じました。
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そのブルームバークの一報があった日の夜、私は政府関係者たちと話していたのですが、みな、この報道を笑っていましたよ。
朝日の言う「衝撃と不安」なんて、どこにもなかった。
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門田
トランプをはじめロシアのプーチン、トルコのエルドアン、フィリピンのドゥテルテなど一筋縄ではいかないリーダーを、安倍さんは手玉に取るのが得意。
今回も、見事に首脳宣言まで持っていった。
国際社会でついている呼び名は「猛獣使い」。
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今回のG20、私は日本の総理が国際社会のセンターにいることを示した国際会議だったと思っています。
櫻井
日本の総理がここまでリーダーシップを発揮できたことは、かつてありませんでしたね。
しかし朝日の社説のタイトルを見ると、「大阪G20閉幕 安倍外交の限界見えた」。
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阿比留
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門田
朝日はとにかく、自分に都合のいいことしか報じません。
産経、読売を読んでいると、賛否両方のファクトが出てくるから、読者も全体像を把握できる。
特定秘密保護法のときもそうです。
特定秘密保護法の制定は、国際的な要請が背景にありました。日本にはスパイ防止法もなく、外国からの機密情報をきちんと守ることのできる体制ではなかった。
しかし、朝日をいくら読んでも、そういうことは出てきません。
ただ第二の治安維持法だ、これを許すな、と騒ぎ立てるわけです。
この稿続く。
以下は月刊誌Hanada今月号の〈総力大特集、ざんねんな朝日新聞〉に、「朝日新聞は文在寅の代弁者」、と題して掲載された、櫻井よしこ、門田隆将、阿比留瑠比の鼎談の続きである。
この特集も日本国民のみならず世界中の人たちが読まなければならない。
何故なら、日本は「文明のターンテーブル」が回っている国であり、後、170年、米国と並んで世界をリードして行かなければならない国だからである。
金の亡者でしかない、これ以上ない愚か者のジム・ロジャースが、中国と韓国に投資しろ等と書いて本を売っているなぞは卑しさと悪の極みなのである。
恐らく、中国と韓国で結構毛だらけなハニートラップやマネートラップを享受しているのだろうが。
この男、人類にとっての最大悪人の一人であると言っても全く過言ではない。
以下の様な内容が満載されている今月号を未だ購入されていない方は今すぐに900円を持って最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
安倍総理を「犬扱い」
門田
朝日に話を戻しますと、この輸出規制で、ついに朝日は「天声人語」で、日本政府、安倍総理を「犬扱い」しました。
〈一緒にいる人があくびをすると、つられて「ふわあ」となってしまう。あくびは伝染するというこの現象、どうやら理由があるらしい。有力な説は、相手に共感するという心の働きゆえに起きるというものだ。……トランプ米大統領の振るまいも、どうやら伝染するようなのだ。……ちなみに人のあくびは大にも伝染するらしい。忠誠を尽くす飼い主からとくに影響を受けやすいとの研究結果がある。日本政府の場合は、こちらに近いか〉
もう、常軌を逸していますね。
櫻井
一応、朝日は読売新聞に次ぐ、日本で二番目に大きい新聞です。
過去、「天声人語」は入試にもよく使われていた。
その新聞が、自らの国の誇りをズタズタに切り裂き、足で踏みつけるようなコラムを書くとは、あまりにひどい。
阿比留
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そもそも、安倍総理はトランプの大などではありません。
たとえば、2018年G7サミットの席で、トランプはEU首脳とは対立しても、「最後はシンゾーの言うことには従う」と言っている。
トランプが、世界の首脳のなかでいちばん耳を傾けるのが安倍総理なわけです。
そういう事実を報道せず、一方的に「安倍はトランプの犬」と決めつける。
非常に卑怯なやり方です。
横井
トランプさんが来日したときもひどかったですね。
「天声人語」で、トランプさんへの厚遇をこう批判しています。
〈トランプ米大統領とゴルフをし、相撲を観戦した際、安倍晋三首相は珍しく眼鏡をかけていた。黒縁眼鏡がトレードマークだった父上、安倍晋太郎氏を想起した方も多かったのではないか……(晋太郎氏は)首脳間のもてなしの大切さを説く一方、外交理念を詳述する。「日本が米国に依存していることで、あまり卑下すると日米関係を悪くする」「できない
ことはできないと説得する。それが日米では大事」。いまに通じる教えだろう……抱きつき、泣きつき―。トランプ氏に対する度外れた厚遇ぶりには、そんな言葉しか浮かばない。骨のある外交哲学をもった晋太郎氏が健在だったなら、ご子息の今回の仕事にどんな点数をつけるだろう〉
しかし、阿比留さんがいま仰った安倍総理とトランプさんの信頼関係については書かない。
阿比留
朝日はきちんと取材していないのではないでしょうか。
六月、ブルームバークはトランプ大統領が日米安保条約破棄に言及したと報じました。
朝日はそれを受けて、〈「日米関係は最強」と蜜月をアピールする安倍政権だが、衝撃と不安を隠しきれない〉と書きました。
そのブルームバークの一報があった日の夜、私は政府関係者たちと話していたのですが、みな、この報道を笑っていましたよ。
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門田
トランプをはじめロシアのプーチン、トルコのエルドアン、フィリピンのドゥテルテなど一筋縄ではいかないリーダーを、安倍さんは手玉に取るのが得意。
今回も、見事に首脳宣言まで持っていった。
国際社会でついている呼び名は「猛獣使い」。
手腕への評価は高く、ドイツ紙の「ツァイト」(電子販)はG20サミットの時、安倍晋三首相についての論評を掲秡し、「国際政治の場で安倍氏はみんなのお気に入り」「調停役に適任」と書きました。
今回のG20、私は日本の総理が国際社会のセンターにいることを示した国際会議だったと思っています。
櫻井
日本の総理がここまでリーダーシップを発揮できたことは、かつてありませんでしたね。
しかし朝日の社説のタイトルを見ると、「大阪G20閉幕 安倍外交の限界見えた」。
別の記事では、首脳宣言の原案にあった「自由貿易の促進」という文言も盛り込めず、G20は決める力を失ったと、まるでサミットの形骸化が安倍総理の責任であるかのように書いています。
阿比留
G20自体、過去二回、ほとんど何もまとまらずに、もう必要ないと言われてきました。
それに「自由貿易の促進」という言葉こそ使っていませんが、「自由、公平、無差別で透明性があり、予測可能な安定した貿易および投資環境を実現」という実質的な表現を入れています。
門田
朝日はとにかく、自分に都合のいいことしか報じません。
産経、読売を読んでいると、賛否両方のファクトが出てくるから、読者も全体像を把握できる。
特定秘密保護法のときもそうです。
特定秘密保護法の制定は、国際的な要請が背景にありました。日本にはスパイ防止法もなく、外国からの機密情報をきちんと守ることのできる体制ではなかった。
しかし、朝日をいくら読んでも、そういうことは出てきません。
ただ第二の治安維持法だ、これを許すな、と騒ぎ立てるわけです。
この稿続く。
以下は月刊誌Hanada今月号の〈総力大特集、ざんねんな朝日新聞〉に、「朝日新聞は文在寅の代弁者」、と題して掲載された、櫻井よしこ、門田隆将、阿比留瑠比の鼎談の続きである。
この特集も日本国民のみならず世界中の人たちが読まなければならない。
何故なら、日本は「文明のターンテーブル」が回っている国であり、後、170年、米国と並んで世界をリードして行かなければならない国だからである。
金の亡者でしかない、これ以上ない愚か者のジム・ロジャースが、中国と韓国に投資しろ等と書いて本を売っているなぞは卑しさと悪の極みなのである。
恐らく、中国と韓国で結構毛だらけなハニートラップやマネートラップを享受しているのだろうが。
この男、人類にとっての最大悪人の一人であると言っても全く過言ではない。
以下の様な内容が満載されている今月号を未だ購入されていない方は今すぐに900円を持って最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
安倍総理を「犬扱い」
門田
朝日に話を戻しますと、この輸出規制で、ついに朝日は「天声人語」で、日本政府、安倍総理を「犬扱い」しました。
〈一緒にいる人があくびをすると、つられて「ふわあ」となってしまう。あくびは伝染するというこの現象、どうやら理由があるらしい。有力な説は、相手に共感するという心の働
きゆえに起きるというものだ。……トランプ米大統領の振るまいも、どうやら伝染するようなのだ。……ちなみに人のあくびは大にも伝染するらしい。忠誠を尽くす飼い主からとくに影響を受けやすいとの研究結果がある。日本政府の場合は、こちらに近いか〉
もう、常軌を逸していますね。
櫻井
一応、朝日は読売新聞に次ぐ、日本で二番目に大きい新聞です。
過去、「天声人語」は入試にもよく使われていた。
その新聞が、自らの国の誇りをズタズタに切り裂き、足で踏みつけるようなコラムを書くとは、あまりにひどい。
阿比留
完全にタガが外れてしまっています。
そもそも、安倍総理はトランプの大などではありません。
たとえば、2018年G7サミットの席で、トランプはEU首脳とは対立しても、「最後はシンゾーの言うことには従う」と言っている。
トランプが、世界の首脳のなかでいちばん耳を傾けるのが安倍総理なわけです。
そういう事実を報道せず、一方的に「安倍はトランプの犬」と決めつける。
非常に卑怯なやり方です。
横井
トランプさんが来日したときもひどかったですね。
「天声人語」で、トランプさんへの厚遇をこう批判しています。
〈トランプ米大統領とゴルフをし、相撲を観戦した際、安倍晋三首相は珍しく眼鏡をかけていた。黒縁眼鏡がトレードマークだった父上、安倍晋太郎氏を想起した方も多かったのではないか……(晋太郎氏は)首脳間のもてなしの大切さを説く一方、外交理念を詳述する。「日本が米国に依存していることで、あまり卑下すると日米関係を悪くする」「できない
ことはできないと説得する。それが日米では大事」。いまに通じる教えだろう……抱きつき、泣きつき―。トランプ氏に対する度外れた厚遇ぶりには、そんな言葉しか浮かばない。骨のある外交哲学をもった晋太郎氏が健在だったなら、ご子息の今回の仕事にどんな点数をつけるだろう〉
しかし、阿比留さんがいま仰った安倍総理とトランプさんの信頼関係については書かない。
阿比留
朝日はきちんと取材していないのではないでしょうか。
六月、ブルームバークはトランプ大統領が日米安保条約破棄に言及したと報じました。
朝日はそれを受けて、〈「日米関係は最強」と蜜月をアピールする安倍政権だが、衝撃と不安を隠しきれない〉と書きました。
そのブルームバークの一報があった日の夜、私は政府関係者たちと話していたのですが、みな、この報道を笑っていましたよ。
朝日の言う「衝撃と不安」なんて、どこにもなかった。
いったい、安倍政権の誰がこんなに動揺していたのか教えてほしい。
門田
トランプをはじめロシアのプーチン、トルコのエルドアン、フィリピンのドゥテルテなど一筋縄ではいかないリーダーを、安倍さんは手玉に取るのが得意。
今回も、見事に首脳宣言まで持っていった。
国際社会でついている呼び名は「猛獣使い」。
手腕への評価は高く、ドイツ紙の「ツァイト」(電子販)はG20サミットの時、安倍晋三首相についての論評を掲秡し、「国際政治の場で安倍氏はみんなのお気に入り」「調停役に適任」と書きました。
今回のG20、私は日本の総理が国際社会のセンターにいることを示した国際会議だったと思っています。
櫻井
日本の総理がここまでリーダーシップを発揮できたことは、かつてありませんでしたね。
しかし朝日の社説のタイトルを見ると、「大阪G20閉幕 安倍外交の限界見えた」。
別の記事では、首脳宣言の原案にあった「自由貿易の促進」という文言も盛り込めず、G20は決める力を失ったと、まるでサミットの形骸化が安倍総理の責任であるかのように書いています。
阿比留
G20自体、過去二回、ほとんど何もまとまらずに、もう必要ないと言われてきました。
それに「自由貿易の促進」という言葉こそ使っていませんが、「自由、公平、無差別で透明性があり、予測可能な安定した貿易および投資環境を実現」という実質的な表現を入れています。
門田
朝日はとにかく、自分に都合のいいことしか報じません。
産経、読売を読んでいると、賛否両方のファクトが出てくるから、読者も全体像を把握できる。
特定秘密保護法のときもそうです。
特定秘密保護法の制定は、国際的な要請が背景にありました。日本にはスパイ防止法もなく、外国からの機密情報をきちんと守ることのできる体制ではなかった。
しかし、朝日をいくら読んでも、そういうことは出てきません。
ただ第二の治安維持法だ、これを許すな、と騒ぎ立てるわけです。
この稿続く。
以下は月刊誌Hanada今月号の〈総力大特集、ざんねんな朝日新聞〉に、「朝日新聞は文在寅の代弁者」、と題して掲載された、櫻井よしこ、門田隆将、阿比留瑠比の鼎談の続きである。
この特集も日本国民のみならず世界中の人たちが読まなければならない。
何故なら、日本は「文明のターンテーブル」が回っている国であり、後、170年、米国と並んで世界をリードして行かなければならない国だからである。
金の亡者でしかない、これ以上ない愚か者のジム・ロジャースが、中国と韓国に投資しろ等と書いて本を売っているなぞは卑しさと悪の極みなのである。
恐らく、中国と韓国で結構毛だらけなハニートラップやマネートラップを享受しているのだろうが。
この男、人類にとっての最大悪人の一人であると言っても全く過言ではない。
以下の様な内容が満載されている今月号を未だ購入されていない方は今すぐに900円を持って最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
安倍総理を「犬扱い」
門田
朝日に話を戻しますと、この輸出規制で、ついに朝日は「天声人語」で、日本政府、安倍総理を「犬扱い」しました。
〈一緒にいる人があくびをすると、つられて「ふわあ」となってしまう。あくびは伝染するというこの現象、どうやら理由があるらしい。有力な説は、相手に共感するという心の働
きゆえに起きるというものだ。……トランプ米大統領の振るまいも、どうやら伝染するようなのだ。……ちなみに人のあくびは大にも伝染するらしい。忠誠を尽くす飼い主からとくに影響を受けやすいとの研究結果がある。日本政府の場合は、こちらに近いか〉
もう、常軌を逸していますね。
櫻井
一応、朝日は読売新聞に次ぐ、日本で二番目に大きい新聞です。
過去、「天声人語」は入試にもよく使われていた。
その新聞が、自らの国の誇りをズタズタに切り裂き、足で踏みつけるようなコラムを書くとは、あまりにひどい。
阿比留
完全にタガが外れてしまっています。
そもそも、安倍総理はトランプの大などではありません。
たとえば、2018年G7サミットの席で、トランプはEU首脳とは対立しても、「最後はシンゾーの言うことには従う」と言っている。
トランプが、世界の首脳のなかでいちばん耳を傾けるのが安倍総理なわけです。
そういう事実を報道せず、一方的に「安倍はトランプの犬」と決めつける。
非常に卑怯なやり方です。
横井
トランプさんが来日したときもひどかったですね。
「天声人語」で、トランプさんへの厚遇をこう批判しています。
〈トランプ米大統領とゴルフをし、相撲を観戦した際、安倍晋三首相は珍しく眼鏡をかけていた。黒縁眼鏡がトレードマークだった父上、安倍晋太郎氏を想起した方も多かったのではないか……(晋太郎氏は)首脳間のもてなしの大切さを説く一方、外交理念を詳述する。「日本が米国に依存していることで、あまり卑下すると日米関係を悪くする」「できない
ことはできないと説得する。それが日米では大事」。いまに通じる教えだろう……抱きつき、泣きつき―。トランプ氏に対する度外れた厚遇ぶりには、そんな言葉しか浮かばない。骨のある外交哲学をもった晋太郎氏が健在だったなら、ご子息の今回の仕事にどんな点数をつけるだろう〉
しかし、阿比留さんがいま仰った安倍総理とトランプさんの信頼関係については書かない。
阿比留
朝日はきちんと取材していないのではないでしょうか。
六月、ブルームバークはトランプ大統領が日米安保条約破棄に言及したと報じました。
朝日はそれを受けて、〈「日米関係は最強」と蜜月をアピールする安倍政権だが、衝撃と不安を隠しきれない〉と書きました。
そのブルームバークの一報があった日の夜、私は政府関係者たちと話していたのですが、みな、この報道を笑っていましたよ。
朝日の言う「衝撃と不安」なんて、どこにもなかった。
いったい、安倍政権の誰がこんなに動揺していたのか教えてほしい。
門田
トランプをはじめロシアのプーチン、トルコのエルドアン、フィリピンのドゥテルテなど一筋縄ではいかないリーダーを、安倍さんは手玉に取るのが得意。
今回も、見事に首脳宣言まで持っていった。
国際社会でついている呼び名は「猛獣使い」。
手腕への評価は高く、ドイツ紙の「ツァイト」(電子販)はG20サミットの時、安倍晋三首相についての論評を掲秡し、「国際政治の場で安倍氏はみんなのお気に入り」「調停役に適任」と書きました。
今回のG20、私は日本の総理が国際社会のセンターにいることを示した国際会議だったと思っています。
櫻井
日本の総理がここまでリーダーシップを発揮できたことは、かつてありませんでしたね。
しかし朝日の社説のタイトルを見ると、「大阪G20閉幕 安倍外交の限界見えた」。
別の記事では、首脳宣言の原案にあった「自由貿易の促進」という文言も盛り込めず、G20は決める力を失ったと、まるでサミットの形骸化が安倍総理の責任であるかのように書いています。
阿比留
G20自体、過去二回、ほとんど何もまとまらずに、もう必要ないと言われてきました。
それに「自由貿易の促進」という言葉こそ使っていませんが、「自由、公平、無差別で透明性があり、予測可能な安定した貿易および投資環境を実現」という実質的な表現を入れています。
門田
朝日はとにかく、自分に都合のいいことしか報じません。
産経、読売を読んでいると、賛否両方のファクトが出てくるから、読者も全体像を把握できる。
特定秘密保護法のときもそうです。
特定秘密保護法の制定は、国際的な要請が背景にありました。日本にはスパイ防止法もなく、外国からの機密情報をきちんと守ることのできる体制ではなかった。
しかし、朝日をいくら読んでも、そういうことは出てきません。
ただ第二の治安維持法だ、これを許すな、と騒ぎ立てるわけです。
この稿続く。
この小泉が、松沢病院に入院歴があるということについては、小泉家の極秘事項になっている。
新橋芸者小はんは、小泉純一郎の愛人であった。 彼女は突然、何の前触れもなく変死をしている。
辻元清美の両親の国籍は韓国なんでしょうか? 国籍が韓国である噂は多かったので、 帰化の噂の真相を調べてみますと、
朝日を開くと、そこには中韓を利するための記事・主張しかありません。朝日の目的は、常に日本に譲歩させ、中韓に利益をもたらすことなのです。
韓国は、アメリカと中国に対しては十分な敬意を払ってきました。なぜなら彼らは強いからです。ドンッと国としての要求を突きつけてきますからね。
Quanto segue è omesso perché è troppo stupido da tradurre in inglese perché è troppo assurdo.
NHK、TBS、テレビ朝日の偏向報道が何故あれほど酷くて執拗なのかを明らかにしている。
朝日の報道に違和感を持っている人は大勢いると思いますが…そもそも、朝日が日本の新聞だと思うことが間違っているのです。
「じゃあ、日本はどうなるんだ?」と聞いたら、「日本は遠すぎるしソ連に近すぎる。我々がカバーできるわけがないじゃないか。なぜ日本は自分で核を持たないのか」と。
ところが、朝日は「非は日本にあり」と書く。韓国紙以上に“韓国紙”なんです。文在寅政権寄り=北朝鮮寄りの新聞ということが、今回ではっきりした。韓国様の言うとおりにしておけばよろしい、としか言っていない」
At the same time, I disgusted Korean ungratefulness that keeps returning evil for good so many obligations. This chapter published on 2018-11-03.
It is a reprint of the chapter sent out on 2018-07-25.
* Just like the Chinese government, the Korean government has not informed the people of this undeniable fact, so almost no one should know it. Most of all, I didn't realize until I found this article online, so most of the Japanese people didn't know.*
In this state, well, Japan-China friendship, Japan-Korea future-oriented and so on, politicians and the mass media that made Asahi Shimbun the first on the list have said.
I have subscribed and read the Asahi Shimbun for quite a long time until August 5 years ago.
But I never read this article on the Asahi paper, needless to say, commercial broadcasting, I have never watched it on NHK.
Only Japanese rogue theory and Japanese army rogue theory have watched too much *
Not only disgusting to see this fact, but also the idiots of Japanese politicians who have continued to provide such a tremendous amount of assistance.
There is a myriad of Japanese who want to throw the word “I will slash” by Jiro Yamaguchi, one of their representative players to them.
They are the Asahi Shimbun and so-called human rights lawyers, and so-called scholars who directed them like that.
At the same time, I disgusted Korean ungratefulness that keeps returning evil for good so many obligations.
Mr. Iha senior master should have pointed out the point of being “ungratefulness” as a defect of the Okinawans.
While I sent out the words of Mr. Iha, he is the great man born in Okinawa at the Meiji era.
An essay by Iha Fuy¯u, the father of “Okinawa studies,” is “Okinawa's greatest fault” (Meiji 42, “ancient Ryukyu” Iwanami Bunko, 2000).
So Iha pointed out, “It is easy to forget obligation,” and stated that “this would be a situation for hundreds of years put into a state.”
Here, “easy to forget obligation” means “follow the strong person from time to time,” easily betray those who followed before.
Omission
Iha, who majored in linguistics at Tokyo Imperial University, demonstrates that Okinawa and the mainland are of the same lineage in terms of language, ethnicity, culture, and customs.
These are the basis of today's Okinawan studies.
Okinawan people should never become the same human beings as the following Koreans.
The most significant local grant in 47 prefectures continued to drop on Okinawa.
If Japanese astronomical aid to China and South Korea were used to strengthen Japan's land, one Japanese citizen would not have died in the disaster.
The same can say for Okinawans, Okinawans should meditate once to know.
This article continues.
At the same time, I disgusted Korean ungratefulness that keeps returning evil for good so many obligations. This chapter published on 2018-11-03.
It is a reprint of the chapter sent out on 2018-07-25.
* Just like the Chinese government, the Korean government has not informed the people of this undeniable fact, so almost no one should know it. Most of all, I didn't realize until I found this article online, so most of the Japanese people didn't know.*
In this state, well, Japan-China friendship, Japan-Korea future-oriented and so on, politicians and the mass media that made Asahi Shimbun the first on the list have said.
I have subscribed and read the Asahi Shimbun for quite a long time until August 5 years ago.
But I never read this article on the Asahi paper, needless to say, commercial broadcasting, I have never watched it on NHK.
Only Japanese rogue theory and Japanese army rogue theory have watched too much *
Not only disgusting to see this fact, but also the idiots of Japanese politicians who have continued to provide such a tremendous amount of assistance.
There is a myriad of Japanese who want to throw the word “I will slash” by Jiro Yamaguchi, one of their representative players to them.
They are the Asahi Shimbun and so-called human rights lawyers, and so-called scholars who directed them like that.
At the same time, I disgusted Korean ungratefulness that keeps returning evil for good so many obligations.
Mr. Iha senior master should have pointed out the point of being “ungratefulness” as a defect of the Okinawans.
While I sent out the words of Mr. Iha, he is the great man born in Okinawa at the Meiji era.
An essay by Iha Fuy¯u, the father of “Okinawa studies,” is “Okinawa's greatest fault” (Meiji 42, “ancient Ryukyu” Iwanami Bunko, 2000).
So Iha pointed out, “It is easy to forget obligation,” and stated that “this would be a situation for hundreds of years put into a state.”
Here, “easy to forget obligation” means “follow the strong person from time to time,” easily betray those who followed before.
Omission
Iha, who majored in linguistics at Tokyo Imperial University, demonstrates that Okinawa and the mainland are of the same lineage in terms of language, ethnicity, culture, and customs.
These are the basis of today's Okinawan studies.
Okinawan people should never become the same human beings as the following Koreans.
The most significant local grant in 47 prefectures continued to drop on Okinawa.
If Japanese astronomical aid to China and South Korea were used to strengthen Japan's land, one Japanese citizen would not have died in the disaster.
The same can say for Okinawans, Okinawans should meditate once to know.
This article continues.