文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

以下はリアルタイムのベスト10である。

2019年08月08日 23時58分04秒 | 全般

1

この小泉が、松沢病院に入院歴があるということについては、小泉家の極秘事項になっている。

2

豊中市議である木村真は、あの悪名高い連帯ユニオン、関西地区生コン支部と地方議員ネットワークの副代表であり、

3

NHK、TBS、テレビ朝日の偏向報道が何故あれほど酷くて執拗なのかを明らかにしている。

4

辻元清美の両親の国籍は韓国なんでしょうか? 国籍が韓国である噂は多かったので、 帰化の噂の真相を調べてみますと、

5

Band On The Run (Remastered 2010)

6

以下はリアルタイムのベスト10である。

7

You Make Loving Fun (2004 Remaster)

8

見事な方式で、二千年の皇統を維持してきたわけです。それを「いまは男女平等の社会なんだからいいじゃないか」などという理由で変えることなど許されないのです

9

70年間も民間人だった人にいきなり皇位を継承しても、国民の納得は得られないというのですが、では女性天皇に民間人が嫁いだとなると、70年前どころか、先祖代々平民だった人が

10

朝日の場合、物凄く「反日亡国」の思想が純化されています。朝日社内では、「角度をつける」という隠語が使われていますが、朝日的な主義主張の記事になっていなければ、


以下はリアルタイムのベスト10である。

2019年08月08日 23時10分38秒 | 全般

1

この小泉が、松沢病院に入院歴があるということについては、小泉家の極秘事項になっている。

2

豊中市議である木村真は、あの悪名高い連帯ユニオン、関西地区生コン支部と地方議員ネットワークの副代表であり、

3

NHK、TBS、テレビ朝日の偏向報道が何故あれほど酷くて執拗なのかを明らかにしている。

4

辻元清美の両親の国籍は韓国なんでしょうか? 国籍が韓国である噂は多かったので、 帰化の噂の真相を調べてみますと、

5

Band On The Run (Remastered 2010)

6

以下はリアルタイムのベスト10である。

7

You Make Loving Fun (2004 Remaster)

8

日本共産党も、その綱領などを読むと天皇制打倒を掲げる政党です。いまは女性・女系天皇容認論を打ち出しています。朝日と共産党の足並みが、ピッタリ揃っている

9

見事な方式で、二千年の皇統を維持してきたわけです。それを「いまは男女平等の社会なんだからいいじゃないか」などという理由で変えることなど許されないのです

10

現在の皇位継承順位は、一位秋篠宮さま、二位悠仁さま。そこに愛子さまの継承順位一位となるルールを持ち込もうとすれば、第三者による皇位簒奪でしかありません


以下はリアルタイムのベスト10である。

2019年08月08日 21時52分14秒 | 全般

1

この小泉が、松沢病院に入院歴があるということについては、小泉家の極秘事項になっている。

2

豊中市議である木村真は、あの悪名高い連帯ユニオン、関西地区生コン支部と地方議員ネットワークの副代表であり、

3

NHK、TBS、テレビ朝日の偏向報道が何故あれほど酷くて執拗なのかを明らかにしている。

4

辻元清美の両親の国籍は韓国なんでしょうか? 国籍が韓国である噂は多かったので、 帰化の噂の真相を調べてみますと、

5

手腕への評価は高く、ドイツ紙の「ツァイト」(電子販)はG20サミットの時、安倍晋三首相についての論評を掲載し、「国際政治の場で安倍氏はみんなのお気に入り」「調停役に適任」と書きました

6

日本共産党も、その綱領などを読むと天皇制打倒を掲げる政党です。いまは女性・女系天皇容認論を打ち出しています。朝日と共産党の足並みが、ピッタリ揃っている

7

現在の皇位継承順位は、一位秋篠宮さま、二位悠仁さま。そこに愛子さまの継承順位一位となるルールを持ち込もうとすれば、第三者による皇位簒奪でしかありません

8

にもかかわらず、皇太子さまに意見を伺ったと断定したうえで、別の記事でこう批判しています…『新天皇の政治利用』にあたり、違憲の疑いがある」と批判している〉 非常に卑怯なやり方です。

9

「皇太子さまが朝日にそのことを漏らすはずもない。安倍首相と皇太子さましかわからないことなのに、なにを見てきたように書いているんだ!」と。

10

新元号について、国民のほとんどが好意的に受け止めていましたが、朝日は違いました…〈新しい元号「令和」の選定過程を検証すると、安倍晋三首相主導の強い政治色が浮かんできた〉


朝日の場合、物凄く「反日亡国」の思想が純化されています。朝日社内では、「角度をつける」という隠語が使われていますが、朝日的な主義主張の記事になっていなければ、

2019年08月08日 20時30分53秒 | 全般

以下は前章の続きである。
朝日の論理的おかしさ
門田 
男系は二千年続く皇統の唯一のルールです。
そのルールを変えたら、皇統ではなくなってしまう。 
男系は先人の智慧です。
男系というルールによって「権威」と「権力」を分離させ、源頼朝であろうが、織田信長であろうが、時の権力者、独裁者が天皇家の女性と婚姻関係を結んでも「その子が皇位には就けない」という見事な方式で、二千年の皇統を維持してきたわけです。
それを「いまは男女平等の社会なんだからいいじゃないか」などという理由で変えることなど許されないのです。
阿比留 
朝日などの論理でおかしいと思うのは、旧宮家の皇籍復帰についてです。
70年間も民間人だった人にいきなり皇位を継承しても、国民の納得は得られないというのですが、では女性天皇に民間人が嫁いだとなると、70年前どころか、先祖代々平民だった人がいきなり皇族になる。
旧皇族はだめだけれど一般国民ならばいいというその論理的おかしさに、朝日はなんの違和感もないのでしょうか。
櫻井 
しかし、朝日は旧宮家の子孫らへの押しつけなど「強制の影」がわずかでも感じられれば、皇室に対する国民の敬愛や信頼は損なわれると、識者のコメントを紹介しています。
旧宮家を、何としてでも復帰させたくない朝日の思いが伝わってきます。
阿比留 
旧宮家の親睦会はずっとありましたし、昭和天皇も皇籍離脱されるときに、「いずれまた、戻ってきてほしい」と話もしている。
旧宮家全員が皇籍復帰の覚悟があるとは言いませんが、自分からは望まないが、要望があるならば応じようという方が少なくない、と私は仄聞しています。
櫻井 
私も竹田恒泰さんから、安定的な皇位継承のためなら自分も責任を果たしたい、という旧宮家の男系男子は何人もいらっしゃると聞いています。
だから、そういった旧宮家の方を大事にして、皇位継承を安定化させなくてはいけない。
阿比留 
明治天皇の血を引いている旧宮家の方はたくさんいらっしゃいますし、明治天皇からもっと遡っても、婚姻や養子縁組を通じて血は濃くつながっています。 
朝日は「天声人語」で、世襲の権威をありがたがるのはおかしいと批判していますが、一方で直系というものに異常にこだわり、ありがたがっているように見えます。
門田 
直系ではなく、かなり離れたところから皇位を継承した例はたくさんありますよね。
第25代武烈天皇が後嗣を残さず崩御した際、越の国(現在の福井県)から応神天皇の実に5世孫を招聘し、継体天皇として即位させました。
阿比留 
国民の理解が得られないというのも疑問です。
産経新聞社とFNNは5月、皇室の在り方に関する合同世論調査を実施しましたが、男系男子の皇族を増やすため、戦後に皇籍を離れた旧宮家が皇籍に復帰することについては「認めてもよい」が42.3%、「認めないほうがよい」が39.6%で、旧宮家復帰賛成が上回っていました。
国民は、べつに嫌がっていないんじゃないですか。
純化された「反日亡国思想」
櫻井 
なぜ朝日は、ここまで日本を貶めようとするのでしょうか。
門田 
私は令和になって『新聞という病』(産経新聞出版)を上梓しましたが、まさしく病気ですね。
私は、自己陶酔型シヤッター症候群と呼んでいます。
朝日の記者は、「戦争の道に突き進もうとしている日本を、我々はペンの力で止めているのだ」と陶酔しているわけです。しかし、いまわれわれが指摘してきたような“不都合な事実”には、シヤッターを閉ざして耳を貸さない。
阿比留 
大企業にままいるタイプの人ですね。
人間関係など社内だけで完結し、給与、待遇もよく居心地がいいものだから、外の世界のことがわからなくなってしまう。植村隆元記者も、朝日を辞めてから、初めて世間の朝日への風当たりの強さを知ったと言っていました。
門田 
最近、若い朝日の記者が辞めて、ネットメディアに転職する例が少なからずある。
取材に行くと、朝日に対する反発、風当たりがあまりに強いことにショックを受け、辞めて別のメディアに移るのだそうです。 
昔のことで記憶が薄れているかもしれませんが、昭和40年代、50年代には学生運動が活発化し、過激派がどんどん生まれてきました。
彼らの本質は「反日亡国論」なんですよ。
ベトナム戦争では、日本から飛び立った米軍機が北ベトナムの爆撃をやりました。
いわゆる「北爆」です。
第二次大戦でのあの深い反省のなかから再スタートしたはずの日本が、アジアに対していまひどいことをしている、そんな日本は滅んでもいい、と突き進んでいったのが過激派だった。
学生運動の経験者で、彼らのシンパが朝日などのマスコミに入社、記事を書くわけです。 
朝日の場合、物凄く「反日亡国」の思想が純化されています。朝日社内では、「角度をつける」という隠語が使われていますが、朝日的な主義主張の記事になっていなければ、「もっと角度をつけろ!」と原稿は突き返されます。
その角度とはもともと反日亡国論からきており、そういう角度をつけられる記者しか朝日では出世できないのです。
だから、その手の記者が再生産され続けているわけです。
阿比留 
昔、週刊誌のライターをやっていた私の知人が、このままでは食えないからと朝日に入社しました。
その人が、朝日の記者がなぜあんなに偏向するのかわかった、とこう言っていました。 
「入ったばかりの人はそうでもないのだけど、みんなデスクなり部長なりの顔色を窺っているんだ。こういう記事を書いたら彼らにウケるだろう、とね」 
そういう記事は大概、左がかったものだそうです。
櫻井 
角度をつけた記事、ということですね。
阿比留 
角度をつけた記事を書いているうちに、自身も朝日色に染まっていってしまうのでしょう。
この稿続く。


昔のことで記憶が薄れているかもしれませんが、昭和40年代、50年代には学生運動が活発化し、過激派がどんどん生まれてきました。彼らの本質は「反日亡国論」なんですよ

2019年08月08日 20時29分38秒 | 全般

以下は前章の続きである。
朝日の論理的おかしさ
門田 
男系は二千年続く皇統の唯一のルールです。
そのルールを変えたら、皇統ではなくなってしまう。 
男系は先人の智慧です。
男系というルールによって「権威」と「権力」を分離させ、源頼朝であろうが、織田信長であろうが、時の権力者、独裁者が天皇家の女性と婚姻関係を結んでも「その子が皇位には就けない」という見事な方式で、二千年の皇統を維持してきたわけです。
それを「いまは男女平等の社会なんだからいいじゃないか」などという理由で変えることなど許されないのです。
阿比留 
朝日などの論理でおかしいと思うのは、旧宮家の皇籍復帰についてです。
70年間も民間人だった人にいきなり皇位を継承しても、国民の納得は得られないというのですが、では女性天皇に民間人が嫁いだとなると、70年前どころか、先祖代々平民だった人がいきなり皇族になる。
旧皇族はだめだけれど一般国民ならばいいというその論理的おかしさに、朝日はなんの違和感もないのでしょうか。
櫻井 
しかし、朝日は旧宮家の子孫らへの押しつけなど「強制の影」がわずかでも感じられれば、皇室に対する国民の敬愛や信頼は損なわれると、識者のコメントを紹介しています。
旧宮家を、何としてでも復帰させたくない朝日の思いが伝わってきます。
阿比留 
旧宮家の親睦会はずっとありましたし、昭和天皇も皇籍離脱されるときに、「いずれまた、戻ってきてほしい」と話もしている。
旧宮家全員が皇籍復帰の覚悟があるとは言いませんが、自分からは望まないが、要望があるならば応じようという方が少なくない、と私は仄聞しています。
櫻井 
私も竹田恒泰さんから、安定的な皇位継承のためなら自分も責任を果たしたい、という旧宮家の男系男子は何人もいらっしゃると聞いています。
だから、そういった旧宮家の方を大事にして、皇位継承を安定化させなくてはいけない。
阿比留 
明治天皇の血を引いている旧宮家の方はたくさんいらっしゃいますし、明治天皇からもっと遡っても、婚姻や養子縁組を通じて血は濃くつながっています。 
朝日は「天声人語」で、世襲の権威をありがたがるのはおかしいと批判していますが、一方で直系というものに異常にこだわり、ありがたがっているように見えます。
門田 
直系ではなく、かなり離れたところから皇位を継承した例はたくさんありますよね。
第25代武烈天皇が後嗣を残さず崩御した際、越の国(現在の福井県)から応神天皇の実に5世孫を招聘し、継体天皇として即位させました。
阿比留 
国民の理解が得られないというのも疑問です。
産経新聞社とFNNは5月、皇室の在り方に関する合同世論調査を実施しましたが、男系男子の皇族を増やすため、戦後に皇籍を離れた旧宮家が皇籍に復帰することについては「認めてもよい」が42.3%、「認めないほうがよい」が39.6%で、旧宮家復帰賛成が上回っていました。
国民は、べつに嫌がっていないんじゃないですか。
純化された「反日亡国思想」
櫻井 
なぜ朝日は、ここまで日本を貶めようとするのでしょうか。
門田 
私は令和になって『新聞という病』(産経新聞出版)を上梓しましたが、まさしく病気ですね。
私は、自己陶酔型シヤッター症候群と呼んでいます。
朝日の記者は、「戦争の道に突き進もうとしている日本を、我々はペンの力で止めているのだ」と陶酔しているわけです。しかし、いまわれわれが指摘してきたような“不都合な事実”には、シヤッターを閉ざして耳を貸さない。
阿比留 
大企業にままいるタイプの人ですね。
人間関係など社内だけで完結し、給与、待遇もよく居心地がいいものだから、外の世界のことがわからなくなってしまう。植村隆元記者も、朝日を辞めてから、初めて世間の朝日への風当たりの強さを知ったと言っていました。
門田 
最近、若い朝日の記者が辞めて、ネットメディアに転職する例が少なからずある。
取材に行くと、朝日に対する反発、風当たりがあまりに強いことにショックを受け、辞めて別のメディアに移るのだそうです。 
昔のことで記憶が薄れているかもしれませんが、昭和40年代、50年代には学生運動が活発化し、過激派がどんどん生まれてきました。
彼らの本質は「反日亡国論」なんですよ。
ベトナム戦争では、日本から飛び立った米軍機が北ベトナムの爆撃をやりました。
いわゆる「北爆」です。
第二次大戦でのあの深い反省のなかから再スタートしたはずの日本が、アジアに対していまひどいことをしている、そんな日本は滅んでもいい、と突き進んでいったのが過激派だった。
学生運動の経験者で、彼らのシンパが朝日などのマスコミに入社、記事を書くわけです。 
朝日の場合、物凄く「反日亡国」の思想が純化されています。朝日社内では、「角度をつける」という隠語が使われていますが、朝日的な主義主張の記事になっていなければ、「もっと角度をつけろ!」と原稿は突き返されます。
その角度とはもともと反日亡国論からきており、そういう角度をつけられる記者しか朝日では出世できないのです。
だから、その手の記者が再生産され続けているわけです。
阿比留 
昔、週刊誌のライターをやっていた私の知人が、このままでは食えないからと朝日に入社しました。
その人が、朝日の記者がなぜあんなに偏向するのかわかった、とこう言っていました。 
「入ったばかりの人はそうでもないのだけど、みんなデスクなり部長なりの顔色を窺っているんだ。こういう記事を書いたら彼らにウケるだろう、とね」 
そういう記事は大概、左がかったものだそうです。
櫻井 
角度をつけた記事、ということですね。
阿比留 
角度をつけた記事を書いているうちに、自身も朝日色に染まっていってしまうのでしょう。
この稿続く。


しかし、いまわれわれが指摘してきたような“不都合な事実”には、シヤッターを閉ざして耳を貸さない…人間関係など社内だけで完結し、給与、待遇もよく居心地がいいものだから

2019年08月08日 20時26分25秒 | 全般

以下は前章の続きである。
朝日の論理的おかしさ
門田 
男系は二千年続く皇統の唯一のルールです。
そのルールを変えたら、皇統ではなくなってしまう。 
男系は先人の智慧です。
男系というルールによって「権威」と「権力」を分離させ、源頼朝であろうが、織田信長であろうが、時の権力者、独裁者が天皇家の女性と婚姻関係を結んでも「その子が皇位には就けない」という見事な方式で、二千年の皇統を維持してきたわけです。
それを「いまは男女平等の社会なんだからいいじゃないか」などという理由で変えることなど許されないのです。
阿比留 
朝日などの論理でおかしいと思うのは、旧宮家の皇籍復帰についてです。
70年間も民間人だった人にいきなり皇位を継承しても、国民の納得は得られないというのですが、では女性天皇に民間人が嫁いだとなると、70年前どころか、先祖代々平民だった人がいきなり皇族になる。
旧皇族はだめだけれど一般国民ならばいいというその論理的おかしさに、朝日はなんの違和感もないのでしょうか。
櫻井 
しかし、朝日は旧宮家の子孫らへの押しつけなど「強制の影」がわずかでも感じられれば、皇室に対する国民の敬愛や信頼は損なわれると、識者のコメントを紹介しています。
旧宮家を、何としてでも復帰させたくない朝日の思いが伝わってきます。
阿比留 
旧宮家の親睦会はずっとありましたし、昭和天皇も皇籍離脱されるときに、「いずれまた、戻ってきてほしい」と話もしている。
旧宮家全員が皇籍復帰の覚悟があるとは言いませんが、自分からは望まないが、要望があるならば応じようという方が少なくない、と私は仄聞しています。
櫻井 
私も竹田恒泰さんから、安定的な皇位継承のためなら自分も責任を果たしたい、という旧宮家の男系男子は何人もいらっしゃると聞いています。
だから、そういった旧宮家の方を大事にして、皇位継承を安定化させなくてはいけない。
阿比留 
明治天皇の血を引いている旧宮家の方はたくさんいらっしゃいますし、明治天皇からもっと遡っても、婚姻や養子縁組を通じて血は濃くつながっています。 
朝日は「天声人語」で、世襲の権威をありがたがるのはおかしいと批判していますが、一方で直系というものに異常にこだわり、ありがたがっているように見えます。
門田 
直系ではなく、かなり離れたところから皇位を継承した例はたくさんありますよね。
第25代武烈天皇が後嗣を残さず崩御した際、越の国(現在の福井県)から応神天皇の実に5世孫を招聘し、継体天皇として即位させました。
阿比留 
国民の理解が得られないというのも疑問です。
産経新聞社とFNNは5月、皇室の在り方に関する合同世論調査を実施しましたが、男系男子の皇族を増やすため、戦後に皇籍を離れた旧宮家が皇籍に復帰することについては「認めてもよい」が42.3%、「認めないほうがよい」が39.6%で、旧宮家復帰賛成が上回っていました。
国民は、べつに嫌がっていないんじゃないですか。
純化された「反日亡国思想」
櫻井 
なぜ朝日は、ここまで日本を貶めようとするのでしょうか。
門田 
私は令和になって『新聞という病』(産経新聞出版)を上梓しましたが、まさしく病気ですね。
私は、自己陶酔型シヤッター症候群と呼んでいます。
朝日の記者は、「戦争の道に突き進もうとしている日本を、我々はペンの力で止めているのだ」と陶酔しているわけです。しかし、いまわれわれが指摘してきたような“不都合な事実”には、シヤッターを閉ざして耳を貸さない。
阿比留 
大企業にままいるタイプの人ですね。
人間関係など社内だけで完結し、給与、待遇もよく居心地がいいものだから、外の世界のことがわからなくなってしまう。植村隆元記者も、朝日を辞めてから、初めて世間の朝日への風当たりの強さを知ったと言っていました。
門田 
最近、若い朝日の記者が辞めて、ネットメディアに転職する例が少なからずある。
取材に行くと、朝日に対する反発、風当たりがあまりに強いことにショックを受け、辞めて別のメディアに移るのだそうです。 
昔のことで記憶が薄れているかもしれませんが、昭和40年代、50年代には学生運動が活発化し、過激派がどんどん生まれてきました。
彼らの本質は「反日亡国論」なんですよ。
ベトナム戦争では、日本から飛び立った米軍機が北ベトナムの爆撃をやりました。
いわゆる「北爆」です。
第二次大戦でのあの深い反省のなかから再スタートしたはずの日本が、アジアに対していまひどいことをしている、そんな日本は滅んでもいい、と突き進んでいったのが過激派だった。
学生運動の経験者で、彼らのシンパが朝日などのマスコミに入社、記事を書くわけです。 
朝日の場合、物凄く「反日亡国」の思想が純化されています。朝日社内では、「角度をつける」という隠語が使われていますが、朝日的な主義主張の記事になっていなければ、「もっと角度をつけろ!」と原稿は突き返されます。
その角度とはもともと反日亡国論からきており、そういう角度をつけられる記者しか朝日では出世できないのです。
だから、その手の記者が再生産され続けているわけです。
阿比留 
昔、週刊誌のライターをやっていた私の知人が、このままでは食えないからと朝日に入社しました。
その人が、朝日の記者がなぜあんなに偏向するのかわかった、とこう言っていました。 
「入ったばかりの人はそうでもないのだけど、みんなデスクなり部長なりの顔色を窺っているんだ。こういう記事を書いたら彼らにウケるだろう、とね」 
そういう記事は大概、左がかったものだそうです。
櫻井 
角度をつけた記事、ということですね。
阿比留 
角度をつけた記事を書いているうちに、自身も朝日色に染まっていってしまうのでしょう。
この稿続く。


なぜ朝日は、ここまで日本を貶めようとするのでしょうか…『新聞という病』(産経新聞出版)を上梓しましたが、まさしく病気ですね…自己陶酔型シヤッター症候群と呼んでいます

2019年08月08日 20時23分45秒 | 全般

以下は前章の続きである。
朝日の論理的おかしさ
門田 
男系は二千年続く皇統の唯一のルールです。
そのルールを変えたら、皇統ではなくなってしまう。 
男系は先人の智慧です。
男系というルールによって「権威」と「権力」を分離させ、源頼朝であろうが、織田信長であろうが、時の権力者、独裁者が天皇家の女性と婚姻関係を結んでも「その子が皇位には就けない」という見事な方式で、二千年の皇統を維持してきたわけです。
それを「いまは男女平等の社会なんだからいいじゃないか」などという理由で変えることなど許されないのです。
阿比留 
朝日などの論理でおかしいと思うのは、旧宮家の皇籍復帰についてです。
70年間も民間人だった人にいきなり皇位を継承しても、国民の納得は得られないというのですが、では女性天皇に民間人が嫁いだとなると、70年前どころか、先祖代々平民だった人がいきなり皇族になる。
旧皇族はだめだけれど一般国民ならばいいというその論理的おかしさに、朝日はなんの違和感もないのでしょうか。
櫻井 
しかし、朝日は旧宮家の子孫らへの押しつけなど「強制の影」がわずかでも感じられれば、皇室に対する国民の敬愛や信頼は損なわれると、識者のコメントを紹介しています。
旧宮家を、何としてでも復帰させたくない朝日の思いが伝わってきます。
阿比留 
旧宮家の親睦会はずっとありましたし、昭和天皇も皇籍離脱されるときに、「いずれまた、戻ってきてほしい」と話もしている。
旧宮家全員が皇籍復帰の覚悟があるとは言いませんが、自分からは望まないが、要望があるならば応じようという方が少なくない、と私は仄聞しています。
櫻井 
私も竹田恒泰さんから、安定的な皇位継承のためなら自分も責任を果たしたい、という旧宮家の男系男子は何人もいらっしゃると聞いています。
だから、そういった旧宮家の方を大事にして、皇位継承を安定化させなくてはいけない。
阿比留 
明治天皇の血を引いている旧宮家の方はたくさんいらっしゃいますし、明治天皇からもっと遡っても、婚姻や養子縁組を通じて血は濃くつながっています。 
朝日は「天声人語」で、世襲の権威をありがたがるのはおかしいと批判していますが、一方で直系というものに異常にこだわり、ありがたがっているように見えます。
門田 
直系ではなく、かなり離れたところから皇位を継承した例はたくさんありますよね。
第25代武烈天皇が後嗣を残さず崩御した際、越の国(現在の福井県)から応神天皇の実に5世孫を招聘し、継体天皇として即位させました。
阿比留 
国民の理解が得られないというのも疑問です。
産経新聞社とFNNは5月、皇室の在り方に関する合同世論調査を実施しましたが、男系男子の皇族を増やすため、戦後に皇籍を離れた旧宮家が皇籍に復帰することについては「認めてもよい」が42.3%、「認めないほうがよい」が39.6%で、旧宮家復帰賛成が上回っていました。
国民は、べつに嫌がっていないんじゃないですか。
純化された「反日亡国思想」
櫻井 
なぜ朝日は、ここまで日本を貶めようとするのでしょうか。
門田 
私は令和になって『新聞という病』(産経新聞出版)を上梓しましたが、まさしく病気ですね。
私は、自己陶酔型シヤッター症候群と呼んでいます。
朝日の記者は、「戦争の道に突き進もうとしている日本を、我々はペンの力で止めているのだ」と陶酔しているわけです。しかし、いまわれわれが指摘してきたような“不都合な事実”には、シヤッターを閉ざして耳を貸さない。
阿比留 
大企業にままいるタイプの人ですね。
人間関係など社内だけで完結し、給与、待遇もよく居心地がいいものだから、外の世界のことがわからなくなってしまう。植村隆元記者も、朝日を辞めてから、初めて世間の朝日への風当たりの強さを知ったと言っていました。
門田 
最近、若い朝日の記者が辞めて、ネットメディアに転職する例が少なからずある。
取材に行くと、朝日に対する反発、風当たりがあまりに強いことにショックを受け、辞めて別のメディアに移るのだそうです。 
昔のことで記憶が薄れているかもしれませんが、昭和40年代、50年代には学生運動が活発化し、過激派がどんどん生まれてきました。
彼らの本質は「反日亡国論」なんですよ。
ベトナム戦争では、日本から飛び立った米軍機が北ベトナムの爆撃をやりました。
いわゆる「北爆」です。
第二次大戦でのあの深い反省のなかから再スタートしたはずの日本が、アジアに対していまひどいことをしている、そんな日本は滅んでもいい、と突き進んでいったのが過激派だった。
学生運動の経験者で、彼らのシンパが朝日などのマスコミに入社、記事を書くわけです。 
朝日の場合、物凄く「反日亡国」の思想が純化されています。朝日社内では、「角度をつける」という隠語が使われていますが、朝日的な主義主張の記事になっていなければ、「もっと角度をつけろ!」と原稿は突き返されます。
その角度とはもともと反日亡国論からきており、そういう角度をつけられる記者しか朝日では出世できないのです。
だから、その手の記者が再生産され続けているわけです。
阿比留 
昔、週刊誌のライターをやっていた私の知人が、このままでは食えないからと朝日に入社しました。
その人が、朝日の記者がなぜあんなに偏向するのかわかった、とこう言っていました。 
「入ったばかりの人はそうでもないのだけど、みんなデスクなり部長なりの顔色を窺っているんだ。こういう記事を書いたら彼らにウケるだろう、とね」 
そういう記事は大概、左がかったものだそうです。
櫻井 
角度をつけた記事、ということですね。
阿比留 
角度をつけた記事を書いているうちに、自身も朝日色に染まっていってしまうのでしょう。
この稿続く。


70年間も民間人だった人にいきなり皇位を継承しても、国民の納得は得られないというのですが、では女性天皇に民間人が嫁いだとなると、70年前どころか、先祖代々平民だった人が

2019年08月08日 20時20分54秒 | 全般

以下は前章の続きである。
朝日の論理的おかしさ
門田 
男系は二千年続く皇統の唯一のルールです。
そのルールを変えたら、皇統ではなくなってしまう。 
男系は先人の智慧です。
男系というルールによって「権威」と「権力」を分離させ、源頼朝であろうが、織田信長であろうが、時の権力者、独裁者が天皇家の女性と婚姻関係を結んでも「その子が皇位には就けない」という見事な方式で、二千年の皇統を維持してきたわけです。
それを「いまは男女平等の社会なんだからいいじゃないか」などという理由で変えることなど許されないのです。
阿比留 
朝日などの論理でおかしいと思うのは、旧宮家の皇籍復帰についてです。
70年間も民間人だった人にいきなり皇位を継承しても、国民の納得は得られないというのですが、では女性天皇に民間人が嫁いだとなると、70年前どころか、先祖代々平民だった人がいきなり皇族になる。
旧皇族はだめだけれど一般国民ならばいいというその論理的おかしさに、朝日はなんの違和感もないのでしょうか。
櫻井 
しかし、朝日は旧宮家の子孫らへの押しつけなど「強制の影」がわずかでも感じられれば、皇室に対する国民の敬愛や信頼は損なわれると、識者のコメントを紹介しています。
旧宮家を、何としてでも復帰させたくない朝日の思いが伝わってきます。
阿比留 
旧宮家の親睦会はずっとありましたし、昭和天皇も皇籍離脱されるときに、「いずれまた、戻ってきてほしい」と話もしている。
旧宮家全員が皇籍復帰の覚悟があるとは言いませんが、自分からは望まないが、要望があるならば応じようという方が少なくない、と私は仄聞しています。
櫻井 
私も竹田恒泰さんから、安定的な皇位継承のためなら自分も責任を果たしたい、という旧宮家の男系男子は何人もいらっしゃると聞いています。
だから、そういった旧宮家の方を大事にして、皇位継承を安定化させなくてはいけない。
阿比留 
明治天皇の血を引いている旧宮家の方はたくさんいらっしゃいますし、明治天皇からもっと遡っても、婚姻や養子縁組を通じて血は濃くつながっています。 
朝日は「天声人語」で、世襲の権威をありがたがるのはおかしいと批判していますが、一方で直系というものに異常にこだわり、ありがたがっているように見えます。
門田 
直系ではなく、かなり離れたところから皇位を継承した例はたくさんありますよね。
第25代武烈天皇が後嗣を残さず崩御した際、越の国(現在の福井県)から応神天皇の実に5世孫を招聘し、継体天皇として即位させました。
阿比留 
国民の理解が得られないというのも疑問です。
産経新聞社とFNNは5月、皇室の在り方に関する合同世論調査を実施しましたが、男系男子の皇族を増やすため、戦後に皇籍を離れた旧宮家が皇籍に復帰することについては「認めてもよい」が42.3%、「認めないほうがよい」が39.6%で、旧宮家復帰賛成が上回っていました。
国民は、べつに嫌がっていないんじゃないですか。
純化された「反日亡国思想」
櫻井 
なぜ朝日は、ここまで日本を貶めようとするのでしょうか。門田 
私は令和になって『新聞という病』(産経新聞出版)を上梓しましたが、まさしく病気ですね。
私は、自己陶酔型シヤッター症候群と呼んでいます。
朝日の記者は、「戦争の道に突き進もうとしている日本を、我々はペンの力で止めているのだ」と陶酔しているわけです。しかし、いまわれわれが指摘してきたような“不都合な事実”には、シヤッターを閉ざして耳を貸さない。
阿比留 
大企業にままいるタイプの人ですね。
人間関係など社内だけで完結し、給与、待遇もよく居心地がいいものだから、外の世界のことがわからなくなってしまう。植村隆元記者も、朝日を辞めてから、初めて世間の朝日への風当たりの強さを知ったと言っていました。
門田 
最近、若い朝日の記者が辞めて、ネットメディアに転職する例が少なからずある。
取材に行くと、朝日に対する反発、風当たりがあまりに強いことにショックを受け、辞めて別のメディアに移るのだそうです。 
昔のことで記憶が薄れているかもしれませんが、昭和40年代、50年代には学生運動が活発化し、過激派がどんどん生まれてきました。
彼らの本質は「反日亡国論」なんですよ。
ベトナム戦争では、日本から飛び立った米軍機が北ベトナムの爆撃をやりました。
いわゆる「北爆」です。
第二次大戦でのあの深い反省のなかから再スタートしたはずの日本が、アジアに対していまひどいことをしている、そんな日本は滅んでもいい、と突き進んでいったのが過激派だった。
学生運動の経験者で、彼らのシンパが朝日などのマスコミに入社、記事を書くわけです。 
朝日の場合、物凄く「反日亡国」の思想が純化されています。朝日社内では、「角度をつける」という隠語が使われていますが、朝日的な主義主張の記事になっていなければ、「もっと角度をつけろ!」と原稿は突き返されます。
その角度とはもともと反日亡国論からきており、そういう角度をつけられる記者しか朝日では出世できないのです。
だから、その手の記者が再生産され続けているわけです。
阿比留 
昔、週刊誌のライターをやっていた私の知人が、このままでは食えないからと朝日に入社しました。
その人が、朝日の記者がなぜあんなに偏向するのかわかった、とこう言っていました。 
「入ったばかりの人はそうでもないのだけど、みんなデスクなり部長なりの顔色を窺っているんだ。こういう記事を書いたら彼らにウケるだろう、とね」 
そういう記事は大概、左がかったものだそうです。
櫻井 
角度をつけた記事、ということですね。
阿比留 
角度をつけた記事を書いているうちに、自身も朝日色に染まっていってしまうのでしょう。
この稿続く。


見事な方式で、二千年の皇統を維持してきたわけです。それを「いまは男女平等の社会なんだからいいじゃないか」などという理由で変えることなど許されないのです

2019年08月08日 20時18分27秒 | 全般

以下は前章の続きである。
朝日の論理的おかしさ
門田 
男系は二千年続く皇統の唯一のルールです。
そのルールを変えたら、皇統ではなくなってしまう。 
男系は先人の智慧です。
男系というルールによって「権威」と「権力」を分離させ、源頼朝であろうが、織田信長であろうが、時の権力者、独裁者が天皇家の女性と婚姻関係を結んでも「その子が皇位には就けない」という見事な方式で、二千年の皇統を維持してきたわけです。
それを「いまは男女平等の社会なんだからいいじゃないか」などという理由で変えることなど許されないのです。
阿比留 
朝日などの論理でおかしいと思うのは、旧宮家の皇籍復帰についてです。
70年間も民間人だった人にいきなり皇位を継承しても、国民の納得は得られないというのですが、では女性天皇に民間人が嫁いだとなると、70年前どころか、先祖代々平民だった人がいきなり皇族になる。
旧皇族はだめだけれど一般国民ならばいいというその論理的おかしさに、朝日はなんの違和感もないのでしょうか。
櫻井 
しかし、朝日は旧宮家の子孫らへの押しつけなど「強制の影」がわずかでも感じられれば、皇室に対する国民の敬愛や信頼は損なわれると、識者のコメントを紹介しています。
旧宮家を、何としてでも復帰させたくない朝日の思いが伝わってきます。
阿比留 
旧宮家の親睦会はずっとありましたし、昭和天皇も皇籍離脱されるときに、「いずれまた、戻ってきてほしい」と話もしている。
旧宮家全員が皇籍復帰の覚悟があるとは言いませんが、自分からは望まないが、要望があるならば応じようという方が少なくない、と私は仄聞しています。
櫻井 
私も竹田恒泰さんから、安定的な皇位継承のためなら自分も責任を果たしたい、という旧宮家の男系男子は何人もいらっしゃると聞いています。
だから、そういった旧宮家の方を大事にして、皇位継承を安定化させなくてはいけない。
阿比留 
明治天皇の血を引いている旧宮家の方はたくさんいらっしゃいますし、明治天皇からもっと遡っても、婚姻や養子縁組を通じて血は濃くつながっています。 
朝日は「天声人語」で、世襲の権威をありがたがるのはおかしいと批判していますが、一方で直系というものに異常にこだわり、ありがたがっているように見えます。
門田 
直系ではなく、かなり離れたところから皇位を継承した例はたくさんありますよね。
第25代武烈天皇が後嗣を残さず崩御した際、越の国(現在の福井県)から応神天皇の実に5世孫を招聘し、継体天皇として即位させました。
阿比留 
国民の理解が得られないというのも疑問です。
産経新聞社とFNNは5月、皇室の在り方に関する合同世論調査を実施しましたが、男系男子の皇族を増やすため、戦後に皇籍を離れた旧宮家が皇籍に復帰することについては「認めてもよい」が42.3%、「認めないほうがよい」が39.6%で、旧宮家復帰賛成が上回っていました。
国民は、べつに嫌がっていないんじゃないですか。
純化された「反日亡国思想」
櫻井 
なぜ朝日は、ここまで日本を貶めようとするのでしょうか。門田 
私は令和になって『新聞という病』(産経新聞出版)を上梓しましたが、まさしく病気ですね。
私は、自己陶酔型シヤッター症候群と呼んでいます。
朝日の記者は、「戦争の道に突き進もうとしている日本を、我々はペンの力で止めているのだ」と陶酔しているわけです。しかし、いまわれわれが指摘してきたような“不都合な事実”には、シヤッターを閉ざして耳を貸さない。
阿比留 
大企業にままいるタイプの人ですね。
人間関係など社内だけで完結し、給与、待遇もよく居心地がいいものだから、外の世界のことがわからなくなってしまう。植村隆元記者も、朝日を辞めてから、初めて世間の朝日への風当たりの強さを知ったと言っていました。
門田 
最近、若い朝日の記者が辞めて、ネットメディアに転職する例が少なからずある。
取材に行くと、朝日に対する反発、風当たりがあまりに強いことにショックを受け、辞めて別のメディアに移るのだそうです。 
昔のことで記憶が薄れているかもしれませんが、昭和40年代、50年代には学生運動が活発化し、過激派がどんどん生まれてきました。
彼らの本質は「反日亡国論」なんですよ。
ベトナム戦争では、日本から飛び立った米軍機が北ベトナムの爆撃をやりました。
いわゆる「北爆」です。
第二次大戦でのあの深い反省のなかから再スタートしたはずの日本が、アジアに対していまひどいことをしている、そんな日本は滅んでもいい、と突き進んでいったのが過激派だった。
学生運動の経験者で、彼らのシンパが朝日などのマスコミに入社、記事を書くわけです。 
朝日の場合、物凄く「反日亡国」の思想が純化されています。朝日社内では、「角度をつける」という隠語が使われていますが、朝日的な主義主張の記事になっていなければ、「もっと角度をつけろ!」と原稿は突き返されます。
その角度とはもともと反日亡国論からきており、そういう角度をつけられる記者しか朝日では出世できないのです。
だから、その手の記者が再生産され続けているわけです。
阿比留 
昔、週刊誌のライターをやっていた私の知人が、このままでは食えないからと朝日に入社しました。
その人が、朝日の記者がなぜあんなに偏向するのかわかった、とこう言っていました。 
「入ったばかりの人はそうでもないのだけど、みんなデスクなり部長なりの顔色を窺っているんだ。こういう記事を書いたら彼らにウケるだろう、とね」 
そういう記事は大概、左がかったものだそうです。
櫻井 
角度をつけた記事、ということですね。
阿比留 
角度をつけた記事を書いているうちに、自身も朝日色に染まっていってしまうのでしょう。
この稿続く。


以下はリアルタイムのベスト10である。

2019年08月08日 19時00分09秒 | 全般

1

この小泉が、松沢病院に入院歴があるということについては、小泉家の極秘事項になっている。

2

豊中市議である木村真は、あの悪名高い連帯ユニオン、関西地区生コン支部と地方議員ネットワークの副代表であり、

3

新橋芸者小はんは、小泉純一郎の愛人であった。 彼女は突然、何の前触れもなく変死をしている。

4

辻元清美の両親の国籍は韓国なんでしょうか? 国籍が韓国である噂は多かったので、 帰化の噂の真相を調べてみますと、

5

NHK、TBS、テレビ朝日の偏向報道が何故あれほど酷くて執拗なのかを明らかにしている。

6

手腕への評価は高く、ドイツ紙の「ツァイト」(電子販)はG20サミットの時、安倍晋三首相についての論評を掲載し、「国際政治の場で安倍氏はみんなのお気に入り」「調停役に適任」と書きました

7

韓国は、アメリカと中国に対しては十分な敬意を払ってきました。なぜなら彼らは強いからです。ドンッと国としての要求を突きつけてきますからね。

8

Quanto segue è omesso perché è troppo stupido da tradurre in inglese perché è troppo assurdo.

9

朝日は今回の社説で、一線を越えたと思います。韓国の立場でしかものを言っていないのです。これまでも、中韓の代弁者だと言われてきましたが、今回の社説で、そのことがはっきりしました

10

Ce qui suit est omis car il est trop stupide de traduire en anglais parce que c'est un non-sens.


同じようなことを二十一世紀にも起こし、日本を不安定にし、基盤を崩していって共和制の国にする―朝日はそんなことを企んでいるのでは、と勘ぐられても仕方がない。

2019年08月08日 16時52分48秒 | 全般

以下は前章の続きである。
露骨な皇室批判を展開
櫻井 
平成から令和にかけての報道もひどかったですね。
新元号について、国民のほとんどが好意的に受け止めていましたが、朝日は違いました。
新元号発表日の記事のタイトルは「新元号、濃い政治色」。なかではこう書いています。
〈新しい元号「令和」の選定過程を検証すると、安倍晋三首相主導の強い政治色が浮かんできた〉 
元号は専門家に元号候補を提出してもらい、有識者が選び、衆参両院正副議長や各党の承認も得て決められたもの。
それがなぜ、「安倍総理の政治色」と批判されるのか。
阿比留 
首相が指示して元号案を追加し、皇太子さま(現天皇陛下)に事前説明をしていた、とその記事は書いているのですが、ある政府関係者は激怒していましたね。
「皇太子さまが朝日にそのことを漏らすはずもない。安倍首相と皇太子さましかわからないことなのに、なにを見てきたように書いているんだ!」と。 
状況報告くらいはしたかもしれませんが、事前に元号案を示し、意見を伺ったなんてありえませんよ。
にもかかわらず、皇太子さまに意見を伺ったと断定したうえで、別の記事でこう批判しています。 
〈高見勝利・上智大名誉教授(憲法学)は「皇太子への事前説明は、元号の制定を天皇から切り離した元号法の運用を誤るものだ」と指摘。そのうえで「憲法4条は政治の側か天皇の権威を利用することも禁じている。特定の政権支持層を意識した首相の行為は、皇太子に意見を求めたかどうかに関係なく『新天皇の政治利用』にあたり、違憲の疑いがある」と批判している〉 
非常に卑怯なやり方です。
門田 
朝日は中国にべったりの新聞ですから元号が漢籍ではなく国書から採用されたことが嫌なのですよ。
阿比留 
令和の元となった歌をたどると漢籍で、純粋な意味で国書からの採用とはいえないと朝日はくさしていますが、そんなことを言ったら、いま中国で使われている漢字の七割は日本製です。
中華人民共和国の「共和国」だって、もともとは日本がつくった言葉。
そんなことにいちゃもんをつける暇があったら、もっと普通の報道をしろよと言いたい。
門田 
御代替わりの時は、ついに明らかな皇室批判を「天声人語」で展開しました。
坂口安吾の「歴史的大欺瞞」という言葉を引いて、世襲に由来する権威をありがたがり、拠りどころにする国民の姿勢を痛烈に批判したのです。
最近、なぜ朝日が女性・女系天皇の実現を懸命に訴えているかというと、ここに答えがある。
一言でいえば「天皇制打倒」です。
櫻井 
日本共産党も、その綱領などを読むと天皇制打倒を掲げる政党です。
いまは女性・女系天皇容認論を打ち出しています。
朝日と共産党の足並みが、ピッタリ揃っている。 
朝日の「令和への課題:中 女性・女系、立ち消えた議論」(四月二十三日)という記事では、安定的に皇位を継承するには、女性・女系天皇を認める天皇の直系子孫を優先すべきとし、戦後、皇籍離脱した旧宮家の皇籍復帰案についてこう書いています。 
〈朝日新聞の世論調査(2017年)では、旧皇族の皇室への復帰については、反対が67%で、賛成の20%を大きく上回った。当事者も消極的だ。久邇家当主の久邇邦昭氏は自著で、皇籍に戻すべきだとの意見に「『何を今さら』というのが正直なところ本心だ」と記している。
05年ごろに取材したノンフィクション作家の保阪正康氏は「当時、皇籍復帰したいという旧皇族やその男系男子子孫はほぼ確認できなかった。一般の生活者の視点を持ち、社会との関係性からも皇族に戻る気にはなれないようだ」と話す〉
第二の壬申の乱が起こる
門田 
朝日や共産党は、皇室典範を改正してまで女性・女系天皇を実現しようとしています。
それはイコール「悠仁親王廃嫡論」でもあります。
恐ろしいことですよ。
正統な天皇家の男系継承者を「廃嫡」にしようというんですからね。 
女性・女系天皇を容認するとどうなるか。
リベラル勢力の理論的支柱だった憲法学者の奥平康弘氏(故人)が、かつて『世界』で「『天皇の世継ぎ』問題がはらむもの―『萬世一系』と『女帝』論をめぐって」と題し、こう書いています。
〈天皇制のそもそもの正当性根拠であるところの「萬世一系」イデオロギーを内において浸蝕する因子を含んでいる。……「萬世一系」から外れた制度を容認する施策は、いかなる「伝統的」根拠も持ち得ないのである〉 
つまり、女系天皇が実現すれば、萬世一系が途絶え、皇室は内から崩壊していくということです。
阿比留 
奥平氏は日本共産党に近い、九条の会の呼びかけ人ですね。奥平氏だけでなく、同じようなことを主張している反皇室の憲法学者は複数います。
櫻井 
「女性・女系、立ち消えた議論」のなかでは、側室制度のない現代で男系男子の安定的な皇位継承は極めて困難としたうえで、こう書いています。 
〈有識者会議は皇位継承順位について、天皇の直系子孫を優先し、天皇の子である兄弟姉妹の間では男女を区別しない年齢順の「第1子(長子)優先」が「適当」と結論づけた。 
これを今回の代替わり後の皇室にあてはめると、皇位継承順位第1位は愛子さま、第2位は秋篠宮さま、第3位は眞子さま、第4位は佳子さま、第5位は悠仁さまとなる。
朝日新聞が今年実施した世論調査では、女性天皇は76%、女系天皇は74%が、それぞれ認めてもよいと回答した〉
阿比留 
現在の皇位継承順位は、一位秋篠宮さま、二位悠仁さま。
そこに愛子さまの継承順位一位となるルールを持ち込もうとすれば、第三者による皇位簒奪でしかありません。
皇位継承者からその資格を事実上奪う、こんな恐ろしいことを、よく平気で記事にできるなと思います。
こんなことを主張すると、仮に愛子さまにお子さまが生まれたとき、「正統性争い」につながるおそれもある。
悠仁さまと愛子さまのお子さま、どちらに正統性があるか、と。
ご本人たちに争う気はなくても周囲が争う可能性があり、天智天皇崩御後、天武一(六七二)年に皇位継承をめぐって皇族、豪族がそれぞれ二派に分かれて争った壬申の乱に近いことが起こりえる。
櫻井 
壬申の乱は当時、一大事件でした。
同じようなことを二十一世紀にも起こし、日本を不安定にし、基盤を崩していって共和制の国にする―朝日はそんなことを企んでいるのでは、と勘ぐられても仕方がない。
阿比留 
朝日の皇室担当を長年務めたベテラン記者で岩井克己さんという記者がいます。
小泉政権で皇室典範有識者会議のときに彼とよく議論したのですが、面白いのは、彼は朝日にもかかわらず男系論者なのです。
社内で男系について話しても上が全然納得してくれない、と嘆いていましたよ。
この稿続く。


現在の皇位継承順位は、一位秋篠宮さま、二位悠仁さま。そこに愛子さまの継承順位一位となるルールを持ち込もうとすれば、第三者による皇位簒奪でしかありません

2019年08月08日 16時51分29秒 | 全般

以下は前章の続きである。
露骨な皇室批判を展開
櫻井 
平成から令和にかけての報道もひどかったですね。
新元号について、国民のほとんどが好意的に受け止めていましたが、朝日は違いました。
新元号発表日の記事のタイトルは「新元号、濃い政治色」。なかではこう書いています。
〈新しい元号「令和」の選定過程を検証すると、安倍晋三首相主導の強い政治色が浮かんできた〉 
元号は専門家に元号候補を提出してもらい、有識者が選び、衆参両院正副議長や各党の承認も得て決められたもの。
それがなぜ、「安倍総理の政治色」と批判されるのか。
阿比留 
首相が指示して元号案を追加し、皇太子さま(現天皇陛下)に事前説明をしていた、とその記事は書いているのですが、ある政府関係者は激怒していましたね。
「皇太子さまが朝日にそのことを漏らすはずもない。安倍首相と皇太子さましかわからないことなのに、なにを見てきたように書いているんだ!」と。 
状況報告くらいはしたかもしれませんが、事前に元号案を示し、意見を伺ったなんてありえませんよ。
にもかかわらず、皇太子さまに意見を伺ったと断定したうえで、別の記事でこう批判しています。 
〈高見勝利・上智大名誉教授(憲法学)は「皇太子への事前説明は、元号の制定を天皇から切り離した元号法の運用を誤るものだ」と指摘。そのうえで「憲法4条は政治の側か天皇の権威を利用することも禁じている。特定の政権支持層を意識した首相の行為は、皇太子に意見を求めたかどうかに関係なく『新天皇の政治利用』にあたり、違憲の疑いがある」と批判している〉 
非常に卑怯なやり方です。
門田 
朝日は中国にべったりの新聞ですから元号が漢籍ではなく国書から採用されたことが嫌なのですよ。
阿比留 
令和の元となった歌をたどると漢籍で、純粋な意味で国書からの採用とはいえないと朝日はくさしていますが、そんなことを言ったら、いま中国で使われている漢字の七割は日本製です。
中華人民共和国の「共和国」だって、もともとは日本がつくった言葉。
そんなことにいちゃもんをつける暇があったら、もっと普通の報道をしろよと言いたい。
門田 
御代替わりの時は、ついに明らかな皇室批判を「天声人語」で展開しました。
坂口安吾の「歴史的大欺瞞」という言葉を引いて、世襲に由来する権威をありがたがり、拠りどころにする国民の姿勢を痛烈に批判したのです。
最近、なぜ朝日が女性・女系天皇の実現を懸命に訴えているかというと、ここに答えがある。
一言でいえば「天皇制打倒」です。
櫻井 
日本共産党も、その綱領などを読むと天皇制打倒を掲げる政党です。
いまは女性・女系天皇容認論を打ち出しています。
朝日と共産党の足並みが、ピッタリ揃っている。 
朝日の「令和への課題:中 女性・女系、立ち消えた議論」(四月二十三日)という記事では、安定的に皇位を継承するには、女性・女系天皇を認める天皇の直系子孫を優先すべきとし、戦後、皇籍離脱した旧宮家の皇籍復帰案についてこう書いています。 
〈朝日新聞の世論調査(2017年)では、旧皇族の皇室への復帰については、反対が67%で、賛成の20%を大きく上回った。当事者も消極的だ。久邇家当主の久邇邦昭氏は自著で、皇籍に戻すべきだとの意見に「『何を今さら』というのが正直なところ本心だ」と記している。
05年ごろに取材したノンフィクション作家の保阪正康氏は「当時、皇籍復帰したいという旧皇族やその男系男子子孫はほぼ確認できなかった。一般の生活者の視点を持ち、社会との関係性からも皇族に戻る気にはなれないようだ」と話す〉
第二の壬申の乱が起こる
門田 
朝日や共産党は、皇室典範を改正してまで女性・女系天皇を実現しようとしています。
それはイコール「悠仁親王廃嫡論」でもあります。
恐ろしいことですよ。
正統な天皇家の男系継承者を「廃嫡」にしようというんですからね。 
女性・女系天皇を容認するとどうなるか。
リベラル勢力の理論的支柱だった憲法学者の奥平康弘氏(故人)が、かつて『世界』で「『天皇の世継ぎ』問題がはらむもの―『萬世一系』と『女帝』論をめぐって」と題し、こう書いています。
〈天皇制のそもそもの正当性根拠であるところの「萬世一系」イデオロギーを内において浸蝕する因子を含んでいる。……「萬世一系」から外れた制度を容認する施策は、いかなる「伝統的」根拠も持ち得ないのである〉 
つまり、女系天皇が実現すれば、萬世一系が途絶え、皇室は内から崩壊していくということです。
阿比留 
奥平氏は日本共産党に近い、九条の会の呼びかけ人ですね。奥平氏だけでなく、同じようなことを主張している反皇室の憲法学者は複数います。
櫻井 
「女性・女系、立ち消えた議論」のなかでは、側室制度のない現代で男系男子の安定的な皇位継承は極めて困難としたうえで、こう書いています。 
〈有識者会議は皇位継承順位について、天皇の直系子孫を優先し、天皇の子である兄弟姉妹の間では男女を区別しない年齢順の「第1子(長子)優先」が「適当」と結論づけた。 
これを今回の代替わり後の皇室にあてはめると、皇位継承順位第1位は愛子さま、第2位は秋篠宮さま、第3位は眞子さま、第4位は佳子さま、第5位は悠仁さまとなる。
朝日新聞が今年実施した世論調査では、女性天皇は76%、女系天皇は74%が、それぞれ認めてもよいと回答した〉
阿比留 
現在の皇位継承順位は、一位秋篠宮さま、二位悠仁さま。
そこに愛子さまの継承順位一位となるルールを持ち込もうとすれば、第三者による皇位簒奪でしかありません。
皇位継承者からその資格を事実上奪う、こんな恐ろしいことを、よく平気で記事にできるなと思います。
こんなことを主張すると、仮に愛子さまにお子さまが生まれたとき、「正統性争い」につながるおそれもある。
悠仁さまと愛子さまのお子さま、どちらに正統性があるか、と。
ご本人たちに争う気はなくても周囲          が争う可能性があり、天智天皇崩御後、天武一(六七二)年に皇位継承をめぐって皇族、豪族がそれぞれ二派に分かれて争った壬申の乱に近いことが起こりえる。
櫻井 
壬申の乱は当時、一大事件でした。
同じようなことを二十一世紀にも起こし、日本を不安定にし、基盤を崩していって共和制の国にする―朝日はそんなことを企んでいるのでは、と勘ぐられても仕方がない。
阿比留 
朝日の皇室担当を長年務めたベテラン記者で岩井克己さんという記者がいます。
小泉政権で皇室典範有識者会議のときに彼とよく議論したのですが、面白いのは、彼は朝日にもかかわらず男系論者なのです。
社内で男系について話しても上が全然納得してくれない、と嘆いていましたよ。
この稿続く。


日本共産党も、その綱領などを読むと天皇制打倒を掲げる政党です。いまは女性・女系天皇容認論を打ち出しています。朝日と共産党の足並みが、ピッタリ揃っている

2019年08月08日 16時49分46秒 | 全般

以下は前章の続きである。
露骨な皇室批判を展開
櫻井 
平成から令和にかけての報道もひどかったですね。
新元号について、国民のほとんどが好意的に受け止めていましたが、朝日は違いました。
新元号発表日の記事のタイトルは「新元号、濃い政治色」。なかではこう書いています。
〈新しい元号「令和」の選定過程を検証すると、安倍晋三首相主導の強い政治色が浮かんできた〉 
元号は専門家に元号候補を提出してもらい、有識者が選び、衆参両院正副議長や各党の承認も得て決められたもの。
それがなぜ、「安倍総理の政治色」と批判されるのか。
阿比留 
首相が指示して元号案を追加し、皇太子さま(現天皇陛下)に事前説明をしていた、とその記事は書いているのですが、ある政府関係者は激怒していましたね。
「皇太子さまが朝日にそのことを漏らすはずもない。安倍首相と皇太子さましかわからないことなのに、なにを見てきたように書いているんだ!」と。 
状況報告くらいはしたかもしれませんが、事前に元号案を示し、意見を伺ったなんてありえませんよ。
にもかかわらず、皇太子さまに意見を伺ったと断定したうえで、別の記事でこう批判しています。 
〈高見勝利・上智大名誉教授(憲法学)は「皇太子への事前説明は、元号の制定を天皇から切り離した元号法の運用を誤るものだ」と指摘。そのうえで「憲法4条は政治の側か天皇の権威を利用することも禁じている。特定の政権支持層を意識した首相の行為は、皇太子に意見を求めたかどうかに関係なく『新天皇の政治利用』にあたり、違憲の疑いがある」と批判している〉 
非常に卑怯なやり方です。
門田 
朝日は中国にべったりの新聞ですから元号が漢籍ではなく国書から採用されたことが嫌なのですよ。
阿比留 
令和の元となった歌をたどると漢籍で、純粋な意味で国書からの採用とはいえないと朝日はくさしていますが、そんなことを言ったら、いま中国で使われている漢字の七割は日本製です。
中華人民共和国の「共和国」だって、もともとは日本がつくった言葉。
そんなことにいちゃもんをつける暇があったら、もっと普通の報道をしろよと言いたい。
門田 
御代替わりの時は、ついに明らかな皇室批判を「天声人語」で展開しました。
坂口安吾の「歴史的大欺瞞」という言葉を引いて、世襲に由来する権威をありがたがり、拠りどころにする国民の姿勢を痛烈に批判したのです。
最近、なぜ朝日が女性・女系天皇の実現を懸命に訴えているかというと、ここに答えがある。
一言でいえば「天皇制打倒」です。
櫻井 
日本共産党も、その綱領などを読むと天皇制打倒を掲げる政党です。
いまは女性・女系天皇容認論を打ち出しています。
朝日と共産党の足並みが、ピッタリ揃っている。 
朝日の「令和への課題:中 女性・女系、立ち消えた議論」(四月二十三日)という記事では、安定的に皇位を継承するには、女性・女系天皇を認める天皇の直系子孫を優先すべきとし、戦後、皇籍離脱した旧宮家の皇籍復帰案についてこう書いています。 
〈朝日新聞の世論調査(2017年)では、旧皇族の皇室への復帰については、反対が67%で、賛成の20%を大きく上回った。当事者も消極的だ。久邇家当主の久邇邦昭氏は自著で、皇籍に戻すべきだとの意見に「『何を今さら』というのが正直なところ本心だ」と記している。
05年ごろに取材したノンフィクション作家の保阪正康氏は「当時、皇籍復帰したいという旧皇族やその男系男子子孫はほぼ確認できなかった。一般の生活者の視点を持ち、社会との関係性からも皇族に戻る気にはなれないようだ」と話す〉
第二の壬申の乱が起こる
門田 
朝日や共産党は、皇室典範を改正してまで女性・女系天皇を実現しようとしています。
それはイコール「悠仁親王廃嫡論」でもあります。
恐ろしいことですよ。
正統な天皇家の男系継承者を「廃嫡」にしようというんですからね。 
女性・女系天皇を容認するとどうなるか。
リベラル勢力の理論的支柱だった憲法学者の奥平康弘氏(故人)が、かつて『世界』で「『天皇の世継ぎ』問題がはらむもの―『萬世一系』と『女帝』論をめぐって」と題し、こう書いています。
〈天皇制のそもそもの正当性根拠であるところの「萬世一系」イデオロギーを内において浸蝕する因子を含んでいる。……「萬世一系」から外れた制度を容認する施策は、いかなる「伝統的」根拠も持ち得ないのである〉 
つまり、女系天皇が実現すれば、萬世一系が途絶え、皇室は内から崩壊していくということです。
阿比留 
奥平氏は日本共産党に近い、九条の会の呼びかけ人ですね。奥平氏だけでなく、同じようなことを主張している反皇室の憲法学者は複数います。
櫻井 
「女性・女系、立ち消えた議論」のなかでは、側室制度のない現代で男系男子の安定的な皇位継承は極めて困難としたうえで、こう書いています。 
〈有識者会議は皇位継承順位について、天皇の直系子孫を優先し、天皇の子である兄弟姉妹の間では男女を区別しない年齢順の「第1子(長子)優先」が「適当」と結論づけた。 
これを今回の代替わり後の皇室にあてはめると、皇位継承順位第1位は愛子さま、第2位は秋篠宮さま、第3位は眞子さま、第4位は佳子さま、第5位は悠仁さまとなる。
朝日新聞が今年実施した世論調査では、女性天皇は76%、女系天皇は74%が、それぞれ認めてもよいと回答した〉
阿比留 
現在の皇位継承順位は、一位秋篠宮さま、二位悠仁さま。
そこに愛子さまの継承順位一位となるルールを持ち込もうとすれば、第三者による皇位簒奪でしかありません。
皇位継承者からその資格を事実上奪う、こんな恐ろしいことを、よく平気で記事にできるなと思います。
こんなことを主張すると、仮に愛子さまにお子さまが生まれたとき、「正統性争い」につながるおそれもある。
悠仁さまと愛子さまのお子さま、どちらに正統性があるか、と。
ご本人たちに争う気はなくても周囲          が争う可能性があり、天智天皇崩御後、天武一(六七二)年に皇位継承をめぐって皇族、豪族がそれぞれ二派に分かれて争った壬申の乱に近いことが起こりえる。
櫻井 
壬申の乱は当時、一大事件でした。
同じようなことを二十一世紀にも起こし、日本を不安定にし、基盤を崩していって共和制の国にする―朝日はそんなことを企んでいるのでは、と勘ぐられても仕方がない。
阿比留 
朝日の皇室担当を長年務めたベテラン記者で岩井克己さんという記者がいます。
小泉政権で皇室典範有識者会議のときに彼とよく議論したのですが、面白いのは、彼は朝日にもかかわらず男系論者なのです。
社内で男系について話しても上が全然納得してくれない、と嘆いていましたよ。
この稿続く。