文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

The Comfort Women Issue, Germany's ulterior motive in beating Japan

2021年03月26日 21時02分39秒 | 全般

The following is from a feature article in today's WiLL, a monthly magazine titled "The Comfort Women Issue, Germany's ulterior motive in beating Japan," featuring a conversation between journalist Yoshio Kisa and information strategy analyst Tetsuhide Yamaoka.
As I mention every month, the monthly magazines' WiLL, Hanada, and Sound Argument are full of genuine articles that are a must-read not only for the Japanese people but also for people worldwide.
This article proves that point beautifully.
When I was still a subscriber to the Japanese edition of Newsweek, I read an unbelievable article about a German poll showing that about half of Germans have an anti-Japanese ideology.
Since then, I have had the utmost contempt for the so-called cultural figures who have been saying things like "learn from Germany," among whom I have seen firsthand in the pages of Newsweek, Takeshi Umehara, and Masakazu Yamazaki.
Yoshio Kisa and Tetsuhide Yamaoka, who are also national treasures as defined by Saicho, have proven perfectly that my criticism of Germany was 100% correct.
The Japanese people must head to their nearest bookstore to subscribe.
I will let the rest of the world know as best I can.
Germany's twisted mentality to make Japan the new scapegoat for war crimes
Self-righteous criticism
Yamaoka 
The first comfort women statue was erected on public land in Berlin's Mitte district in Germany (September 2020).
Many Japanese may be surprised to know why such a thing happened in Germany.
What is the German view of Japan?
What exactly is the German view of Japan? 
It can find the answer to this question in Mr. Kisa's new book, "Anti-Japanese" in Germany" (Wack).
Kisa 
Thank you very much.
I want to ask you, Mr. Yamaoka, what was the reaction of the people around you in Strathfield, Australia, in 2015, when a "comfort women" statue was about to be erected on public land?
Yamaoka. 
Some were not interested, and those who were sympathetic to Korea.
However, leftist journalists went along with the Korean side and wrote one-sidedly that Japan was to blame.
Among the general public, there was a reaction of "Japanese people are more polite and sincere, living together, so why bring it up now?
Kisa
So there was a certain sense of distance.
Yamaoka 
One more thing, some council members favored installing the comfort women statues because they wanted the votes of Chinese and Korean immigrants.
Besides, Jewish Holocaust researchers and Greek genocide researchers, who Chinese and Korean groups mobilized, took the stand at the city's public hearings.
They were talking about the same things that the Chinese and Koreans were claiming.
Kisa 
The case of Germany is different.
Before the Berlin incident, a German Nazi researcher, Professor Benjamin Ortmeier, teamed up with a Korean anti-Japanese group and wrote a preface to the catalog of an exhibition called "Girls for Peace.
And when you read the contents, it is almost the same as the anti-Japanese group's propaganda.
Yamaoka 
There is no such example even in other countries.
Germans seem to have stopped thinking when it comes to the comfort women issue.
They don't even bother to verify the facts but instead go 100% on emotionalism.
One such person is Andreas Szagun, a local history teacher.
He wrote an article for Moabit Online, the local government's website, in response to the Japanese government's protest against the installation of a comfort women statue in Mitte Ward (October 9, 2020).
The content of the article is so hostile that it is almost pathological.
Here is a partial summary.
 "Japan is not fully facing its own history. There is an angry reaction from Japan to the statue of comfort women, but Japan has neither really apologized nor reimbursed," he criticized.
Furthermore, the Japanese emperor and Hitler of Germany are considered to be equivalent. But there is one big difference. It was that the emperor was like a god in Shinto. " he said, thoroughly denouncing Japan.
I can't help but be amazed at why he lays bare his disgust for Japan to such an extent.
Kisa 
There's nothing I can do about it.
Yamaoka 
Another letter from Mr. Szagun to the mayor of the district is also available, in which he writes, "We are facing our history.  It would be more than appropriate if you play your part in ensuring that a country that was then and still is our ally (Japan) does not now treat its neighbor (Korea) as a loser but takes steps toward reconciliation and peace, just as we did.
It is the same old game, but in essence, it is the right thing to do to interfere in Japan's internal affairs and force Japan to wake up to the guilt of the sexual crimes it committed before the war.
It's self-satisfaction and self-reliance that they are right without even looking at the actual history.
This article continues.

 

 

 

 

 


政府、特にメルケル首相をメディアがほとんど批判しないのは、ドイツの特性の一つ…

2021年03月26日 16時50分05秒 | 全般

以下は本日発売された月刊誌WiLLに、慰安婦問題、日本叩きに走るドイツの下心、と題して掲載されているジャーナリスト木佐芳男と情報戦略アナリスト山岡鉄秀の対談特集からである。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
不都合な真実
木佐
シャグン氏の主張には、重大な誤りがあります。
それは、ドイツは過去をまったく清算していないこと。
慰安婦問題にしても、ドイツでは慰安婦のことを「強制売春」と表現します。
その理由は二つあります。
一つは、ナチスは売春や同性愛者、物乞い、アルコール依存などを社会秩序にそぐわない「非社会的」な行動として、逮捕していったのです。
さらにプロの売春婦とはほかに、別の容疑で逮捕された女性もいましたが、彼女たちは強制収容所で売買春の対象にされたのです。
しかも収容所を管轄するナチス親衛隊員(SS)だけではなく、収容者でありながら、SSの意を受けて他の収容者らを監督する立場についていた男性や、強制労働でいい成績をあげた収容者にも「ボーナス」として買春が許されていました。
相手にさせられる女性たちの人権は、まったく無視されています。
さらに、もう一つ、ヒトラー時代にナチ組織とは別だったドイツ国防軍は、他国の女性を強制連行し、性奴隷化した歴史的事実が厳然としてあります。
この二つは「強制売春」と表現されます。
山岡
日本軍の場合はさまざまな記録から判明しているように強制連行はありませんでした。しかも、慰安婦の多くは日本人女性だったこともわかっています。
木佐
ですが、現在のドイツ人は、こういった過去の事実をほとんど知らないし、検証しようともしない。
山岡
ドイツの強制売春の悪辣さは、日本の慰安婦制度の比ではありません。
日本の場合、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文が明らかにしているように、契約の概念がありました。
しかも、その契約内容は双方の利益を勘案したものでした。
ところが、ドイツの場合は木佐さんがお話しになったように、本人の同意を得ず強制的に売春させていました。
あと、軍占領地での強姦罪は親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)としていました。
つまり、現地での性犯罪は、事実上、黙認されていたのです。
木佐
ドイツのそういった不都合な事実をほじくり返すと、ドイツが戦後にやってきた戦争の清算行為がすべて崩壊してしまいます。
ドイツの女性活動家に「強制売春が社会問題化・政治問題化しないのはなぜか」と聞いたことがあります。
その答えは「ドイツでは、そんなことはあり得ない」と。
山岡
先ほどのシャグン氏の文書には「ドイツも東欧でひどいことをした」という記述があります。
それに対してドイツは反省しているが、日本は反省していないという論調です。
その認識は一面的にすぎません。
木佐
ドイツの場合、ヒトラーとナチスに、すべての罪をなすりつけてきました。
特にホロコーストの問題で、国際社会から一斉に非難されたため、そのスケープゴートとして「ヒトラー」「ナチス」を持ち出して謝れば、ドイツは戦争責任を反省したと認識されたのです。
山岡
形だけの反省ですね。
木佐
でも、そのやり方が限界にきていたのも事実です。
2020年1月23日、イスラエルのエルサレムにあるホロコースト記念館で追悼式典が開催されました。
その式典にはドイツのシュタインマイヤー大統領が参列、次のように演説したのです。 「加害者はドイツ人だった。ユダヤ人600万人の産業的大量殺人という、人間の歴史で最悪の犯罪はわが国の人々によって行われた」
「ドイツ人は歴史に学んだと言えればよかった。だが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない」
要するにドイツの国家元首の演説によって、事実上、ナチスをスケープゴートとするドイツ人の心理学的な欺瞞に最終的なピリオドが打たれたのです。
ドイツ人の戦争犯罪は誰にも責任転嫁ができないと。
でも、その重荷をドイツ一国では背負いきれない。
誰かいないかと、ふっと東のほうを見ると、日本がいた。
そこで日本の慰安婦問題を盾にし、自分たちの罪の新たなスケープゴートとしたのではないでしょうか。
山岡
つまり、慰安婦像設置の裏には、ドイツ人の歪んだ心理が秘められているわけですね。日本人のこれまでのドイツ観は、一般のドイツ人は善良で親日的、重工業が盛んな日本と根底で通じる国柄だと見ていました。
でも、木佐さんの本を読めば、それらはすべて幻想だということがわかります。
木佐
実に悲しい現実がそこにはあります。
山岡
ドイツは大いなる矛盾をはらんだ国でもあります。
日本の人権問題を糾弾するなら、中国のモンゴル・チべット・ウイグルの人権問題も同じく糾弾するのかといえば、ずっと口を閉ざしたまま。
なぜ、何も批判しないのでしょうか。
ドイツは自動車産業で生きています。その自動車産業のメイン顧客は中国市場。
だから、中国のことは批判しない、という論理です。
こんな欺瞞的な発想をしても、良心の呵責を感じることはありません。
驚くべきことに、メルケル首相が来日した際、非公式の会食で「人権問題よりもVW(フォルクスワーゲン)の売り上げのほうが重要だ」と言ったとか。
自国の利益のために、他国の悪に目を瞑(つぶ)ることは平気でできる。
木佐
それこそがドイツ人の”正体”なのです。
中国の周辺民族の弾圧は、ナチス以上の残虐さです。
ところが、メルケル首相は、公式に中国を批判することはありません。
マスコミも、そんな首相の言動に批判の目を向けない。
山岡
日本だったら、政府の姿勢を糺す声が上がりますね。
木佐
政府、特にメルケル首相をメディアがほとんど批判しないのは、ドイツの特性の一つです。
ヒトラーが台頭した一因もここにあるのでは。
この稿続く。


中国の周辺民族の弾圧は、ナチス以上の残虐さ…メルケル首相は、公式に中国を批判することはありません

2021年03月26日 16時47分09秒 | 全般

以下は本日発売された月刊誌WiLLに、慰安婦問題、日本叩きに走るドイツの下心、と題して掲載されているジャーナリスト木佐芳男と情報戦略アナリスト山岡鉄秀の対談特集からである。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
不都合な真実
木佐
シャグン氏の主張には、重大な誤りがあります。
それは、ドイツは過去をまったく清算していないこと。
慰安婦問題にしても、ドイツでは慰安婦のことを「強制売春」と表現します。
その理由は二つあります。
一つは、ナチスは売春や同性愛者、物乞い、アルコール依存などを社会秩序にそぐわない「非社会的」な行動として、逮捕していったのです。
さらにプロの売春婦とはほかに、別の容疑で逮捕された女性もいましたが、彼女たちは強制収容所で売買春の対象にされたのです。
しかも収容所を管轄するナチス親衛隊員(SS)だけではなく、収容者でありながら、SSの意を受けて他の収容者らを監督する立場についていた男性や、強制労働でいい成績をあげた収容者にも「ボーナス」として買春が許されていました。
相手にさせられる女性たちの人権は、まったく無視されています。
さらに、もう一つ、ヒトラー時代にナチ組織とは別だったドイツ国防軍は、他国の女性を強制連行し、性奴隷化した歴史的事実が厳然としてあります。
この二つは「強制売春」と表現されます。
山岡
日本軍の場合はさまざまな記録から判明しているように強制連行はありませんでした。しかも、慰安婦の多くは日本人女性だったこともわかっています。
木佐
ですが、現在のドイツ人は、こういった過去の事実をほとんど知らないし、検証しようともしない。
山岡
ドイツの強制売春の悪辣さは、日本の慰安婦制度の比ではありません。
日本の場合、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文が明らかにしているように、契約の概念がありました。
しかも、その契約内容は双方の利益を勘案したものでした。
ところが、ドイツの場合は木佐さんがお話しになったように、本人の同意を得ず強制的に売春させていました。
あと、軍占領地での強姦罪は親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)としていました。
つまり、現地での性犯罪は、事実上、黙認されていたのです。
木佐
ドイツのそういった不都合な事実をほじくり返すと、ドイツが戦後にやってきた戦争の清算行為がすべて崩壊してしまいます。
ドイツの女性活動家に「強制売春が社会問題化・政治問題化しないのはなぜか」と聞いたことがあります。
その答えは「ドイツでは、そんなことはあり得ない」と。
山岡
先ほどのシャグン氏の文書には「ドイツも東欧でひどいことをした」という記述があります。
それに対してドイツは反省しているが、日本は反省していないという論調です。
その認識は一面的にすぎません。
木佐
ドイツの場合、ヒトラーとナチスに、すべての罪をなすりつけてきました。
特にホロコーストの問題で、国際社会から一斉に非難されたため、そのスケープゴートとして「ヒトラー」「ナチス」を持ち出して謝れば、ドイツは戦争責任を反省したと認識されたのです。
山岡
形だけの反省ですね。
木佐
でも、そのやり方が限界にきていたのも事実です。
2020年1月23日、イスラエルのエルサレムにあるホロコースト記念館で追悼式典が開催されました。
その式典にはドイツのシュタインマイヤー大統領が参列、次のように演説したのです。 「加害者はドイツ人だった。ユダヤ人600万人の産業的大量殺人という、人間の歴史で最悪の犯罪はわが国の人々によって行われた」
「ドイツ人は歴史に学んだと言えればよかった。だが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない」
要するにドイツの国家元首の演説によって、事実上、ナチスをスケープゴートとするドイツ人の心理学的な欺瞞に最終的なピリオドが打たれたのです。
ドイツ人の戦争犯罪は誰にも責任転嫁ができないと。
でも、その重荷をドイツ一国では背負いきれない。
誰かいないかと、ふっと東のほうを見ると、日本がいた。
そこで日本の慰安婦問題を盾にし、自分たちの罪の新たなスケープゴートとしたのではないでしょうか。
山岡
つまり、慰安婦像設置の裏には、ドイツ人の歪んだ心理が秘められているわけですね。日本人のこれまでのドイツ観は、一般のドイツ人は善良で親日的、重工業が盛んな日本と根底で通じる国柄だと見ていました。
でも、木佐さんの本を読めば、それらはすべて幻想だということがわかります。
木佐
実に悲しい現実がそこにはあります。
山岡
ドイツは大いなる矛盾をはらんだ国でもあります。
日本の人権問題を糾弾するなら、中国のモンゴル・チべット・ウイグルの人権問題も同じく糾弾するのかといえば、ずっと口を閉ざしたまま。
なぜ、何も批判しないのでしょうか。
ドイツは自動車産業で生きています。その自動車産業のメイン顧客は中国市場。
だから、中国のことは批判しない、という論理です。
こんな欺瞞的な発想をしても、良心の呵責を感じることはありません。
驚くべきことに、メルケル首相が来日した際、非公式の会食で「人権問題よりもVW(フォルクスワーゲン)の売り上げのほうが重要だ」と言ったとか。
自国の利益のために、他国の悪に目を瞑(つぶ)ることは平気でできる。
木佐
それこそがドイツ人の”正体”なのです。
中国の周辺民族の弾圧は、ナチス以上の残虐さです。
ところが、メルケル首相は、公式に中国を批判することはありません。
マスコミも、そんな首相の言動に批判の目を向けない。
山岡
日本だったら、政府の姿勢を糺す声が上がりますね。
木佐
政府、特にメルケル首相をメディアがほとんど批判しないのは、ドイツの特性の一つです。
ヒトラーが台頭した一因もここにあるのでは。
この稿続く。


日本の人権問題を糾弾するなら、中国のモンゴル・チべット・ウイグルの人権問題も同じく糾弾するのかといえば

2021年03月26日 16時44分25秒 | 全般

以下は本日発売された月刊誌WiLLに、慰安婦問題、日本叩きに走るドイツの下心、と題して掲載されているジャーナリスト木佐芳男と情報戦略アナリスト山岡鉄秀の対談特集からである。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
不都合な真実
木佐
シャグン氏の主張には、重大な誤りがあります。
それは、ドイツは過去をまったく清算していないこと。
慰安婦問題にしても、ドイツでは慰安婦のことを「強制売春」と表現します。
その理由は二つあります。
一つは、ナチスは売春や同性愛者、物乞い、アルコール依存などを社会秩序にそぐわない「非社会的」な行動として、逮捕していったのです。
さらにプロの売春婦とはほかに、別の容疑で逮捕された女性もいましたが、彼女たちは強制収容所で売買春の対象にされたのです。
しかも収容所を管轄するナチス親衛隊員(SS)だけではなく、収容者でありながら、SSの意を受けて他の収容者らを監督する立場についていた男性や、強制労働でいい成績をあげた収容者にも「ボーナス」として買春が許されていました。
相手にさせられる女性たちの人権は、まったく無視されています。
さらに、もう一つ、ヒトラー時代にナチ組織とは別だったドイツ国防軍は、他国の女性を強制連行し、性奴隷化した歴史的事実が厳然としてあります。
この二つは「強制売春」と表現されます。
山岡
日本軍の場合はさまざまな記録から判明しているように強制連行はありませんでした。しかも、慰安婦の多くは日本人女性だったこともわかっています。
木佐
ですが、現在のドイツ人は、こういった過去の事実をほとんど知らないし、検証しようともしない。
山岡
ドイツの強制売春の悪辣さは、日本の慰安婦制度の比ではありません。
日本の場合、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文が明らかにしているように、契約の概念がありました。
しかも、その契約内容は双方の利益を勘案したものでした。
ところが、ドイツの場合は木佐さんがお話しになったように、本人の同意を得ず強制的に売春させていました。
あと、軍占領地での強姦罪は親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)としていました。
つまり、現地での性犯罪は、事実上、黙認されていたのです。
木佐
ドイツのそういった不都合な事実をほじくり返すと、ドイツが戦後にやってきた戦争の清算行為がすべて崩壊してしまいます。
ドイツの女性活動家に「強制売春が社会問題化・政治問題化しないのはなぜか」と聞いたことがあります。
その答えは「ドイツでは、そんなことはあり得ない」と。
山岡
先ほどのシャグン氏の文書には「ドイツも東欧でひどいことをした」という記述があります。
それに対してドイツは反省しているが、日本は反省していないという論調です。
その認識は一面的にすぎません。
木佐
ドイツの場合、ヒトラーとナチスに、すべての罪をなすりつけてきました。
特にホロコーストの問題で、国際社会から一斉に非難されたため、そのスケープゴートとして「ヒトラー」「ナチス」を持ち出して謝れば、ドイツは戦争責任を反省したと認識されたのです。
山岡
形だけの反省ですね。
木佐
でも、そのやり方が限界にきていたのも事実です。
2020年1月23日、イスラエルのエルサレムにあるホロコースト記念館で追悼式典が開催されました。
その式典にはドイツのシュタインマイヤー大統領が参列、次のように演説したのです。 「加害者はドイツ人だった。ユダヤ人600万人の産業的大量殺人という、人間の歴史で最悪の犯罪はわが国の人々によって行われた」
「ドイツ人は歴史に学んだと言えればよかった。だが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない」
要するにドイツの国家元首の演説によって、事実上、ナチスをスケープゴートとするドイツ人の心理学的な欺瞞に最終的なピリオドが打たれたのです。
ドイツ人の戦争犯罪は誰にも責任転嫁ができないと。
でも、その重荷をドイツ一国では背負いきれない。
誰かいないかと、ふっと東のほうを見ると、日本がいた。
そこで日本の慰安婦問題を盾にし、自分たちの罪の新たなスケープゴートとしたのではないでしょうか。
山岡
つまり、慰安婦像設置の裏には、ドイツ人の歪んだ心理が秘められているわけですね。日本人のこれまでのドイツ観は、一般のドイツ人は善良で親日的、重工業が盛んな日本と根底で通じる国柄だと見ていました。
でも、木佐さんの本を読めば、それらはすべて幻想だということがわかります。
木佐
実に悲しい現実がそこにはあります。
山岡
ドイツは大いなる矛盾をはらんだ国でもあります。
日本の人権問題を糾弾するなら、中国のモンゴル・チべット・ウイグルの人権問題も同じく糾弾するのかといえば、ずっと口を閉ざしたまま。
なぜ、何も批判しないのでしょうか。
ドイツは自動車産業で生きています。その自動車産業のメイン顧客は中国市場。
だから、中国のことは批判しない、という論理です。
こんな欺瞞的な発想をしても、良心の呵責を感じることはありません。
驚くべきことに、メルケル首相が来日した際、非公式の会食で「人権問題よりもVW(フォルクスワーゲン)の売り上げのほうが重要だ」と言ったとか。
自国の利益のために、他国の悪に目を瞑(つぶ)ることは平気でできる。
木佐
それこそがドイツ人の”正体”なのです。
中国の周辺民族の弾圧は、ナチス以上の残虐さです。
ところが、メルケル首相は、公式に中国を批判することはありません。
マスコミも、そんな首相の言動に批判の目を向けない。
山岡
日本だったら、政府の姿勢を糺す声が上がりますね。
木佐
政府、特にメルケル首相をメディアがほとんど批判しないのは、ドイツの特性の一つです。
ヒトラーが台頭した一因もここにあるのでは。
この稿続く。


つまり、慰安婦像設置の裏には、ドイツ人の歪んだ心理が秘められているわけですね。

2021年03月26日 16時40分54秒 | 全般

以下は本日発売された月刊誌WiLLに、慰安婦問題、日本叩きに走るドイツの下心、と題して掲載されているジャーナリスト木佐芳男と情報戦略アナリスト山岡鉄秀の対談特集からである。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
不都合な真実
木佐
シャグン氏の主張には、重大な誤りがあります。
それは、ドイツは過去をまったく清算していないこと。
慰安婦問題にしても、ドイツでは慰安婦のことを「強制売春」と表現します。
その理由は二つあります。
一つは、ナチスは売春や同性愛者、物乞い、アルコール依存などを社会秩序にそぐわない「非社会的」な行動として、逮捕していったのです。
さらにプロの売春婦とはほかに、別の容疑で逮捕された女性もいましたが、彼女たちは強制収容所で売買春の対象にされたのです。
しかも収容所を管轄するナチス親衛隊員(SS)だけではなく、収容者でありながら、SSの意を受けて他の収容者らを監督する立場についていた男性や、強制労働でいい成績をあげた収容者にも「ボーナス」として買春が許されていました。
相手にさせられる女性たちの人権は、まったく無視されています。
さらに、もう一つ、ヒトラー時代にナチ組織とは別だったドイツ国防軍は、他国の女性を強制連行し、性奴隷化した歴史的事実が厳然としてあります。
この二つは「強制売春」と表現されます。
山岡
日本軍の場合はさまざまな記録から判明しているように強制連行はありませんでした。しかも、慰安婦の多くは日本人女性だったこともわかっています。
木佐
ですが、現在のドイツ人は、こういった過去の事実をほとんど知らないし、検証しようともしない。
山岡
ドイツの強制売春の悪辣さは、日本の慰安婦制度の比ではありません。
日本の場合、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文が明らかにしているように、契約の概念がありました。
しかも、その契約内容は双方の利益を勘案したものでした。
ところが、ドイツの場合は木佐さんがお話しになったように、本人の同意を得ず強制的に売春させていました。
あと、軍占領地での強姦罪は親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)としていました。
つまり、現地での性犯罪は、事実上、黙認されていたのです。
木佐
ドイツのそういった不都合な事実をほじくり返すと、ドイツが戦後にやってきた戦争の清算行為がすべて崩壊してしまいます。
ドイツの女性活動家に「強制売春が社会問題化・政治問題化しないのはなぜか」と聞いたことがあります。
その答えは「ドイツでは、そんなことはあり得ない」と。
山岡
先ほどのシャグン氏の文書には「ドイツも東欧でひどいことをした」という記述があります。
それに対してドイツは反省しているが、日本は反省していないという論調です。
その認識は一面的にすぎません。
木佐
ドイツの場合、ヒトラーとナチスに、すべての罪をなすりつけてきました。
特にホロコーストの問題で、国際社会から一斉に非難されたため、そのスケープゴートとして「ヒトラー」「ナチス」を持ち出して謝れば、ドイツは戦争責任を反省したと認識されたのです。
山岡
形だけの反省ですね。
木佐
でも、そのやり方が限界にきていたのも事実です。
2020年1月23日、イスラエルのエルサレムにあるホロコースト記念館で追悼式典が開催されました。
その式典にはドイツのシュタインマイヤー大統領が参列、次のように演説したのです。 「加害者はドイツ人だった。ユダヤ人600万人の産業的大量殺人という、人間の歴史で最悪の犯罪はわが国の人々によって行われた」
「ドイツ人は歴史に学んだと言えればよかった。だが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない」
要するにドイツの国家元首の演説によって、事実上、ナチスをスケープゴートとするドイツ人の心理学的な欺瞞に最終的なピリオドが打たれたのです。
ドイツ人の戦争犯罪は誰にも責任転嫁ができないと。
でも、その重荷をドイツ一国では背負いきれない。
誰かいないかと、ふっと東のほうを見ると、日本がいた。
そこで日本の慰安婦問題を盾にし、自分たちの罪の新たなスケープゴートとしたのではないでしょうか。
山岡
つまり、慰安婦像設置の裏には、ドイツ人の歪んだ心理が秘められているわけですね。日本人のこれまでのドイツ観は、一般のドイツ人は善良で親日的、重工業が盛んな日本と根底で通じる国柄だと見ていました。
でも、木佐さんの本を読めば、それらはすべて幻想だということがわかります。
木佐
実に悲しい現実がそこにはあります。
山岡
ドイツは大いなる矛盾をはらんだ国でもあります。
日本の人権問題を糾弾するなら、中国のモンゴル・チべット・ウイグルの人権問題も同じく糾弾するのかといえば、ずっと口を閉ざしたまま。
なぜ、何も批判しないのでしょうか。
ドイツは自動車産業で生きています。その自動車産業のメイン顧客は中国市場。
だから、中国のことは批判しない、という論理です。
こんな欺瞞的な発想をしても、良心の呵責を感じることはありません。
驚くべきことに、メルケル首相が来日した際、非公式の会食で「人権問題よりもVW(フォルクスワーゲン)の売り上げのほうが重要だ」と言ったとか。
自国の利益のために、他国の悪に目を瞑(つぶ)ることは平気でできる。
木佐
それこそがドイツ人の”正体”なのです。
中国の周辺民族の弾圧は、ナチス以上の残虐さです。
ところが、メルケル首相は、公式に中国を批判することはありません。
マスコミも、そんな首相の言動に批判の目を向けない。
山岡
日本だったら、政府の姿勢を糺す声が上がりますね。
木佐
政府、特にメルケル首相をメディアがほとんど批判しないのは、ドイツの特性の一つです。
ヒトラーが台頭した一因もここにあるのでは。
この稿続く。


そこで日本の慰安婦問題を盾にし、自分たちの罪の新たなスケープゴートとした

2021年03月26日 16時39分19秒 | 全般

以下は本日発売された月刊誌WiLLに、慰安婦問題、日本叩きに走るドイツの下心、と題して掲載されているジャーナリスト木佐芳男と情報戦略アナリスト山岡鉄秀の対談特集からである。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
不都合な真実
木佐
シャグン氏の主張には、重大な誤りがあります。
それは、ドイツは過去をまったく清算していないこと。
慰安婦問題にしても、ドイツでは慰安婦のことを「強制売春」と表現します。
その理由は二つあります。
一つは、ナチスは売春や同性愛者、物乞い、アルコール依存などを社会秩序にそぐわない「非社会的」な行動として、逮捕していったのです。
さらにプロの売春婦とはほかに、別の容疑で逮捕された女性もいましたが、彼女たちは強制収容所で売買春の対象にされたのです。
しかも収容所を管轄するナチス親衛隊員(SS)だけではなく、収容者でありながら、SSの意を受けて他の収容者らを監督する立場についていた男性や、強制労働でいい成績をあげた収容者にも「ボーナス」として買春が許されていました。
相手にさせられる女性たちの人権は、まったく無視されています。
さらに、もう一つ、ヒトラー時代にナチ組織とは別だったドイツ国防軍は、他国の女性を強制連行し、性奴隷化した歴史的事実が厳然としてあります。
この二つは「強制売春」と表現されます。
山岡
日本軍の場合はさまざまな記録から判明しているように強制連行はありませんでした。しかも、慰安婦の多くは日本人女性だったこともわかっています。
木佐
ですが、現在のドイツ人は、こういった過去の事実をほとんど知らないし、検証しようともしない。
山岡
ドイツの強制売春の悪辣さは、日本の慰安婦制度の比ではありません。
日本の場合、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文が明らかにしているように、契約の概念がありました。
しかも、その契約内容は双方の利益を勘案したものでした。
ところが、ドイツの場合は木佐さんがお話しになったように、本人の同意を得ず強制的に売春させていました。
あと、軍占領地での強姦罪は親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)としていました。
つまり、現地での性犯罪は、事実上、黙認されていたのです。
木佐
ドイツのそういった不都合な事実をほじくり返すと、ドイツが戦後にやってきた戦争の清算行為がすべて崩壊してしまいます。
ドイツの女性活動家に「強制売春が社会問題化・政治問題化しないのはなぜか」と聞いたことがあります。
その答えは「ドイツでは、そんなことはあり得ない」と。
山岡
先ほどのシャグン氏の文書には「ドイツも東欧でひどいことをした」という記述があります。
それに対してドイツは反省しているが、日本は反省していないという論調です。
その認識は一面的にすぎません。
木佐
ドイツの場合、ヒトラーとナチスに、すべての罪をなすりつけてきました。
特にホロコーストの問題で、国際社会から一斉に非難されたため、そのスケープゴートとして「ヒトラー」「ナチス」を持ち出して謝れば、ドイツは戦争責任を反省したと認識されたのです。
山岡
形だけの反省ですね。
木佐
でも、そのやり方が限界にきていたのも事実です。
2020年1月23日、イスラエルのエルサレムにあるホロコースト記念館で追悼式典が開催されました。
その式典にはドイツのシュタインマイヤー大統領が参列、次のように演説したのです。 「加害者はドイツ人だった。ユダヤ人600万人の産業的大量殺人という、人間の歴史で最悪の犯罪はわが国の人々によって行われた」
「ドイツ人は歴史に学んだと言えればよかった。だが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない」
要するにドイツの国家元首の演説によって、事実上、ナチスをスケープゴートとするドイツ人の心理学的な欺瞞に最終的なピリオドが打たれたのです。
ドイツ人の戦争犯罪は誰にも責任転嫁ができないと。
でも、その重荷をドイツ一国では背負いきれない。
誰かいないかと、ふっと東のほうを見ると、日本がいた。
そこで日本の慰安婦問題を盾にし、自分たちの罪の新たなスケープゴートとしたのではないでしょうか。
山岡
つまり、慰安婦像設置の裏には、ドイツ人の歪んだ心理が秘められているわけですね。日本人のこれまでのドイツ観は、一般のドイツ人は善良で親日的、重工業が盛んな日本と根底で通じる国柄だと見ていました。
でも、木佐さんの本を読めば、それらはすべて幻想だということがわかります。
木佐
実に悲しい現実がそこにはあります。
山岡
ドイツは大いなる矛盾をはらんだ国でもあります。
日本の人権問題を糾弾するなら、中国のモンゴル・チべット・ウイグルの人権問題も同じく糾弾するのかといえば、ずっと口を閉ざしたまま。
なぜ、何も批判しないのでしょうか。
ドイツは自動車産業で生きています。その自動車産業のメイン顧客は中国市場。
だから、中国のことは批判しない、という論理です。
こんな欺瞞的な発想をしても、良心の呵責を感じることはありません。
驚くべきことに、メルケル首相が来日した際、非公式の会食で「人権問題よりもVW(フォルクスワーゲン)の売り上げのほうが重要だ」と言ったとか。
自国の利益のために、他国の悪に目を瞑(つぶ)ることは平気でできる。
木佐
それこそがドイツ人の”正体”なのです。
中国の周辺民族の弾圧は、ナチス以上の残虐さです。
ところが、メルケル首相は、公式に中国を批判することはありません。
マスコミも、そんな首相の言動に批判の目を向けない。
山岡
日本だったら、政府の姿勢を糺す声が上がりますね。
木佐
政府、特にメルケル首相をメディアがほとんど批判しないのは、ドイツの特性の一つです。
ヒトラーが台頭した一因もここにあるのでは。
この稿続く。


ドイツ人の戦争犯罪は誰にも責任転嫁ができない…でも、その重荷をドイツ一国では背負いきれない

2021年03月26日 16時34分57秒 | 全般

以下は本日発売された月刊誌WiLLに、慰安婦問題、日本叩きに走るドイツの下心、と題して掲載されているジャーナリスト木佐芳男と情報戦略アナリスト山岡鉄秀の対談特集からである。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
不都合な真実
木佐
シャグン氏の主張には、重大な誤りがあります。
それは、ドイツは過去をまったく清算していないこと。
慰安婦問題にしても、ドイツでは慰安婦のことを「強制売春」と表現します。
その理由は二つあります。
一つは、ナチスは売春や同性愛者、物乞い、アルコール依存などを社会秩序にそぐわない「非社会的」な行動として、逮捕していったのです。
さらにプロの売春婦とはほかに、別の容疑で逮捕された女性もいましたが、彼女たちは強制収容所で売買春の対象にされたのです。
しかも収容所を管轄するナチス親衛隊員(SS)だけではなく、収容者でありながら、SSの意を受けて他の収容者らを監督する立場についていた男性や、強制労働でいい成績をあげた収容者にも「ボーナス」として買春が許されていました。
相手にさせられる女性たちの人権は、まったく無視されています。
さらに、もう一つ、ヒトラー時代にナチ組織とは別だったドイツ国防軍は、他国の女性を強制連行し、性奴隷化した歴史的事実が厳然としてあります。
この二つは「強制売春」と表現されます。
山岡
日本軍の場合はさまざまな記録から判明しているように強制連行はありませんでした。しかも、慰安婦の多くは日本人女性だったこともわかっています。
木佐
ですが、現在のドイツ人は、こういった過去の事実をほとんど知らないし、検証しようともしない。
山岡
ドイツの強制売春の悪辣さは、日本の慰安婦制度の比ではありません。
日本の場合、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文が明らかにしているように、契約の概念がありました。
しかも、その契約内容は双方の利益を勘案したものでした。
ところが、ドイツの場合は木佐さんがお話しになったように、本人の同意を得ず強制的に売春させていました。
あと、軍占領地での強姦罪は親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)としていました。
つまり、現地での性犯罪は、事実上、黙認されていたのです。
木佐
ドイツのそういった不都合な事実をほじくり返すと、ドイツが戦後にやってきた戦争の清算行為がすべて崩壊してしまいます。
ドイツの女性活動家に「強制売春が社会問題化・政治問題化しないのはなぜか」と聞いたことがあります。
その答えは「ドイツでは、そんなことはあり得ない」と。
山岡
先ほどのシャグン氏の文書には「ドイツも東欧でひどいことをした」という記述があります。
それに対してドイツは反省しているが、日本は反省していないという論調です。
その認識は一面的にすぎません。
木佐
ドイツの場合、ヒトラーとナチスに、すべての罪をなすりつけてきました。
特にホロコーストの問題で、国際社会から一斉に非難されたため、そのスケープゴートとして「ヒトラー」「ナチス」を持ち出して謝れば、ドイツは戦争責任を反省したと認識されたのです。
山岡
形だけの反省ですね。
木佐
でも、そのやり方が限界にきていたのも事実です。
2020年1月23日、イスラエルのエルサレムにあるホロコースト記念館で追悼式典が開催されました。
その式典にはドイツのシュタインマイヤー大統領が参列、次のように演説したのです。 「加害者はドイツ人だった。ユダヤ人600万人の産業的大量殺人という、人間の歴史で最悪の犯罪はわが国の人々によって行われた」
「ドイツ人は歴史に学んだと言えればよかった。だが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない」
要するにドイツの国家元首の演説によって、事実上、ナチスをスケープゴートとするドイツ人の心理学的な欺瞞に最終的なピリオドが打たれたのです。
ドイツ人の戦争犯罪は誰にも責任転嫁ができないと。
でも、その重荷をドイツ一国では背負いきれない。
誰かいないかと、ふっと東のほうを見ると、日本がいた。
そこで日本の慰安婦問題を盾にし、自分たちの罪の新たなスケープゴートとしたのではないでしょうか。
山岡
つまり、慰安婦像設置の裏には、ドイツ人の歪んだ心理が秘められているわけですね。日本人のこれまでのドイツ観は、一般のドイツ人は善良で親日的、重工業が盛んな日本と根底で通じる国柄だと見ていました。
でも、木佐さんの本を読めば、それらはすべて幻想だということがわかります。
木佐
実に悲しい現実がそこにはあります。
山岡
ドイツは大いなる矛盾をはらんだ国でもあります。
日本の人権問題を糾弾するなら、中国のモンゴル・チべット・ウイグルの人権問題も同じく糾弾するのかといえば、ずっと口を閉ざしたまま。
なぜ、何も批判しないのでしょうか。
ドイツは自動車産業で生きています。その自動車産業のメイン顧客は中国市場。
だから、中国のことは批判しない、という論理です。
こんな欺瞞的な発想をしても、良心の呵責を感じることはありません。
驚くべきことに、メルケル首相が来日した際、非公式の会食で「人権問題よりもVW(フォルクスワーゲン)の売り上げのほうが重要だ」と言ったとか。
自国の利益のために、他国の悪に目を瞑(つぶ)ることは平気でできる。
木佐
それこそがドイツ人の”正体”なのです。
中国の周辺民族の弾圧は、ナチス以上の残虐さです。
ところが、メルケル首相は、公式に中国を批判することはありません。
マスコミも、そんな首相の言動に批判の目を向けない。
山岡
日本だったら、政府の姿勢を糺す声が上がりますね。
木佐
政府、特にメルケル首相をメディアがほとんど批判しないのは、ドイツの特性の一つです。
ヒトラーが台頭した一因もここにあるのでは。
この稿続く。


Kina kommer snart att ha 100 kärnkraftverk.

2021年03月26日 16時32分20秒 | 全般

I går kväll skrev Yamakawa på TV Tokyos WBS tre punkter på tavlan för att förklara LINE-incidenten.
Det var ett tydligt exempel på hur dumhet och ondska hos de människor som försörjer sig från massmedierna har orsakat Japan en stor skada.
I ett fall som Line har många japanska företag sina servrar i Kina eller Korea, där de lagrar sin företagsinformation.
Han förklarade de tre punkter som nämndes i början av den här artikeln som om de var någon annans problem.
Det största problemet var den andra anledningen till att han gav: de höga kostnaderna för el i Japan.
Hans första anledning till att det inte finns tillräckligt med ingenjörer i Japan är en dåraktig åsikt, och det är ingen överdrift att säga att det är falskt att täcka över verkligheten som deras dårskap medför.
De är de enda människorna i världen, inte bara i Japan, som tror att japanerna är sämre än kineserna och koreanerna när det gäller spetskompetens.
Det behöver inte sägas att detta är anledningen till att kostnaden för el i Japan är så mycket högre än i Kina och Korea.
Det beror på att de fortsätter att rapportera mot kärnkraftverk och stoppa omstart av kärnkraftverk.
Kina kommer snart att ha 100 kärnkraftverk.
Sydkorea driver också på kärnkraft som nation.
Japanska antikärnaktivister driver inte kampanj mot Kina och Sydkorea, och de lyfter inte ens röster mot dem.
Det är ett uppenbart faktum att de styrs av vem?
Dumheten hos de japanska massmedierna är extremt farlig för Japan.
Vid National People's Congress förra året beordrade Xi Jinping att skapa en situation där utvecklade länder (världsekonomin) skulle vara beroende av Kina.
Kampanjen mot kärnkraftverk, SDG och åtgärderna mot den globala uppvärmningen sedan konferensen i Rio och Paris är djupa planer från Kinas ambition att dominera världen.
Asahi, NHK och Nikkei har alla spelat en roll i Kinas ansträngningar.
Med andra ord har de strävat efter att försämra Japans nationella makt och göra det till en vasalstat i Kina, särskilt i ekonomin.
Nikkei är namnet på Nihon Keizai Shimbun.
Det är en verkligt lysande ekonomisk filosofi.
Det är ett uppenbart faktum att deras ekonomiska teori fortsätter att tillhöra Kina.
Yoichi Takahashi, en av vår tids klokaste män, slog spiken på huvudet när han skrev en bok med titeln "Finansministeriet och Nikkei är fulla av idioter.


ドイツ人は歴史に学んだと言えればよかった。だが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない

2021年03月26日 16時31分52秒 | 全般

以下は本日発売された月刊誌WiLLに、慰安婦問題、日本叩きに走るドイツの下心、と題して掲載されているジャーナリスト木佐芳男と情報戦略アナリスト山岡鉄秀の対談特集からである。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
不都合な真実
木佐
シャグン氏の主張には、重大な誤りがあります。
それは、ドイツは過去をまったく清算していないこと。
慰安婦問題にしても、ドイツでは慰安婦のことを「強制売春」と表現します。
その理由は二つあります。
一つは、ナチスは売春や同性愛者、物乞い、アルコール依存などを社会秩序にそぐわない「非社会的」な行動として、逮捕していったのです。
さらにプロの売春婦とはほかに、別の容疑で逮捕された女性もいましたが、彼女たちは強制収容所で売買春の対象にされたのです。
しかも収容所を管轄するナチス親衛隊員(SS)だけではなく、収容者でありながら、SSの意を受けて他の収容者らを監督する立場についていた男性や、強制労働でいい成績をあげた収容者にも「ボーナス」として買春が許されていました。
相手にさせられる女性たちの人権は、まったく無視されています。
さらに、もう一つ、ヒトラー時代にナチ組織とは別だったドイツ国防軍は、他国の女性を強制連行し、性奴隷化した歴史的事実が厳然としてあります。
この二つは「強制売春」と表現されます。
山岡
日本軍の場合はさまざまな記録から判明しているように強制連行はありませんでした。しかも、慰安婦の多くは日本人女性だったこともわかっています。
木佐
ですが、現在のドイツ人は、こういった過去の事実をほとんど知らないし、検証しようともしない。
山岡
ドイツの強制売春の悪辣さは、日本の慰安婦制度の比ではありません。
日本の場合、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文が明らかにしているように、契約の概念がありました。
しかも、その契約内容は双方の利益を勘案したものでした。
ところが、ドイツの場合は木佐さんがお話しになったように、本人の同意を得ず強制的に売春させていました。
あと、軍占領地での強姦罪は親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)としていました。
つまり、現地での性犯罪は、事実上、黙認されていたのです。
木佐
ドイツのそういった不都合な事実をほじくり返すと、ドイツが戦後にやってきた戦争の清算行為がすべて崩壊してしまいます。
ドイツの女性活動家に「強制売春が社会問題化・政治問題化しないのはなぜか」と聞いたことがあります。
その答えは「ドイツでは、そんなことはあり得ない」と。
山岡
先ほどのシャグン氏の文書には「ドイツも東欧でひどいことをした」という記述があります。
それに対してドイツは反省しているが、日本は反省していないという論調です。
その認識は一面的にすぎません。
木佐
ドイツの場合、ヒトラーとナチスに、すべての罪をなすりつけてきました。
特にホロコーストの問題で、国際社会から一斉に非難されたため、そのスケープゴートとして「ヒトラー」「ナチス」を持ち出して謝れば、ドイツは戦争責任を反省したと認識されたのです。
山岡
形だけの反省ですね。
木佐
でも、そのやり方が隕界にきていたのも事実です。
2020年1月23日、イスラエルのエルサレムにあるホロコースト記念館で追悼式典が開催されました。
その式典にはドイツのシュタインマイヤー大統領が参列、次のように演説したのです。 「加害者はドイツ人だった。ユダヤ人600万人の産業的大量殺人という、人間の歴史で最悪の犯罪はわが国の人々によって行われた」
「ドイツ人は歴史に学んだと言えればよかった。だが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない」
要するにドイツの国家元首の演説によって、事実上、ナチスをスケープゴートとするドイツ人の心理学的な欺瞞に最終的なピリオドが打たれたのです。
ドイツ人の戦争犯罪は誰にも責任転嫁ができないと。
でも、その重荷をドイツ一国では背負いきれない。
誰かいないかと、ふっと東のほうを見ると、日本がいた。
そこで日本の慰安婦問題を盾にし、自分たちの罪の新たなスケープゴートとしたのではないでしょうか。
山岡
つまり、慰安婦像設置の裏には、ドイツ人の歪んだ心理が秘められているわけですね。日本人のこれまでのドイツ観は、一般のドイツ人は善良で親日的、重工業が盛んな日本と根底で通じる国柄だと見ていました。
でも、木佐さんの本を読めば、それらはすべて幻想だということがわかります。
木佐
実に悲しい現実がそこにはあります。
山岡
ドイツは大いなる矛盾をはらんだ国でもあります。
日本の人権問題を糾弾するなら、中国のモンゴル・チべット・ウイグルの人権問題も同じく糾弾するのかといえば、ずっと口を閉ざしたまま。
なぜ、何も批判しないのでしょうか。
ドイツは自動車産業で生きています。その自動車産業のメイン顧客は中国市場。
だから、中国のことは批判しない、という論理です。
こんな欺瞞的な発想をしても、良心の呵責を感じることはありません。
驚くべきことに、メルケル首相が来日した際、非公式の会食で「人権問題よりもVW(フォルクスワーゲン)の売り上げのほうが重要だ」と言ったとか。
自国の利益のために、他国の悪に目を瞑(つぶ)ることは平気でできる。
木佐
それこそがドイツ人の”正体”なのです。
中国の周辺民族の弾圧は、ナチス以上の残虐さです。
ところが、メルケル首相は、公式に中国を批判することはありません。
マスコミも、そんな首相の言動に批判の目を向けない。
山岡
日本だったら、政府の姿勢を糺す声が上がりますね。
木佐
政府、特にメルケル首相をメディアがほとんど批判しないのは、ドイツの特性の一つです。
ヒトラーが台頭した一因もここにあるのでは。
この稿続く。


中國很快將擁有100個核電站。

2021年03月26日 16時29分55秒 | 全般

昨晚在東京電視台的WBS節目中,山川在董事會上寫下了三點來解釋LINE事件。
這是一個清楚的例子,說明以大眾傳媒為生的人民的愚蠢和惡毒對日本造成了很大的破壞。
在Line公司這樣的情況下,許多日本公司在中國或韓國都設有服務器,用於存儲公司信息。
他解釋了本文開頭提到的三點,就好像這是別人的問題一樣。
最大的問題是他提出的第二個理由:日本的高電費。
他在日本沒有足夠的工程師的第一個理由是愚蠢的看法,毫不誇張地說掩蓋他們的愚蠢行為帶來的現實是假的。
他們是世界上唯一的人,不僅是日本人,他們認為日本人在卓越方面不及中國人和韓國人。
不用說,這就是日本的電費比中國和韓國高得多的原因。
這是因為它們不斷報告有關核電廠的信息,並停止了核電廠的重啟。
中國很快將擁有100個核電站。
韓國也正在推動作為一個國家的核電。
日本的反核活動分子既不反對中國和韓國,也不反對他們。
很明顯的事實是,它們是由誰控制的?
日本大眾媒體的愚蠢對日本來說是極其危險的。
在去年的全國人民代表大會上,習近平下令製造一種導致發達國家(世界經濟)依賴中國的局面。
自里約熱內盧和巴黎會議以來,針對核電廠,可持續發展目標的運動以及針對全球變暖的措施,是中國雄心勃勃地企圖統治世界的深層計劃。
朝日,NHK和日經指數都在中國的努力中發揮了作用。
換句話說,他們一直在努力降低日本的國力,使其成為中國的附庸國,特別是在經濟領域。
日經新聞是《日本經濟新聞》的名稱。
這是一個真正輝煌的經濟哲學。
很明顯的事實是,他們的經濟理論繼續屬於中國。
高橋陽一(Yoichi Takahashi)是我們這個時代最聰明的人之一,他寫了一本名為《財政部和日經》的書呆子時,就把頭釘在了頭上。


中国很快将拥有100个核电站。

2021年03月26日 16時28分18秒 | 全般

昨晚在东京电视台的WBS节目中,山川在董事会上写下了三点来解释LINE事件。
这是一个清楚的例子,说明以大众传媒为生的人民的愚蠢和恶毒对日本造成了很大的破坏。
在Line公司这样的情况下,许多日本公司在中国或韩国都设有服务器,用于存储公司信息。
他解释了本文开头提到的三点,就好像这是别人的问题一样。
最大的问题是他提出的第二个理由:日本的电费高昂。
他在日本没有足够的工程师的第一个理由是愚蠢的看法,毫不夸张地说掩盖他们的愚蠢行为带来的现实是假的。
他们是世界上唯一的人,不仅是日本人,他们认为日本人在卓越方面不及中国人和韩国人。
不用说,这就是日本的电费比中国和韩国高得多的原因。
这是因为它们不断报告有关核电厂的信息,并停止了核电厂的重启。
中国很快将拥有100个核电站。
韩国也正在推动作为一个国家的核电。
日本的反核活动分子既不反对中国和韩国,也不反对他们。
很明显的事实是,它们是由谁控制的?
日本大众媒体的愚蠢对日本来说是极其危险的。
在去年的全国人民代表大会上,习近平下令制造一种导致发达国家(世界经济)依赖中国的局面。
自里约热内卢和巴黎会议以来,针对核电厂,可持续发展目标的运动以及针对全球变暖的措施,是中国雄心勃勃地企图统治世界的深层计划。
朝日,NHK和日经指数都在中国的努力中发挥了作用。
换句话说,他们一直在努力降低日本的国力,使其成为中国的附庸国,特别是在经济领域。
日经新闻是《日本经济新闻》的名称。
这是一个真正辉煌的经济哲学。
很明显的事实是,他们的经济理论继续属于中国。
高桥阳一(Yoichi Takahashi)是我们这个时代最聪明的人之一,他写了一本名为《财政部和日经》的书呆子时,就把头钉在了头上。


ドイツは反省しているが、日本は反省していないという論調…その認識は一面的にすぎません

2021年03月26日 16時27分31秒 | 全般

以下は本日発売された月刊誌WiLLに、慰安婦問題、日本叩きに走るドイツの下心、と題して掲載されているジャーナリスト木佐芳男と情報戦略アナリスト山岡鉄秀の対談特集からである。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
不都合な真実
木佐
シャグン氏の主張には、重大な誤りがあります。
それは、ドイツは過去をまったく清算していないこと。
慰安婦問題にしても、ドイツでは慰安婦のことを「強制売春」と表現します。
その理由は二つあります。
一つは、ナチスは売春や同性愛者、物乞い、アルコール依存などを社会秩序にそぐわない「非社会的」な行動として、逮捕していったのです。
さらにプロの売春婦とはほかに、別の容疑で逮捕された女性もいましたが、彼女たちは強制収容所で売買春の対象にされたのです。
しかも収容所を管轄するナチス親衛隊員(SS)だけではなく、収容者でありながら、SSの意を受けて他の収容者らを監督する立場についていた男性や、強制労働でいい成績をあげた収容者にも「ボーナス」として買春が許されていました。
相手にさせられる女性たちの人権は、まったく無視されています。
さらに、もう一つ、ヒトラー時代にナチ組織とは別だったドイツ国防軍は、他国の女性を強制連行し、性奴隷化した歴史的事実が厳然としてあります。
この二つは「強制売春」と表現されます。
山岡
日本軍の場合はさまざまな記録から判明しているように強制連行はありませんでした。しかも、慰安婦の多くは日本人女性だったこともわかっています。
木佐
ですが、現在のドイツ人は、こういった過去の事実をほとんど知らないし、検証しようともしない。
山岡
ドイツの強制売春の悪辣さは、日本の慰安婦制度の比ではありません。
日本の場合、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文が明らかにしているように、契約の概念がありました。
しかも、その契約内容は双方の利益を勘案したものでした。
ところが、ドイツの場合は木佐さんがお話しになったように、本人の同意を得ず強制的に売春させていました。
あと、軍占領地での強姦罪は親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)としていました。
つまり、現地での性犯罪は、事実上、黙認されていたのです。
木佐
ドイツのそういった不都合な事実をほじくり返すと、ドイツが戦後にやってきた戦争の清算行為がすべて崩壊してしまいます。
ドイツの女性活動家に「強制売春が社会問題化・政治問題化しないのはなぜか」と聞いたことがあります。
その答えは「ドイツでは、そんなことはあり得ない」と。
山岡
先ほどのシャグン氏の文書には「ドイツも東欧でひどいことをした」という記述があります。
それに対してドイツは反省しているが、日本は反省していないという論調です。
その認識は一面的にすぎません。
木佐
ドイツの場合、ヒトラーとナチスに、すべての罪をなすりつけてきました。
特にホロコーストの問題で、国際社会から一斉に非難されたため、そのスケープゴートとして「ヒトラー」「ナチス」を持ち出して謝れば、ドイツは戦争責任を反省したと認識されたのです。
山岡
形だけの反省ですね。
木佐
でも、そのやり方が隕界にきていたのも事実です。
2020年1月23日、イスラエルのエルサレムにあるホロコースト記念館で追悼式典が開催されました。
その式典にはドイツのシュタインマイヤー大統領が参列、次のように演説したのです。 「加害者はドイツ人だった。ユダヤ人600万人の産業的大量殺人という、人間の歴史で最悪の犯罪はわが国の人々によって行われた」
「ドイツ人は歴史に学んだと言えればよかった。だが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない」
要するにドイツの国家元首の演説によって、事実上、ナチスをスケープゴートとするドイツ人の心理学的な欺瞞に最終的なピリオドが打たれたのです。
ドイツ人の戦争犯罪は誰にも責任転嫁ができないと。
でも、その重荷をドイツ一国では背負いきれない。
誰かいないかと、ふっと東のほうを見ると、日本がいた。
そこで日本の慰安婦問題を盾にし、自分たちの罪の新たなスケープゴートとしたのではないでしょうか。
山岡
つまり、慰安婦像設置の裏には、ドイツ人の歪んだ心理が秘められているわけですね。日本人のこれまでのドイツ観は、一般のドイツ人は善良で親日的、重工業が盛んな日本と根底で通じる国柄だと見ていました。
でも、木佐さんの本を読めば、それらはすべて幻想だということがわかります。
木佐
実に悲しい現実がそこにはあります。
山岡
ドイツは大いなる矛盾をはらんだ国でもあります。
日本の人権問題を糾弾するなら、中国のモンゴル・チべット・ウイグルの人権問題も同じく糾弾するのかといえば、ずっと口を閉ざしたまま。
なぜ、何も批判しないのでしょうか。
ドイツは自動車産業で生きています。その自動車産業のメイン顧客は中国市場。
だから、中国のことは批判しない、という論理です。
こんな欺瞞的な発想をしても、良心の呵責を感じることはありません。
驚くべきことに、メルケル首相が来日した際、非公式の会食で「人権問題よりもVW(フォルクスワーゲン)の売り上げのほうが重要だ」と言ったとか。
自国の利益のために、他国の悪に目を瞑(つぶ)ることは平気でできる。
木佐
それこそがドイツ人の”正体”なのです。
中国の周辺民族の弾圧は、ナチス以上の残虐さです。
ところが、メルケル首相は、公式に中国を批判することはありません。
マスコミも、そんな首相の言動に批判の目を向けない。
山岡
日本だったら、政府の姿勢を糺す声が上がりますね。
木佐
政府、特にメルケル首相をメディアがほとんど批判しないのは、ドイツの特性の一つです。
ヒトラーが台頭した一因もここにあるのでは。
この稿続く。


Скоро в Китае будет 100 атомных электростанций.

2021年03月26日 16時26分01秒 | 全般

Вчера вечером в токийском телеканале WBS Ямакава написал на доске три пункта, объясняющих инцидент с LINE.
Это был наглядный пример того, как глупость и жестокость людей, которые зарабатывают на жизнь средствами массовой информации, нанесли Японии большой ущерб.
В случае, подобном Line, у многих японских компаний есть свои серверы в Китае или Корее, где они хранят информацию о своей компании.
Он объяснил три пункта, упомянутые в начале этой статьи, как если бы они были чьей-то проблемой.
Самой большой проблемой была вторая причина, которую он назвал: высокая стоимость электроэнергии в Японии.
Его первая причина того, что в Японии не хватает инженеров, - это глупое мнение, и без преувеличения можно сказать, что это подделка, чтобы скрыть реальность, которую приносит их глупость.
Они единственные люди в мире, не только в Японии, которые думают, что японцы уступают китайцам и корейцам в плане совершенства.
Излишне говорить, что по этой причине стоимость электроэнергии в Японии намного выше, чем в Китае и Корее.
Это потому, что они продолжают сообщать об АЭС и прекращении перезапуска АЭС.
Скоро в Китае будет 100 атомных электростанций.
Южная Корея также выступает за ядерную энергетику как нация.
Японские антиядерные активисты не ведут кампаний против Китая и Южной Кореи и даже не выступают против них.
Очевидно, что кто их контролирует?
Глупость японских СМИ чрезвычайно опасна для Японии.
На Всекитайском собрании народных представителей в прошлом году Си Цзиньпин приказал создать ситуацию, при которой развитые страны (мировая экономика) будут зависеть от Китая.
Кампания против атомных электростанций, ЦУР и меры против глобального потепления после конференций в Рио и Париже - это глубокие планы, вытекающие из амбиций Китая по доминированию в мире.
Asahi, NHK и Nikkei сыграли свою роль в усилиях Китая.
Другими словами, они стремились подорвать национальную мощь Японии и сделать ее вассальным государством Китая, особенно в экономической сфере.
Nikkei - это название Nihon Keizai Shimbun.
Это поистине блестящая экономическая философия.
Очевидно, что их экономическая теория продолжает принадлежать Китаю.
Йоичи Такахаши, один из самых мудрых людей нашего времени, попал в точку, когда написал книгу под названием «Министерство финансов и Nikkei полны идиотов.


ドイツのそういった不都合な事実をほじくり返すと、ドイツが戦後にやってきた戦争の清算行為がすべて崩壊

2021年03月26日 16時23分56秒 | 全般

以下は本日発売された月刊誌WiLLに、慰安婦問題、日本叩きに走るドイツの下心、と題して掲載されているジャーナリスト木佐芳男と情報戦略アナリスト山岡鉄秀の対談特集からである。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
不都合な真実
木佐
シャグン氏の主張には、重大な誤りがあります。
それは、ドイツは過去をまったく清算していないこと。
慰安婦問題にしても、ドイツでは慰安婦のことを「強制売春」と表現します。
その理由は二つあります。
一つは、ナチスは売春や同性愛者、物乞い、アルコール依存などを社会秩序にそぐわない「非社会的」な行動として、逮捕していったのです。
さらにプロの売春婦とはほかに、別の容疑で逮捕された女性もいましたが、彼女たちは強制収容所で売買春の対象にされたのです。
しかも収容所を管轄するナチス親衛隊員(SS)だけではなく、収容者でありながら、SSの意を受けて他の収容者らを監督する立場についていた男性や、強制労働でいい成績をあげた収容者にも「ボーナス」として買春が許されていました。
相手にさせられる女性たちの人権は、まったく無視されています。
さらに、もう一つ、ヒトラー時代にナチ組織とは別だったドイツ国防軍は、他国の女性を強制連行し、性奴隷化した歴史的事実が厳然としてあります。
この二つは「強制売春」と表現されます。
山岡
日本軍の場合はさまざまな記録から判明しているように強制連行はありませんでした。しかも、慰安婦の多くは日本人女性だったこともわかっています。
木佐
ですが、現在のドイツ人は、こういった過去の事実をほとんど知らないし、検証しようともしない。
山岡
ドイツの強制売春の悪辣さは、日本の慰安婦制度の比ではありません。
日本の場合、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文が明らかにしているように、契約の概念がありました。
しかも、その契約内容は双方の利益を勘案したものでした。
ところが、ドイツの場合は木佐さんがお話しになったように、本人の同意を得ず強制的に売春させていました。
あと、軍占領地での強姦罪は親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)としていました。
つまり、現地での性犯罪は、事実上、黙認されていたのです。
木佐
ドイツのそういった不都合な事実をほじくり返すと、ドイツが戦後にやってきた戦争の清算行為がすべて崩壊してしまいます。
ドイツの女性活動家に「強制売春が社会問題化・政治問題化しないのはなぜか」と聞いたことがあります。
その答えは「ドイツでは、そんなことはあり得ない」と。
山岡
先ほどのシャグン氏の文書には「ドイツも東欧でひどいことをした」という記述があります。
それに対してドイツは反省しているが、日本は反省していないという論調です。
その認識は一面的にすぎません。
木佐
ドイツの場合、ヒトラーとナチスに、すべての罪をなすりつけてきました。
特にホロコーストの問題で、国際社会から一斉に非難されたため、そのスケープゴートとして「ヒトラー」「ナチス」を持ち出して謝れば、ドイツは戦争責任を反省したと認識されたのです。
山岡
形だけの反省ですね。
木佐
でも、そのやり方が隕界にきていたのも事実です。
2020年1月23日、イスラエルのエルサレムにあるホロコースト記念館で追悼式典が開催されました。
その式典にはドイツのシュタインマイヤー大統領が参列、次のように演説したのです。 「加害者はドイツ人だった。ユダヤ人600万人の産業的大量殺人という、人間の歴史で最悪の犯罪はわが国の人々によって行われた」
「ドイツ人は歴史に学んだと言えればよかった。だが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない」
要するにドイツの国家元首の演説によって、事実上、ナチスをスケープゴートとするドイツ人の心理学的な欺瞞に最終的なピリオドが打たれたのです。
ドイツ人の戦争犯罪は誰にも責任転嫁ができないと。
でも、その重荷をドイツ一国では背負いきれない。
誰かいないかと、ふっと東のほうを見ると、日本がいた。
そこで日本の慰安婦問題を盾にし、自分たちの罪の新たなスケープゴートとしたのではないでしょうか。
山岡
つまり、慰安婦像設置の裏には、ドイツ人の歪んだ心理が秘められているわけですね。日本人のこれまでのドイツ観は、一般のドイツ人は善良で親日的、重工業が盛んな日本と根底で通じる国柄だと見ていました。
でも、木佐さんの本を読めば、それらはすべて幻想だということがわかります。
木佐
実に悲しい現実がそこにはあります。
山岡
ドイツは大いなる矛盾をはらんだ国でもあります。
日本の人権問題を糾弾するなら、中国のモンゴル・チべット・ウイグルの人権問題も同じく糾弾するのかといえば、ずっと口を閉ざしたまま。
なぜ、何も批判しないのでしょうか。
ドイツは自動車産業で生きています。その自動車産業のメイン顧客は中国市場。
だから、中国のことは批判しない、という論理です。
こんな欺瞞的な発想をしても、良心の呵責を感じることはありません。
驚くべきことに、メルケル首相が来日した際、非公式の会食で「人権問題よりもVW(フォルクスワーゲン)の売り上げのほうが重要だ」と言ったとか。
自国の利益のために、他国の悪に目を瞑(つぶ)ることは平気でできる。
木佐
それこそがドイツ人の”正体”なのです。
中国の周辺民族の弾圧は、ナチス以上の残虐さです。
ところが、メルケル首相は、公式に中国を批判することはありません。
マスコミも、そんな首相の言動に批判の目を向けない。
山岡
日本だったら、政府の姿勢を糺す声が上がりますね。
木佐
政府、特にメルケル首相をメディアがほとんど批判しないのは、ドイツの特性の一つです。
ヒトラーが台頭した一因もここにあるのでは。
この稿続く。


日本の場合、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文が明らかにしているように、契約の概念がありました

2021年03月26日 16時20分32秒 | 全般

以下は本日発売された月刊誌WiLLに、慰安婦問題、日本叩きに走るドイツの下心、と題して掲載されているジャーナリスト木佐芳男と情報戦略アナリスト山岡鉄秀の対談特集からである。
毎月言及する事だが、月刊誌WiLL、Hanada、正論は日本国民のみならず、世界中の人たちが必読の本物の論文が満載されている。
本論文は、その事を見事に証明している。
まだニューズウィーク日本語版を定期購読していた頃、ドイツの世論調査で約半数のドイツ人が反日思想を持っているという信じがたい記事を読んで以来、
私がドイツを批判し続け、「ドイツに学べ」、等と言って来た所謂文化人達、その中で、私が直に紙面で目にした梅原猛、山崎正和の両名に対しては、以来、これ以上ない軽蔑の論を書いて来た事は御存知の通りである。
私のドイツに対する批判が100%正しかった事を、最澄が定義した国宝でもある木佐芳男と山岡鉄秀は完璧に証明している。
日本国民は最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人達には、出来るだけ、私が知らせる。
不都合な真実
木佐
シャグン氏の主張には、重大な誤りがあります。
それは、ドイツは過去をまったく清算していないこと。
慰安婦問題にしても、ドイツでは慰安婦のことを「強制売春」と表現します。
その理由は二つあります。
一つは、ナチスは売春や同性愛者、物乞い、アルコール依存などを社会秩序にそぐわない「非社会的」な行動として、逮捕していったのです。
さらにプロの売春婦とはほかに、別の容疑で逮捕された女性もいましたが、彼女たちは強制収容所で売買春の対象にされたのです。
しかも収容所を管轄するナチス親衛隊員(SS)だけではなく、収容者でありながら、SSの意を受けて他の収容者らを監督する立場についていた男性や、強制労働でいい成績をあげた収容者にも「ボーナス」として買春が許されていました。
相手にさせられる女性たちの人権は、まったく無視されています。
さらに、もう一つ、ヒトラー時代にナチ組織とは別だったドイツ国防軍は、他国の女性を強制連行し、性奴隷化した歴史的事実が厳然としてあります。
この二つは「強制売春」と表現されます。
山岡
日本軍の場合はさまざまな記録から判明しているように強制連行はありませんでした。しかも、慰安婦の多くは日本人女性だったこともわかっています。
木佐
ですが、現在のドイツ人は、こういった過去の事実をほとんど知らないし、検証しようともしない。
山岡
ドイツの強制売春の悪辣さは、日本の慰安婦制度の比ではありません。
日本の場合、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文が明らかにしているように、契約の概念がありました。
しかも、その契約内容は双方の利益を勘案したものでした。
ところが、ドイツの場合は木佐さんがお話しになったように、本人の同意を得ず強制的に売春させていました。
あと、軍占領地での強姦罪は親告罪(告訴がなければ公訴を提起することができない犯罪)としていました。
つまり、現地での性犯罪は、事実上、黙認されていたのです。
木佐
ドイツのそういった不都合な事実をほじくり返すと、ドイツが戦後にやってきた戦争の清算行為がすべて崩壊してしまいます。
ドイツの女性活動家に「強制売春が社会問題化・政治問題化しないのはなぜか」と聞いたことがあります。
その答えは「ドイツでは、そんなことはあり得ない」と。
山岡
先ほどのシャグン氏の文書には「ドイツも東欧でひどいことをした」という記述があります。
それに対してドイツは反省しているが、日本は反省していないという論調です。
その認識は一面的にすぎません。
木佐
ドイツの場合、ヒトラーとナチスに、すべての罪をなすりつけてきました。
特にホロコーストの問題で、国際社会から一斉に非難されたため、そのスケープゴートとして「ヒトラー」「ナチス」を持ち出して謝れば、ドイツは戦争責任を反省したと認識されたのです。
山岡
形だけの反省ですね。
木佐
でも、そのやり方が隕界にきていたのも事実です。
2020年1月23日、イスラエルのエルサレムにあるホロコースト記念館で追悼式典が開催されました。
その式典にはドイツのシュタインマイヤー大統領が参列、次のように演説したのです。 「加害者はドイツ人だった。ユダヤ人600万人の産業的大量殺人という、人間の歴史で最悪の犯罪はわが国の人々によって行われた」
「ドイツ人は歴史に学んだと言えればよかった。だが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない」
要するにドイツの国家元首の演説によって、事実上、ナチスをスケープゴートとするドイツ人の心理学的な欺瞞に最終的なピリオドが打たれたのです。
ドイツ人の戦争犯罪は誰にも責任転嫁ができないと。
でも、その重荷をドイツ一国では背負いきれない。
誰かいないかと、ふっと東のほうを見ると、日本がいた。
そこで日本の慰安婦問題を盾にし、自分たちの罪の新たなスケープゴートとしたのではないでしょうか。
山岡
つまり、慰安婦像設置の裏には、ドイツ人の歪んだ心理が秘められているわけですね。日本人のこれまでのドイツ観は、一般のドイツ人は善良で親日的、重工業が盛んな日本と根底で通じる国柄だと見ていました。
でも、木佐さんの本を読めば、それらはすべて幻想だということがわかります。
木佐
実に悲しい現実がそこにはあります。
山岡
ドイツは大いなる矛盾をはらんだ国でもあります。
日本の人権問題を糾弾するなら、中国のモンゴル・チべット・ウイグルの人権問題も同じく糾弾するのかといえば、ずっと口を閉ざしたまま。
なぜ、何も批判しないのでしょうか。
ドイツは自動車産業で生きています。その自動車産業のメイン顧客は中国市場。
だから、中国のことは批判しない、という論理です。
こんな欺瞞的な発想をしても、良心の呵責を感じることはありません。
驚くべきことに、メルケル首相が来日した際、非公式の会食で「人権問題よりもVW(フォルクスワーゲン)の売り上げのほうが重要だ」と言ったとか。
自国の利益のために、他国の悪に目を瞑(つぶ)ることは平気でできる。
木佐
それこそがドイツ人の”正体”なのです。
中国の周辺民族の弾圧は、ナチス以上の残虐さです。
ところが、メルケル首相は、公式に中国を批判することはありません。
マスコミも、そんな首相の言動に批判の目を向けない。
山岡
日本だったら、政府の姿勢を糺す声が上がりますね。
木佐
政府、特にメルケル首相をメディアがほとんど批判しないのは、ドイツの特性の一つです。
ヒトラーが台頭した一因もここにあるのでは。
この稿続く。