そういえば、釜山に来る時の成田空港で、
変な人と出会いました。
私たちが搭乗手続きを待っていると、
大学生っぽい若者が声をかけてきたんです。
「あなたは荷物が少ない。私の荷物は多いので、
私の荷物を一部、あなたの荷物として
手続きしてもらえませんか?」
ということを、カタコトで話して来ました。
私たちの、預けるための大きめのバッグは
夫が持っていて、私には連れが居ないと
思ったようなんですよ。
で、預ける荷物はたしか、20キロまでは無料。
でもそれを他人で貸し借りできるなんて
聞いたことがなかったから、
そういうことはできないと思いますよ〜、と
やんわりと断ったんです。
でもしつこく言ってくるので、横にいた夫が、
窓口の職員に聞いてみたら、と若者に話してくれて。
私もそれをきっかけに、無視してたんですよ。
で、自分たちの搭乗手続きの後、
周りを見たんですけど、あの若者の姿はありませんでした。
私は、一体何のために話しかけてきたんだろう、
と不思議に思ってたんですが、夫に、
「あんなふうに自然な感じで荷物を預かって、
もし預かった荷物に覚せい剤とか入ってたら、
勝手に自分たちが運び屋にされて、
自分たちが逮捕されちゃうんだよ」
と言われて、初めて納得しました。
なるほどね〜。
日本に来た留学生みたいな感じだったから、
日本語がよくわからないんだなぁ、って
ちょっと同情すらしてましたよ。
あの若者が、そういう怪しいものを
持っていたかはわからないけど、
そういう事件に巻き込まれる可能性があった、
ってことですよね〜。
危ない、危ない。
さすが、海外旅行経験者!
夫に助けてもらいました。
そして、良い経験をしました。
皆さんも、海外旅行の際は、気をつけてくださいね〜。