
北海道の地震と、それに伴う
大規模な停電・断水が起きてから
2週間が過ぎました。
私の住む周辺では、震度7を記録した
大地震も、その後の余震も
全く影響はありませんでした。
だから余計に、当日の朝、普通に起きて、
良いお天気だったので日差しを入れて
部屋の電気もつけないまま
夫のお弁当を作っていて、
その数分後、トイレに起きた夫に
「ウォシュレットが動かない」
と言われるまで、私も夫も
停電に気づきませんでした。
その後、ラジオとネットで
地震の発生と停電の事を知ったものの
以前住んでいた胆振日高地方が
大きな被害に遭っていることが
直後はわかりませんでした。
道外の友人が心配して
送ってくれたメールの多さと
そのひっ迫感で、その状況を
知ったというわけです。
幸い、家族が住む札幌市内や
札幌市周辺も地震の直接の
被害はなく、停電も
翌日の夜に復旧しました。
心配していただいた方々、
本当にありがとうございました。
今思えば、たとえ1~2日とはいえ、
信号も全てつかなくなってしまった状況が
全道で起きていたのに、
大きな交通事故のニュースや
お店で物資を買う際のトラブルを
耳にしなかったのは、
不幸中の幸いだったかな、と思います。
15年前に友人を災害で亡くした
あの時を思い出しながら、停電中に
真っ暗な街並みに浮かぶ
満点の星空を、夫と見上げていました。
余震はまだ続いています。
夫の実家のある関西での大雨も
ずっと続いています。
各地で「負けない心」が
どうか、つながっていきますように。