今、50歳を過ぎた私自身が、
学ぶことが楽しい、と思えるからこそ、
子どもの頃になぜあんなに
授業が退屈だったのかを思い出しつつ、
今関わっている子どもたちの姿を
重ね合わせながら読みました。
子どもたちがノビノビしていない、
子どもたちが、「きっと難しくて
理解できていないだろう」と考える
大人に合わせている、など、
確かに!と心当たりのある
ことばかりでした。
大人は、子どもたちに
「教えて"あげよう"」とする、
それがすでに上から目線の
考え方じゃないですか?
それが、大人がしゃべり過ぎる
授業となり、結果、
大人に気を遣う子ども、
大人に媚を売る子ども、
大人に反発する子どもなどが
生まれるのではないでしょうか?
子どもたちを、大人が決めた、
「年相応のレベル」に
させるための授業じゃなく、
子どもたちのペースに合わせた
それぞれの学びは、本来
楽しいと感じられるはず。
そう思われる方は、必読です。