1月27日、大相撲72代横綱に昇進した稀勢の里が東京・明治神宮で行う奉納土俵入り
を見たいと勇んで出かけたのだが・・・・
稀勢の里が卒業した小学校・中学校は私が日常的によく歩く散歩道沿いにあり、まさに
身近に感じる力士なので、彼が頭角を現したころからのフアンです。
土俵入りは午後3時からとの事前情報を得て、2時間前の午後1時には明治神宮に到
着して、人波に押されるように奉納土俵入りが行われる本殿前に向かって歩みを進め
た。 二の鳥居を過ぎたところで通路の左側に行列ができていた。私は当然のこととして、
その最後尾に並んだ。まだ予定時刻までには2時間近くある。ここで誘導されるまで待
つことにした。
ところが40分ほど過ぎた頃、関係者らしい方が来て、「ここに並んでいても中には入れ
ませんよ」と伝えているのが聞こえてきた。並んでいた人たちは慌てて、本殿のある三
の鳥居に急いだ。でも、時はすでに遅し!入場制限がかかり、三の鳥居の前でシャット
アウト。これ以上は中に入れてくれません。仕方なくその場に陣取ることにした。
クヤシ~イ。
本殿前には大きな南神門があるため、私のところからでは本殿前の様子は全く見えな
い。奉納土俵入りを間近で見ることは叶わないが、化粧まわし姿の稀勢の里が客殿か
ら南神門に向かって歩いて行く姿は見られるだろうと期待して待つことにした。
鳥居の前は同じ思いの人でギッシリ(報道では1万8千人)。
私はよいポジションではなかったが、幸いなことに前列の方に陣取れたので、何とか
稀勢の里の化粧まわし姿を見ることができました。でも、彼が出てくると群衆は写真を
撮ろうと前のめりになるため、人波が押し寄せる波のようにうねり、写真はブレまくる。
私はこんなこともあろうかと準備していたビデオカメラを取り出した。かなり遠方まで
ズームの効くビデオなら写せそうだ。写真撮影を諦め、ビデオ撮影に切り替えたのは
正解だった。今日のブログにはビデオから起こした編集写真を載せることにした。
この写真の中に、一つだけ自慢がある。奉納の土俵入りから客殿に戻った稀勢の里
一行が客殿入口で足を清めている姿を捉えているのだ。この姿はマスコミでは報道さ
れないと思うので貴重だと自負している。
私は稀勢の里に10回~15回ぐらいは優勝できる横綱になってほしいと期待している。
これからも応援を続けるぞ!