夜勤明けで、自宅に電話する。
「お父さん、ご飯食べられた」
眠たげな父の声
「ううん。美味しくなかった。ちっとは食べた。」少しでも目先が変わると食べられるかと、買い出しに行く。友人のお店で、とても美味しいお総菜を少し買い足す。
戻ると吐き気を訴えて、父は寝込んでいた。当然昼食は食べられない。何故か下痢もしている。
夕飯は血糖値が低いのでいつもより30分早く始めた。お粥ぐらいなら食べられるかも・・・と父が言うので、母が用意した。一応おかずも並べてみる。離床ができないので、一緒に父の寝室で食事した。予想通り思っただけで、いざ目の前にすると食用が沸かないらしい。とにかく、母も雰囲気作りに楽しい話をしていた。私もゆっくりゆっくり食事しながら、待った。
食べては箸を置く。置いてはまた少し食べてみる。そんなことを1時間以上も繰り返して、何とかお粥6割とほんの少しおかずも食べられた。本当はもっと食べて欲しい所だけれど、母と二人で
「よくがんばったね。」
と声をかけた。
がまんがまん。まだまだ、がまんだ。
「お父さん、ご飯食べられた」
眠たげな父の声
「ううん。美味しくなかった。ちっとは食べた。」少しでも目先が変わると食べられるかと、買い出しに行く。友人のお店で、とても美味しいお総菜を少し買い足す。
戻ると吐き気を訴えて、父は寝込んでいた。当然昼食は食べられない。何故か下痢もしている。
夕飯は血糖値が低いのでいつもより30分早く始めた。お粥ぐらいなら食べられるかも・・・と父が言うので、母が用意した。一応おかずも並べてみる。離床ができないので、一緒に父の寝室で食事した。予想通り思っただけで、いざ目の前にすると食用が沸かないらしい。とにかく、母も雰囲気作りに楽しい話をしていた。私もゆっくりゆっくり食事しながら、待った。
食べては箸を置く。置いてはまた少し食べてみる。そんなことを1時間以上も繰り返して、何とかお粥6割とほんの少しおかずも食べられた。本当はもっと食べて欲しい所だけれど、母と二人で
「よくがんばったね。」
と声をかけた。
がまんがまん。まだまだ、がまんだ。