すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

ちょっと忙しかった休日

2009-03-01 22:03:44 | ひとりごと
 今日は休日だったが、どうしても今日でなければ都合のつかない担当さんのご家族とふたつ約束があった。午前中は仕事のつもりで、ついでにキヨちゃんをケアハウスに入居している昔なじみに会わせる段取りをした。こんな風に休みの日でもなければ連れていけないし、休みに職場に行くのは何だかしんどいので、こういう時しかない。
 キヨちゃんをおばさまの部屋へ連れていくと、昨日までちゃんと「すず」と覚えていたおばさまはまた
 「ア!たま子の母ちゃん」
と「たま子」に戻っていた。(ご存じない方は過去のブログへ)
 二人が昔話に花を咲かせている間に、一人目のご家族と会い、その後二人目の方と。二人目の方は施設主任とのカンファレンスになった。主任も夜勤明けでの対応である。おおざっぱな私には対応の難しい、とても細やかなそして知識の豊かなご家族で、緊張のしっぱなしだった。
 午前中に何とか仕事を終え、キヨちゃんを迎えに行った。ホームに入っている友人にも会いたいというので、誘導した。彼女には父の死を知らせていなかったので、キヨちゃんの報告で泣きながら
 「お前は何も言わんけん!」
と怒った。
 「おばちゃん・・・泣くと思うて。」
そう言うのが精一杯だった。
 お昼時には家に着いたが、タマ子のおばさまにバナナだ饅頭だといただいた私たちは、お腹がへるでもなく、せっかくのお天気に仕事しなけりゃ・・・と同意見。昼抜きでキヨちゃんはじゃがいもを植えに、私はシーツと毛布の洗濯、家の拭き掃除。こんなお天気のお休みでなければ出来ないのは、ベッドのマットレスも干すことだ。
 私の布団はくろべえのお陰でどうしても毛だらけになってしまう。洗濯して干してさらにコロコロテープで掃除する。すっきりしたシーツに干したての布団には、これまた私より先にくろべえが寝るのだから元の木阿弥である。
 拭き掃除をしていてびっくりしたのは花粉である。畳も床も真っ黄色だった。物干し竿ももちろん黄色いので、拭いてからでないと使えない。花粉症でなくてもちょっと引いてしまう。これは花粉症の人は大変だろう。
 2時半に遅めの昼食をとってから、キヨちゃんは墓参りに。私は干している物の片づけのために残った。
 忙しかったけれど、ちょっと満足。くろべえを押しのけてふかふかの布団で寝るとしようか。




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コメント (3)
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