すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

バラのある花屋・・・ってあたりまえか。

2009-03-30 21:30:44 | ひとりごと
 先日花屋さんに父のお供えの菊を買いに行った。お墓の分と仏壇の分。それから友人の家にも買った。彼女にはお昼をごちそうになったので、御礼に彼女の家の仏壇にも買ったのだ。
 その花屋さんでかわいいバラの花を見つけた。満開なので盛りは過ぎている感じだが、とてもかわいかったので
 「このバラおいくらですか?」
と聞いた。お花やさんは
 「う~ん。どうしようかなあ。100円にしようかなあ。」
と相談していた。どうやら盛りを過ぎているので値引きしてくれるらしかった。私は2本持っていたので、2本で100円でいいかなあという相談である。
 ところが、お花やさんは私の菊をまとめた後、バラの花を束にし始めた。そして
 「はい。差し上げます。」
と私に束でくださったのだ。
 「そうそう、欲しい人にはあげたらいいわ。」
お店の奥さんも笑顔でそう言った。
 「ちょっとへたってるけど、水切りしたり先を焼けばもつけん。」
 いくら盛りを過ぎているからって、ただでくれるなんて考えられない。この花屋さんは前にも、アレンジの残りの枝を
 「挿し木したらいい。」
と持たせてくれたことがある。
 バラのある花屋さん。慎吾ちゃんはいないけど素敵な花屋である。

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする