すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

方向音痴

2009-08-11 22:34:00 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは方向音痴である。実は私も地図は回していく方向に向けないと分からない。しかしキヨちゃんのはなかなか筋金入りである。
 以前友人を「まいて」レストランの厨房へ入った話は書いたが、そんな事がよくあるのだ。
 今日、東京から友達とお母さんが田舎に遊びに来てくれた。わずかな時間だったので、慌ただしくキヨちゃんに紹介し、私たちは田舎を少し回ってから駅周辺で時間を過ごした。(忙しい中ありがとう!!)
 キヨちゃんは今日は早めに街に出て買い物をし、店に預けてから整体に行った。終わるころに荷物とキヨちゃんを迎えに行く約束だった。
 店について買い物をもらって整体に行くと、硝子戸の向こうに両手に靴を持ったキヨちゃんが右往左往しているのが見えた。よくマンガでみる泥棒のようである。
先生に連れられて外に出ると、先生がにこやかに
 「いいですか~。入口はここですからね。隣はアパートですからね。」
と説明していた。
 どうやら着いた時入口が分からず、隣のアパートの入口を開けようとしていたらしい。鍵がかかっていても
 「きっちりしとるなあ。時間までは開けんのじゃ。」
と思っていたという。次々患者が来るのだからそれはないだろうとは思わない。施術を終えた患者さんが出てきて、やっと入り口が分かったらしい。そして帰りには出口が分からず、靴を持ってトイレの方へ行ったり治療室の方へ行ったりして、受付の人がたまらず爆笑したらしい。
 しかしである。靴を持っていたのである。靴は玄関先の靴箱に入れる。つまり靴を履いたらそこが出口である。どうやって迷子になるのだ。
 やはり恐るべしキヨちゃん。(ronraraashさん、次回は泊って是非堪能してくださいキヨちゃんワールド)。


ブルーベリー4日目。昨日の写真が暗かったので今日のほうが薄い色に見えますね。

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コメント (5)
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