すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

宗派色々

2011-01-22 19:14:32 | ひとりごと
 昨夜は会社の人のお母様が亡くなったので、お通夜に行ってきた。長く患っていて、随分前にかなり悪いと聞いていたので、随分頑張られたと思う。ご家族もよく看病なさった。
 今までも何度もお通夜には行っているが、昨日のお宅は神道だった。お通夜の晩からお太夫さんと言えばいいのか、神父様と言えばいいのか、先生と呼ぶべきか、とにかく「ご住職」ではない方がいらして、「祝詞」をあげた。
 仏式ならお顔を見せていただいて、口にお水をあげて帰ってくるのだが、榊を(玉串)お供えして音がしないように拍手を打つ。神道だから「仏様」ではなく「神様」になるのだ。この方の宗派の場合「氏神様」になるらしい。
 先生のお話があり(まさしく神父様のよう)、
 「私達の教えでは忌みごとは全くありません。死ねば魂は天に帰り氏神様となり肉体は地に帰るだけのこと。それは喜ぶべき事。死ぬ時にうろたえるのは信心が足りないわけで、その日を迎えるために日々努力しなければなりません(というようなことを・・・)。厄というのがありますが、厄年だからどうということはありません。喪中だからと忌みごともありません。明日はご葬儀と言う形をとりますが、お祝いと考えてください。」
 というような事を話されていた。宗派は色々あり信じる神様も色々だ。けれど、ポジティブシンキングでいいなあと思った。
 今日は親戚の法事だった。若いご住職は掛け持ちで忙しかったため、30分以上の遅刻。
 「お布施間引くか?」
とみんなで謗っていた。お昼のお膳は13時半くらいになり、遠くから来ていた親戚は慌しくうどんを掻き込んで帰路に着いた。
 その上、
 「来たついでだから・・・。」
と、節分までに各家を回って行う「お経要れ」を、一周忌の法事の後でちゃっかり済ませて「お布施?」を持って帰った。
 全く、宗派も色々である。

*追記。前述の宗派は「金光さん」と言うのだが、地元でも有名な宗派で大きな教会がある。名前もよく通っているが、キヨちゃんに昨夜の話をしたら
 「こんこうさんって、キツネ?」
・・・。そりゃ、コンコンじゃわ・・・。

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コメント (2)
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