雪かき

　今朝は起きると雪が15センチくらい積もっていた。これは雪かきしないと仕事にいけないぞと、キヨちゃんはスコップを持って雪かきを始めた。私もすぐに出たが、そこへ山の中腹あたりの人がお手製の除雪車（軽トラックの後ろにくの字型の板を熊手のように取り付けたもの）で、雪かきをしながら降りてきてくれた。お陰で雪かきはしなくてよくなった。
　でも、道が凍結しては困るので私は「塩まき」をした。所々に「塩化カルシウム」（かな？）を配ってくれているので、それを撒くのだ。しかし重くて大変なので、ちりとりに入れてはゴム手袋で道に撒いた。けれど、量が少ししか運べないので何度も往復が必要だった。
　会社に着くと、今度は会社でも雪かき。デイサービスは雪で中止となった。ヘルパーさんは、雪でも行かなきゃならないから大変である。せめて、道の雪をかいて応援する。
　ひとごこちついて席に着くと、あるヘルパーさんから電話。焦っている様子。彼女はすごい山間部なので
　「ああ、これは雪で遅刻しますとか、出られないので休みますって電話やな。」
とヘルパー室につないだ。
　ところが昼までには彼女は来ていたので、やっぱりヘルパーさんは雪でも休めないのだなあ、根性あるなあ・・・と感心していた。
　で、
　「大丈夫だったんですか？」
と声をかけると
　「えええ？？すずさんまで知っとる～。」
と言う反応。いやいや、私が電話取り次ぎましたけど？
　「大丈夫です。怪我もないです。」
？？？
　そんな返答だったので、よくよく聞くと、なんと雪で車が横転したのだという。しかも同乗者がいてシートベルトで車内で宙吊り状態だったとか。
　根性論じゃないでよ、病院行かんで大丈夫なんかえ？後から出るでよ～。

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