昨日、お風呂に入れた報告の電話をキヨちゃんにすると、とても喜んでくれた。
その電話で、
「さっきから、くりちゃんに何べんも電話するけど、出ん。」
と言う。
時間的に既に職場を出た後なので、多分運転中だろうと説明した。
「いやな、ほうれん草が美味しかったけん、お前に食べさせたかったんじゃ。」
キヨちゃんは、そう残念そうに言った。
「ありがとう。また次に貰うね。」
私はそう答えて電話を切った。
さて、ほどなくくりりんは病院に来てくれた。キヨちゃんから電話があっただろうと確認すると、くりりんは笑いながらこう言った。
「こっちについて、買い物するときに着信に気付いた。だから、すぐ折り返したんやけど、
『もしもし、お母さん、くりりんです。』
って言ったのに、
『こちらは○○ですが』
って言うん。多分聞こえないんやろから、もう一度
『お母さん、くりりんです。お電話頂きましたか?』
って言うたら、
『かけていません』
って言われちゃった。仕方ないから
『そうですか』
って切ったん。めちゃめちゃ他人行儀やったね。」
オレオレ詐欺にかかるよりはマシだが、不憫なくりりんであった。
その電話で、
「さっきから、くりちゃんに何べんも電話するけど、出ん。」
と言う。
時間的に既に職場を出た後なので、多分運転中だろうと説明した。
「いやな、ほうれん草が美味しかったけん、お前に食べさせたかったんじゃ。」
キヨちゃんは、そう残念そうに言った。
「ありがとう。また次に貰うね。」
私はそう答えて電話を切った。
さて、ほどなくくりりんは病院に来てくれた。キヨちゃんから電話があっただろうと確認すると、くりりんは笑いながらこう言った。
「こっちについて、買い物するときに着信に気付いた。だから、すぐ折り返したんやけど、
『もしもし、お母さん、くりりんです。』
って言ったのに、
『こちらは○○ですが』
って言うん。多分聞こえないんやろから、もう一度
『お母さん、くりりんです。お電話頂きましたか?』
って言うたら、
『かけていません』
って言われちゃった。仕方ないから
『そうですか』
って切ったん。めちゃめちゃ他人行儀やったね。」
オレオレ詐欺にかかるよりはマシだが、不憫なくりりんであった。