すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

使わないと、動かなくなる身体

2014-04-27 19:54:02 | ひとりごと
 入院して一番びっくりしたのが、筋力の低下や関節の可動域が小さくなること、そして平衡感覚の問題だ。
 平衡感覚は、初め35度しかベッドを起こせない状態から、僅かに15度挙げただけで酷いめまいがして、翌日は一日何も食べられなかった。徐々に起こして身体を慣らすのはその為だろう。車いすに初めて乗った時も、既に起きて平衡感覚が戻っていたにも関わらず車いす酔いをした。
 そして筋力低下。リハビリは早くから開始しており、自主トレも真面目にしていたので、PTからも太鼓判を押された状態だったが、それでも驚くほど下肢筋力は低下していた。さらに関節については、はじめて立った時、膝も足首もがくがくして痛みもあった。
 歩行練習を始めると、関節の他に足の裏やふくらはぎに痛みが出た。そして、歩行器などを支える手首にも痛みが出た。
 それらをクリアして、コルセットをすればフリーである程度の距離を歩ける状態となり退院したが、戻って最初にブログをパソコンから更新した時、新たな痛みに驚いた。何とキーボードを叩く指先がひどく痛んだのだ。
 人間の身体は使わないとダメだな・・・と思う。まだ正座も出来ないし、長い距離も歩けない。まだまだリハビリが必要である。

*甘えん坊に戻った子供たち。









にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする