すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

くりりん日記2

2014-04-04 06:47:46 | ひとりごと
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『うれしい寂しさ』

すずが事故で入院して1ヶ月。いっぱいこの「くりりん日記」で、すずのことを報告しなければならないと思っていました。
しかし、幸いにも早い時期にすずが「すずしろ日誌」を再開できたこともあって、僕の出番は必要なくなりました。

だから、久々の登場です。
みなさん、事故からちょうど1ヶ月を費やしましたが、すずに離床の許可が出ました。つまりは、ずぅっと一定の角度までしか(それもベッドの上限定なんですよ)起き上がることが出来なかったすずが、まだ車椅子を使ってではありますが、自分で何処へでもいけるようになったのです。

これからが、すずにとっては辛いリハビリの始まりではありますが、けして無理せず(頑張り屋さんなので少し心配してます)、かといって休まず(こちらの心配はないのですが)ゆっくり早く治してほしいです。

そういうわけで、毎日毎日病院から帰る前に、すずの歯磨きと洗顔のお手伝いをしていた僕ですが、今日からしなくてもよくなってしまいました。

ちょっと遠いところにすずがいってしまったような寂しい気持ちがします。子を持たないのであくまでも想像の域を出ませんが、きっと成長してゆく子供が手を離れてゆくのにも、このような寂しさがあるのかもしれませんね。

でも、ほんとに、こんなに嬉しいことはありません。

よかったね、すず

ゆっくりでいいから、しっかり治して帰っておいでよ
コメント (2)
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