すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

まだまだ元気なキヨちゃんで

2014-05-18 17:03:07 | うちのキヨちゃん
 今日は地域の臨時道作りだった。先日の台風並みの風の影響で、枯れ枝や枯葉が多量に落ち、車が枝を挟むなどもあり、また側溝にたまって水が溢れるのでその清掃作業を急きょ行う事になったのだ。
 しかし、くりりんは土日は休める仕事ではない。また私もまだ力仕事が出来ないので、キヨちゃんが出ることになった。
 働き盛りが二人もいて、80過ぎの年寄りに働かせるのも気が引けるが、今回は仕方がない。家の近くは風の後に3人それぞれ清掃を行っていたので、多少の体裁は保てているが、全般的にはかなりの作業が必要だった。
 朝、7時半からご近所5人で行う。私は下から作業をしてきた皆さんに、一時休憩の場を提供し茶などを出した。
 キヨちゃん以外はまだまだ若い方たちなので、作業ははかどったが、それでも休憩を2回して10時ころまでかかっていた。流石のキヨちゃんも、
 「疲れた。」
とそのまま横になった。
 最近私が炊事をすることで、
 「すずがしてくれると助かるけど、仕事始めたら母ちゃんもう料理ようせん気がする。」
などと弱音を吐く。無理もない。歳もとって面倒くさくなっていることもあるのだろう。しかし、ここはひとつ、まだまだ元気で頑張ってもらいたい。
 だから、炊事も時々キヨちゃんにしてもらう。大体キヨちゃんの方が美味しいのである。だから、昨日はキヨちゃんに焼きそばを任せた。
 今日は筍を貰ったので炊き込みご飯を作ってもらっている。私はおかず担当。

*ジャガイモとピーマンの味噌炒めと小松菜の煮びたし。


 くりりんには可哀想だが、今日は肉がない。今日は野菜の日と我慢して貰おう。
 仕事に頑張ったキヨちゃんは、くりりんに焼酎を買ってきてくれとリクエストした。晩酌は誰より強い。まだまだ元気なキヨちゃんでいてくれそうだ。

*キヨちゃんの丹精した花。


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コメント (2)
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