すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

短気な母子とのんびりくりりん

2015-03-14 23:59:39 | ひとりごと
 今日から4日間、くりりんは滋賀に行っている。元々、遠い所から長男なのに何も言わずに出してくれているヨリちゃん母さんを、2~3月に一度は訪ねたいと言うのがくりりんの意向だった。
 それについて、私は別に構わないのだが、キヨちゃんは面白くない。実際、それほど実家に帰るということは普通無い事である。休みもとれない。また、キヨちゃんにしても私にしても、くりりんを当てにしている事もある。
 くりりんにしてみれば、早めに言ってもらえたら出来る事出来ない事を判断して、キヨちゃんや私に伝えられると考える。そのくせ、自分はギリギリまで予定を言わないから、困るのだ。
 今回、お義父さんの命日の月でもあり、彼岸は無理でも少し帰って墓参りしたいと言うくりりんを、ちゃんと説明すればそれほど反対する話ではない。早めにキヨちゃんに話すように勧めたが、言い出しにくかったのかタイミングをはかっていたのか、昨日の夕方まで話さなかったくりりん。
 当然、キヨちゃんは烈火のごとく怒ったと言う。しかも、「命日」云々は後回しで、いきなり、
 「明日から滋賀に帰ってきます。」
が先行したらしく、怒るのも無理はない。
 我が家にしても彼岸前である。彼岸までに墓の掃除などすることがあり、彼岸は彼岸で墓参りもする。墓参り自体は仕事もしており、みんなと足並みは揃わないにしても、彼岸までに掃除して花くらいは供えたい。
 そんなこんなを、家族でしようと思っていたのだろうから、急に「明日」では何も出来ない。
 「だからね、早めに言っておけば違うのに。」
そう言うと、
 「同じでしょ。」
と言う。
 「違うよ。気持ちが全然違うよ。」
 くりりんはのんびりやだが、こういうところが困るのだ。そして性格は全く違って「短気」と「呑気」なのに、二人とも自分は言わない癖に相手が理解してくれると思いこんでいる。そして頑固だ。
 ふうぅぅぅ・・・・。

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コメント (3)
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