すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

貯金があると、ちょっと潤う??

2016-02-22 21:18:40 | うちのキヨちゃん
 昨日はお休みで、キヨちゃんとふたり茶畑に行った。イノシシ避けに(・・・は実際ならないのだが)リュウも連れて行った。
 作業は草取りと肥料と途中の道への除草剤である。肥料は20キロを3袋だが、とりあえず前に倉庫までは運んであったので、これを畑の中まで運んで、キヨちゃんがバケツに小分けしてちょっとずつ撒いた。
 私は草取りをしながら、木の根元の干肥えをよけて、キヨちゃんが肥料を撒きやすいようにした。朝はくりりんを送り出したり、洗濯を干してからだから、9時くらいのスタートだった。朝の天気予報では、午前中は良い天気ではないが、昼からはお天気になるというものだった。
 しかし、作業していてえらく冷えるな~と思っていたら、ちらほらと雪が。幸い大したことはなく、作業は続けられた。
 お昼はシャケと梅干しのお握りだけ。リュウも一緒に食べた。

   

 ようやく作業が終わったのが14時過ぎ。すっかり冷えてしまったので、家に帰るとまずお風呂を沸かして交替で入った。
 「今日はよう頑張ったなあ。ありがとう。すずも大変やったろう。」
キヨちゃんはそう言ってねぎらってくれた。
 それは夜も同じで、仕事から帰ったくりりんにも食事中同じ話をしていた。まあ、これには、
 「すずは頑張ったんだよ。くりちゃんも今度は手伝ってほしいな。」
という思いが入っているのだが、その裏をくりりんが読めたかどうか。
 しかし、こういう貯金があると、キヨちゃんはちょっと潤う。昨日は何かちょっとしくじっても笑いながらイジッてきたし、今日もそうだった。
 というのは、今日はとても仕事が忙しく残業になったのだ。しかも、本当なら20時は余裕で過ぎてしまう内容だったのだが、作業を明日に回して19時20分で仕事を終えて戻った。
 戻ってみるとくりりんだけが待っていて、キヨちゃんは既に寝ていたので、
 「ああ、しまった。また拗ねた。」
と思ったのだが、寝室に声をかけると、
 「お帰り。大変やったなあ。お疲れ様。母ちゃん一日仕事して疲れたけん、先寝るわな。ご飯食べて早う寝なよ。」
とねぎらいの言葉がかかった。
 うん、貯金があるとちょっと潤う。そしてこういう言葉があると、私もちょっと潤う。

にほんブログ村ここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする