すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

あっちゃ~~!!

2018-10-25 21:52:42 | うちのキヨちゃん
 今日は友人と夕飯だけ食べる約束だった。
 月末で仕事も忙しいので、お互い仕事終わりに1時間くらい食事とおしゃべりをする予定だった。当然お酒はなし。
 色々お互いあるので愚痴も出るだろうから、くりりんが一緒というわけにもキヨちゃんが一緒というわけにもいかない。なので、くりりんはくりりんで一人買い物と外食する事にした。そうすればキヨちゃんがくりりんに何を作ろうと気を揉まなくていいからだ。
 その話を二日ほど前からキヨちゃんに伝えていて、私は今朝は遠出する予定もあったので7時に出勤した。
 さて、リュウは朝くりりんが散歩した後は庭に出す。そして帰ってから裏につなぐのだが、最近日も短くなり、
 「お前らが帰るの待ってたら、可哀想。」
と毎日キヨちゃんがリュウを入れている。
 それが今日に限って・・・である。
 くりりんも私も油断していた。私はいつもどの道遅いので何なのだが、くりりんが仕事から直接出ると言う事を私も失念していた。そして、いつもならリュウを入れるキヨちゃんが今日に限って入れられなかった。
 仕事を終えて、会社を出てから暫くするとキヨちゃんから電話。
 「くりちゃんはどこにおるん!まだ帰らん!」
そこで、今日は別々だけど二人とも出掛ける事をもう一度説明すると、
 「母ちゃんリュウよう入れん!可哀想に暗いのにまだ外じゃ。母ちゃん今日は庭で2回も転んだ。」
とべそをかいて電話してきたのだ。
 大急ぎで家に戻る。いや、キヨちゃんの「転んだ」はさほど心配していなかった。これは構って欲しいキヨちゃんの常套句だ。勿論嘘では無く、転ぶ事も良くあるのだが、大抵は大事は無い。大体、歩けない、動けないと言いつつ、山に登ったり斜面での作業は止めても聞かないキヨちゃんである。
 とは言え、転んで怖くなったキヨちゃんが今日に限ってリュウを入れられなかったのは可哀想だった。私もくりりんが一旦戻ると思い込んでいたので、手抜かりだった。くりりんに電話したものの、当然私の方が仕事が遅かったので、既にくりりんは出掛けた後だったのだ。
 リュウはいつでもくりりんかキヨちゃんが入れてくれるのに、暗くなっても誰も来ないのですっかり拗ねていた。謝りながら連れて入ったがご飯も食べず小屋にこもり、呼んでも出てこない。仕方ないので、とりあえずキヨちゃんに声か掛けて出掛けた。
 食事はメインにスープ、サラダ、アイスクリーム、コーヒーが付いて1500円。

     

 愚痴もあるが、結局楽しい話をして戻ってきた。
 帰ってからリュウを観に行くとご飯は食べていたので、おやつをあげて暫くよしよししておいた。
 明日、キヨちゃんにもごめんなさいしなくちゃ。

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コメント (3)
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