すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

土砂降り、キヨちゃんの機嫌も土砂降り

2020-07-07 20:36:20 | うちのキヨちゃん
 雨が続いている。昨日はくろべえの3日目の通院だったので、1時間早く休みを貰ってくりりんと出掛けた。雨がずっと続いているので、心配したキヨちゃんは、
 「今日は行ったらいかん。」
とくりりんに言ったらしい。
 もっとも私が帰った時にはそれは言わなかったので、何も知らずに私はくりりんとくろべえを連れて病院へ。何とか点滴液の皮下注射の指導を受けて、10日分の点滴セットを貰って帰った。1日1回50ミリリットル注射するのだ。

     


 点滴も3日目になると、目に見えて元気になってきた。3日前に2週間ぶりにウンチ君が出た後、昨夜もウンチ君が出た。そしてちょっぴりだが缶詰も食べ、ものすごく久しぶりに自分で顔を洗った。

     

 くろべえが少しずつ良くなるのは嬉しい。しかし、キヨちゃんの心配は尽きない。くろべえに加えて雨の心配もするので、今日はなるべく家にいてとくりりんに頼んだ。
 くりりんもそのつもりだったが、携帯の不具合からスマホを替えたので、どうしても店には行く必要があった。キヨちゃんにそのことを伝えると、
 「じゃあ、買い物もしてきて。」
と言っていた。くりりんに帰宅時間を確認すると、
 「13時過ぎかな。」
と言っていたので、メモしてキヨちゃんに渡した。
 まあ、これがそもそも間違いだったのだ。キヨちゃんはキヨちゃんで自分のタイムスケジュールで無いと納得しない。くりりんはくりりんで、のんびりさんで言った時間に戻れない。端から時間をサバ読んでおけば良かった。
 結局くりりんは予定より2時間遅れ、心配したキヨちゃんの怒りスイッチが密かに入っていた。
 そこへ私の帰宅。言っておくが残業はしていない。
 「ただいま。」
と言ったか見たかで、
 「もう!ちっとは家の事も考ええよ!今日の雨は凄かったんぞ!母ちゃんのくるぶしまで水が流れてた。」
とマックスで怒られた。
 私の仕事を何だと思っているのだ。逆に出勤中に被害などあったら帰れないような職場である。ま、これは「親とどっちが大事だ!?」という問答になるので話題にしない。
 それより雨の中を外に出たらしい話の内容に、危険であると注意すると、矛先がくりりんに向いた。雨の勢いが凄く、雨どいが詰まったのだろうと思ったキヨちゃんは、くりりんに見て来てと言ったらしい。とは言え、大雨の中観に行くような事でもないし、(詰まっていれば確かに困るが、それで家が崩壊する事は無い)それこそ雨の中は危険なので、
 「雨が止んでから観ます。」
と言ったらしい。それが気に入らない。
 まあ、原因は頼まれて買って来た焼酎を私が戻るまでに飲み、出来上がっていたのだ。最近は昼に飲むといけないので、私のいない時間は片づけているのだが、今日はくりりんがお使い頼まれて渡したので、速攻飲んでいたのだ。
 で、結局私と喧嘩になる。仕舞にどくれてふて寝した。疲れる・・・。
 くりりんに手伝ってもらってくろべえに注射。先生にくろべえを支えてもらっての注射は案外スムーズだったが、二人ともが素人だと、後くろべえも徐々に力も出ているので、3回ほどやり直した。ごめんね、くろべえ・・・。
 何だかんだ、思う所はあるが、本当に私がこの仕事を続けるのは限界だなと、最近つくづく思う。精神的にもたない。キヨちゃんではないが、やはり自分の親の世話を優先したい。
 とは言え・…とは言え・・・。


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コメント (3)
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